無職で少額アフィリエイト収入のみだった私が住民税申告もれてた話。申告書の書き方&アドセンス明細の出力方法を解説。

こんにちは。

つい半年前まで無職でした~…あやぞぅです。

(今は再就職してます)

前職を退職してからの1年4か月、無職でアルバイトすらせず、あるのはブログから得られる微々たるアフィリエイト収入だけだった私ですが、

収入も少ないし、確定申告しなくて良いだろうと判断したら、

しばらくたって、住民税の申告依頼通知が来て、めちゃくちゃ慌てた~ということがありました。

つい先日の話です(^^;)

正直最初はよくわからなかったのですが、いろいろ調べて、なんとか期限内に住民税の申告書を提出することが出来ました。

…という訳で、今回のテーマは、

少額の収入しかない無職アフィリエイターはどのようにして住民税申告をすれば良いのか?

です。

・確定申告しなくて大丈夫!と思っていた私の顛末

(なぜそう思ってしまったか、本当は何をやるべきだったか)

・実際にどのように住民税申告をすれば良いか

(申告書の書き方&アドセンスなどアフィリエイト収入の明細の出力の仕方)

などについてまとめました。

半分、自分用の覚書的なものではありますが~…

誰かの役に立てば幸いです。

では、どうぞ~

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住んでいる市町村から、こんな封書が届いてビックリ。

あれは、7月上旬のこと。

住んでいる市町村からこんな封書が届きました。

右側がちょっと切れてしまっていますが、要するに、

役所

平成30年度の収入の申告をしてないから、平成31年度の市民税・都民税の税額が決められないよ!

役所

平成31年度の課税額を決めるから、平成30年度の収入を申告してね!

ということでした。

↑こーんなイラストにすると緊迫感ないですが、

この書類が届いた時、私はかなりビックリしました。

え、収入が少ない場合は、確定申告不要で、

税金関係はOKなんじゃないの??

と思ったからです。

税申告もれになりかけた原因は、『年収20万円以下なら確定申告不要』という情報を誤ってとらえたから。

そもそも、私はその前年の平成29年度(2017年度)の収入については確定申告していました。

私が前職を退職したのは平成29年(2017年)9月なのですが、

その年の1月~9月までは会社員としての収入があったからです。

会社員だと源泉徴収で済むけど、会社辞めたら確定申告しないとね!

そう思い、いろいろ調べ、翌平成30年(2018年)の3月に確定申告をしました。

で…時は流れ、その1年後…

平成31年(2019年)の3月になった時にも

今年も確定申告しないといけないんだよね??

と思ったのですが…

またもや、ネットで調べてみたところ、こんな情報を発見。

それは…

前年の収入が20万円以下の人は確定申告をする必要がない

というものでした。

この情報に、

年収20万円以下なら確定申告しなくて良いんだな~

ということは、今年はしなくても良いはず。

と思い込んだ私。

でも、これが間違いだったのです…

前年の収入が20万円以下の場合、確定申告はしなくても良いけど、住民税の申告は必要!

前年の収入が20万円以下の人は確定申告をする必要がない

今年、私が確定申告をするかどうか悩んだ時に知った、この情報。

実はこの情報は半分は本当で半分は間違いでした。

今回住民税の申告通知が来て、改めて調べたところによると、正しくはこうでした。

前年の収入が20万円以下の人は確定申告はしなくても良い

ただし、確定申告をしないなら、別途住民税の申告は必要!

以下、所得がないor少ない人にとっての確定申告&住民税申告に関して、

調べてわかったこと~

(ググりまくりました)

所得がないor少ない人にとっての確定申告&住民税申告

・確定申告=所得税を決めるためのもの。税務署に届け出る。

所得がないor少ない(年収20万円以下)の場合は、確定申告はしなくても良い。

(所得税はかからないから)

所得がないor少なくて確定申告をしなかったとしても、住民税の申告は必要。

住民税の申告=自分の住んでいる市町村に「市民税・県民税申告書」を提出。

・住民税の申告の期間は、2月1日~3月15日。

・所得がないor少ない人(年収20万円以下)でも、義務はないけど、確定申告することは可能。(税金の還付がある場合もあり、した方が良いケースも。)

確定申告をしていれば、別途住民税の申告は不要。

(確定申告のデータが税務署から市町村に転送されるため)

いろいろ調べて、改めて思いました。

考えてみたら、どこにも何も申告しなくて、税金関係がOKな訳ないよね…

どこかで働いてる訳じゃないんだし、『収入が少ない』っていう事実を知ってるの、自分だけだもんね~…

本当に、今も改めて思いますが、なんでもっとよく調べなかったんだ…と思います。

ちなみに、私の状況は以下のような感じでした。

(なんとなく意味はないけど、図にしてみました)

平成30年(2018年)の1年間について、丸々未申告です(笑)

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市民税申告書の書き方&アフィリエイト収入はどう書いた?

