【感想】ドラマ・映画『架空OL日記』を今更見たら面白かった。

こんにちは。

先日、ネットフリックスで、『架空OL日記を見ました。

(引用元:『架空OL日記』公式Instagram

あやぞぅ

バカリズムさん原作で、ドラマ&映画にもなった作品です。

かなり面白かった!

架空OL日記 Blu-ray BOX

新品価格
¥12,178から
(2024/9/13 21:31時点)

あまりに面白かったので、ドラマも映画も一気見しました。

ドラマは2017年、映画は2020年なので、最近の作品という訳ではないのですが、本当にあまりにも面白かったので、感想を書きたいと思います。





『架空OL日記』とは?

バカリズムさん原作の作品。

もともとバカリズムさんがOLになりきって架空の日常をつづったブログ『架空升野日記』というものがあり、それが書籍化され、ドラマ化もされ、映画化もされた、というものだそうです。

あやぞぅ

OLになりきって?架空ブログ?

斬新すぎてスゴイ(笑)

ちなみに書籍はこちらです。

架空OL日記 1 (小学館文庫)

新品価格
¥583から
(2024/9/12 09:36時点)


ブログだったという架空升野日記、確認してみたらなんと今も残っており、見ることができました!

少しだけ読んでみたのですが、読み入ってしまいました…

ドラマ化や映画化はだいぶ後の話なので、そういうことを念頭に置いて書いたものじゃないってことだよねー…狂気(笑)

本当にその辺にいるOLが書いたようなブログなのではないかと思わせる内容&文章なんですよね。

それでいて、ドラマや映画を見た時に感じたのと同じような面白さもあり…

いろいろな意味ですごかったです(笑)

とある銀行の練馬にある支店に勤めるOLの「私」と、その職場の人たちの日常などを描かれている同作品。

個人的には銀行が舞台になっているというのもちょっと面白かったポイントかもしれません。

私自身が元銀行員なので。

…という訳で、ここからは私が思う『架空OL日記』のおもしろポイントを紹介します。

【おもしろポイント①】バカリズムさんが演じる「私」が違和感なさすぎる。

24歳のOLの「私」と、その職場の人たちの日々が描かれている同作品。

「私」を演じているのはバカリズムさんで、その他の登場人物の同僚などは全て女性の俳優さんが演じているのですが…

バカリズムさんが違和感なさすぎて面白かったです。

服装こそ女子っぽいものの、髪やメイクなどは女性のそれではなく、バカリズムさんそのままって感じなのに。

女性たちに何も違和感なく混じってOLしてる。

…ほんとすごい(笑)

違和感がない理由を考えていたのですが、会話に重心が置かれた作品だからかなと思います。

話してる雰囲気・内容が、20代のOLのそれっていう感じがするんですよねー

この作品は見てると会話に引き込まれちゃうんだけど、バカリズムさんの話し方は、20代OLとして何の違和感もないように思います。

それでひっかかりなく見られるのかなと。

でも…

ずっと見ているとふと、『これ、バカリズムさんだよな?』と思い出す瞬間もあって、それがちょっと面白かったりします。

【おもしろポイント②】登場人物がリアルすぎる。

登場人物がかなりリアルで、これも大きな面白いポイントの1つです。

あやぞぅ

うわぁ~…こういう人いるよね!のオンパレード(笑)

ふわふわしてる後輩のサエちゃん

同期で仲良しのマキちゃん

男前で頼れる先輩の小峰様

風紀委員みたいな雰囲気のちょっと年上の先輩・酒木さん

面白い雰囲気を醸し出しちゃってる後輩のカオリン

うざい副支店長

同じ課にいる謎行動をする男性行員(たぶん内部役席)

超できる人オーラ放ってる女性の課長

良い人だけどちょっと変わってるパートさん

…etc

本当にリアルすぎました。

うわぁ~こういう人いたな!こういうことあったな!と思いながら、ずっと見てた(笑)

特に、後輩のサエちゃん、先輩の小峰様&酒木さんは、あるある人物すぎて…

自分が実際過去の職場で一緒だった人の顔が思い浮かびました。

それも1人じゃなくて複数人。

あるあるが散りばめられてる作品ってほんと面白いですよね。

【おもしろポイント③】登場人物の会話が面白くて引き込まれる。

おもしろポイント①でも書きましたが、この作品は会話劇だよなと思います。

で、その会話がとにかくめちゃくちゃ面白い。

基本くだらないことで盛り上がるのがOLというものだと思うのですが(偏見?)、その感じが非常にリアルであり…

それでいて、現実で自分(たち)がしゃべっていそうなことよりも面白レベルが高い会話が繰り返されるので、ほんと引き込まれるんですよね。

これは内容書くまでもないので、実際に見て面白さを感じて頂きたい!

全話にわたり面白いですが、会話が特に好きだなーと思ったのは、

ハロゲンヒーターが壊れて騒ぎになるシーン(1話)

眼鏡からコンタクトに変えた副支店長をロッカー室でみんなでこき下ろすシーン(2話)

などですかねー

あやぞぅ

女性同士の会話の再限度高い…バカリズムさんの観察眼すごいな。

【おもしろポイント③】銀行特有?女性の職場特有?の雰囲気が超出てる。

これも①②と近い話ではありますが、銀行特有?女性の職場特有?の雰囲気がものすごく出まくっていて、それが超面白かったです。

これも説明するのが難しいので、とにかく全話見て頂きたいのですが、

酒木さんが冷蔵庫の中を整理するシーン(4話)

お昼休み後におしゃべりしながらみんなで歯を磨くシーン(何話かは不明、いくつかあり)

トイレットペーパーを変えてるのが自分ばっかりだという話するシーン(4話)

支店長がいないから副支店長と男性役席が張り切って早く支店を締めようとするけど…というシーン(9話)

このあたりはもうあるある過ぎて腹抱えました。

あやぞぅ

超くだらないことが重大事件になるあの感じ…女の職場ならではのあの空気…(笑)

ただ、このドラマの良いところは、女子行員がみーんな仲良しなところ。

超くだらないことが事件になるけど、基本は、VS副支店長(男)、VS男性役席、という構図であり、女性特有のネチネチした人間関係は描かれていないので、安心して笑って見られます。

(ある意味、そこだけはリアルではないかもしれない…現実だとこうはいかない…)

で、それとは逆に副支店長や男性役席への裏での扱いはひどいという…

ちなみに、リアルだリアルだと散々書いたけど、私が見てきた世界とはちょっと違うかなーというところも結構ありました。

仕事終わった後に同じ支店のメンバーで年中ご飯に行ったり、一緒にジム通ったり、最寄り駅で待ち合わせして支店まで一緒に通勤したり…とかはなかったもんな。

それも2、3人でとかならわかるけど、2年目~10年目くらいの先輩まで5、6人でわいわいしてるのはなかなかねー…

こんなに仲良しの職場だったらいいのになーと、ちょっと本気で思ったりもしました。

まとめ

以上、『架空OL日記』の感想&おもしろポイントまとめ、でした。

最後になりますが…この記事を書きながらブログもチラホラ読んでみたところ、ブログもかなり面白い…!

リアルだリアルだと散々書いたけど、ドラマ・映画以上にブログのリアリティーがすごくて、本当の20代OLが書いてるんじゃないかと錯覚しそうになるくらいでした。

ブログも面白いということは…まとめられてる書籍も面白いと思うので、近いうちに読みたいと思います。

(余談ですが、リアルすぎたので、もしかしてバカリズムさん元銀行員だったの?と思ったのですが、そういう経歴はないようです。銀行員の彼女や友達でもいたのかな…)

読んで頂いてありがとうございました。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. tmizu より:

    バカリズムさんがOLになりきるという設定が面白いですよね。今回の記事を読んで、改めて見てみたい気持ちが強くなりました。

    • あやぞぅ より:

      >tmizuさん
      コメントありがとうございます。
      ほんとにそうですよね、男性のお笑い芸人がOLになりきるなんて普通は考えないですよね(笑)
      面白かったので、是非見てみて下さいー