そんなこんなで、役所からの書類が届いたことで、去年1年間について未申告だったことに気付いた私。

早速、同封されていた市民税・県民税申告書を記載し、申告することに。

でも、どうやって書けば良いの?

唯一の収入はアフィリエイト収入だけど、どうやって証明するの?

証明するものとかいる??

…という訳で、またもやググりまくりました。

そして、得た情報をまとめると、以下の通りです。

アフィリエイト収入がある人の住民税申告の仕方

①自分が得たお金を『収入金額』、自分が得た利益(収入ー経費)を『所得金額』として申告する。

②アフィリエイトで得た所得=雑所得として申告(※少額+事業性がない私の場合)

③前年中の収入・経費を証明出来るものも提出が必要。

④社会保険料控除、生命保険料控除なども受けられる。

⑤マイナンバーの記載&身元確認&番号確認などが必要。

以下からは、①~⑤を詳しく説明しつつ、実際どんな風に住民税申告を行ったか、書いていきたいと思います。

ちなみに、ネットでダウンロード可能だった、神奈川県川崎市の市民税・県民税申告書を例にして説明して行きたいと思います。

川崎市:市民税・県民税(個人)申告書

①自分が得たお金を『収入金額』、自分が得た利益(収入ー経費)を『所得金額』として申告する。

住民税申告では、自分にどんな収入がいくらあったか申告する訳ですが、

申告書には、『収入金額』『所得金額』という欄があります。

これがちょっとわかりにくいのですが、

アフィリエイターの場合は、

収入金額の欄・・・アフィリエイトで発生した金額(入ってきた金額)を書く

所得金額の欄・・・収入金額ー経費を書く

という形でOKです。

上の図で、赤で囲った部分が収入金額の欄、青で囲った部分が所得金額の欄です。

ちなみに、経費というのは、ドメイン代、サーバー代、ネット通信費などといったものが入ります。

他にも、PC代、アフィリエイト関連書籍代なども…

実は私はアフィリエイト収益自体がかなりの少額なので、ちょっと面倒になり、経費の計上はしていません。

(つまり、収入金額も所得金額も同じ額を書きました)

また、どこまで経費にして良いのか?は諸説あるようなので、ここでは割愛します。

気になる方はググって下さい(^^;)

②アフィリエイトで得た所得=雑所得として申告(※少額+事業性がない私の場合)

収入金額の欄、所得金の欄は、さらに細かく分類がされています。

事業所得、不動産所得、給与、雑所得・・・etc

アフィリエイトで得たお金は何になるのか調べたところ、

事業所得雑所得になります。

事業所得となるか雑所得となるかは、収入金額などで明確に線引きされている訳ではありませんが、

いろいろ調べた結果、

●事業性がある、継続的にある程度の収入がある、個人事業主として届け出ている
事業所得

●事業性がない、継続的に収入がない、個人事業主として届け出ていない
雑所得

という見解が一般的なようでした。

私の場合は、もう明らかに少額で事業性はない状態だったので、雑所得として申告しました。

ちなみに、大手ASPのA8.netのウェブサイトも参考になりますので、こちらもどうぞ。

アフィリエイトで得た所得の確定申告について

③前年中の収入・経費を証明出来るものも提出が必要。

収入金額、所得金額を書けば申告OK?と思いきや、証明するものも一緒に提出しなければなりません。

給与がある人は源泉徴収票、不動産所得がある人は収入や経費がわかる帳簿等…などですが、

アフィリエイトの場合は…?

これも、いろいろ調べて、以下わかったこと

『収入を証明出来るもの』の提出の仕方

①振込ベースではなく、発生ベースで計上。

②Googleアドセンスに関しては、収益の明細を提出。

③A8.netに関しては、振込レポートを提出。

④楽天アフィリエイトに関しては、ポイントであるため、申告せず。(※諸説あり)

ちなみに、確定申告の場合は、収益がわかる明細の提出は義務付けられていません。

それを踏まえると、確定申告不要でも住民税の申告が必要な以上、確定申告をするという方が良かったのではないかなと思いました。

①振込ベースではなく、発生ベースで計上。

振込された時点で収入になるのではなく、収益が発生した時点で収入になるという形でカウントするということです。

ただし、収益が発生した段階で無効クリック分が計上されていない場合(A8.netなど)の場合は無効クリック分が計上された状態の収益を採用します。

②Googleアドセンスに関しては、収益の明細を提出。

Googleアドセンスの収益の明細の表示の仕方は以下の通りです。

お支払いをクリック

ご利用履歴表示するをクリック

過去3ヶ月分前年をクリック

(過去3ヶ月分を表示している状態から前年分を表示している状態へ)

すべて収益をクリック

(すべてを表示している状態から収益を表示している状態へ)

こう進んでいくと、前年1年分の収益が表示されます。

下の図↓

画像には映っていないですが、1年分がずらーっと掲載されている状態になります。

私はこれを普通に印刷し、申告書を一緒に提出しました。

(ネットでは、CSVで出力して…などといった情報もありましたが、わかれば別になんでも良いんじゃないかなと思います。)

なお、収益が記載されている画面にはなりますが、『無効なトラフィック』(クリックされたけど無効だった分)も入っているので、

申告書に記載する際はその分は引いて算出します。

①ー②=各月の収益

ということです。

③A8.netに関しては、振込レポートを提出。

え、振込ベースで計上するのに、なんで振込レポートなの?と思うかもしれませんが、

A8.netの場合、他のレポ―トでは直近の1年分しか表示されないため、

前年分が表示される振込レポートを提出することとしました。

A8.netの振込レポートの表示の仕方は以下の通りです。

レポート振込レポ―ト をクリック。(画面左上)

②表示期間の部分で、申請する年を選択。

こう進んでいくと、出てくるのがこのような画面。

この状態で、対象年月に着目し、成果報酬額・税込の記載されている金額で計上します。

赤で塗りつぶしている部分ですね。

この画像の場合は、赤で塗りつぶしている部分は2018年10月に発生した収益ということになります。

注意点としては、あくまで振込レポートですので、2018年分には2018年11月と12月に発生した収益は掲載されていません。

2019年分も表示し、印刷・提出する必要があるので、それだけ忘れないようにしましょう。

④楽天アフィリエイトに関しては、ポイントであるため、申告せず。(※諸説あり)

楽天アフィリエイトに関しては、ネットで調べた限り、諸説あるようでした。

・ポイントなので、計上しなくて良い

・ポイントだけど、計上しなければいけない

・ポイントなので発生した時点では収益に該当しないが、利用すると金銭とみなされるので計上が必要

などなど。

いろいろ考えたのですが、

私は3番目の説を取りました。

ポイントだけど、利用していなかったので、計上しない形で。

このあたりは自己責任でお願い致します。

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④社会保険料控除、生命保険料控除なども受けられる。

通常の確定申告と同様に、住民税の申告でも、社会保険料控除、生命保険料控除などは受けられます。

社会保険料控除…自分が支払った健康保険料や公的年金に関する控除

生命保険料控除…自分が支払った生命保険に関する控除

ですね。

実は私はめんどくさくて申請しませんでしたが…(笑)

(年金は免除にしていて、健康保険料は世帯主が払っていて計上出来ないせいもありますが…)

ですので、詳しくはググってみて下さい。

⑤マイナンバーの記載&身元確認&番号確認などが必要。

住民税を申告するには、マイナンバーや本人確認書類(免許証など)が必要です。

役所から届いた書面には、以下のように書かれていました。

・記載されたマイナンバーの持ち主であることの確認(身元確認)

・正しいマイナンバーであることの確認(番号確認)

わかりにくいですが、簡単にまとめると、

マイナンバーカード(個人番号カード)がある

マイナンバーで身元確認も番号確認も出来るので、マイナンバーカードのコピーを提出するだけでOK。

(窓口で申告する場合は、マイナンバーカードを持っていくだけでOK)

マイナンバーカード(個人番号カード)がない

番号確認が出来るもの+身元確認が出来るもののコピーの提出が必要。

(窓口で申告する場合は、それぞれ持参)

ちなみに、

番号確認書類…通知カード(制度が始まった時に送付されたもの)マイナンバー記載の住民票

身元確認書類…免許証、健康保険証、パスポートなど

です。

郵送の場合、申告書と合わせて同封が必要です。

まとめ

以上、無職で少額アフィリエイト収入のみだった私が住民税申告もれてた話(&申告書の書き方&アドセンス明細の出力方法)でした。

同じような人がもしいたら、何か役立てば幸いです。

読んで頂いてありがとうございました。

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