NHKのEテレで放送されている番組、『ねほりんぱほりん』を知っていますか?
(出展:http://www4.nhk.or.jp/nehorin/#
ねほりんぱほりんHPより)
『ねほりんぱほりん』とは…
番組HPの番組情報から引用しますと、こんな番組↓
「顔出しNGの訳ありゲストはブタに、
聞き手の山里亮太とYOUはモグラの人形にふんすることで
「そんなこと聞いちゃっていいの~?」
という話を“ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。
作りに作り込んだEテレお得意の人形劇と、
聞いたこともないような人生の“裏話”が合体した
人形劇×赤裸々トークをお楽しみください!
(引用元:www4.nhk.or.jp/nehorin/ ねほりんぱほりん|NHK)
毎回様々なテーマで集められたゲストが、顔を出しては話せないようなヤバイ話を聞かせてくれる…そんな番組です。
ゲストが喋ってる内容が興味深くて面白い~というのもありますが、聞き手のYOUさん&山ちゃんの合いの手や返しが絶妙で見てて楽しい番組なんですよね~
あとは、人形劇の人形たちがかわいい&作り込まれてる(現実のパロディーが秀逸!)なのも見所だったりもします。
そんな『ねほりんぱほりん』を、私は少し前から毎週欠かさず見ているのですが、2018年2月7日(水)の『ホストに貢ぐ女・前編』を見ていて、ハッと大きな気付きがありました。
今日はそのことについて書いてみたいと思います。
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目次
『ねほりんぱほりん』の『ホストに貢ぐ女・前編』のおおまかな内容
2018年2月7日(水)のテーマは『ホストに貢ぐ女』
あまりにもトークの内容が濃かったため、前編後編に分けて放送されることになったそうで、その前編の放送でした。
Eテレでねほりんぱほりん「ホストに貢ぐ女・前編」はじまった!!!!! #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/7Iv0slqkM8
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) February 7, 2018
番組の内容の一部は、ねほりんぱほりんの公式HP内のブログ(ねほりんブログ)に、テキストでもまとめられているので、こちらもご覧下さい。
番組には、10代、20代、30代の女性(30代の女性は専業主婦)が出てきて、ホストクラブにハマる実情やホストやホストに貢ぐ女たちの裏話について語っていました。
・ホストクラブに初めて来店した際は複数人のホストが接客、2回目の来店では1人を指名し、その後は指名ホストを変えることは出来ない。(指名したホストは『担当』と呼ばれる)
・その月一番売り上げに貢献してくれたお客さんは『エース』と呼ばれる。
・その日の売り上げナンバー1のホストは営業時間の終わりに歌を披露。『ラストソング』(略して『ラスソン』)と呼ばれ、その売り上げナンバー1ホストにその日一番お金を使ったお客さんはホストのとなりでドヤ顔で歌を聞くことが出来る。
・枕営業もある。
などなど…
知らない話もなかなか多くて興味深かったです(笑)
特に、担当制があるっていうのは意外でしたねー
指名ってその都度変えられるんだと思ってましたし。
ちなみに、私、ホストクラブに行ったことはありませんし、行きたいと思ったことも特にありません。
ホストクラブに通う金額がケタ違いで(4年で1億とか!)ゲストで出てきた10代と20代の女性は風俗店に勤務してその費用を捻出しているという話もありました。
(ちなみに、30代の女性は独身時代の貯金だそう)
それだけのお金を費やして、ホストから受け取れる見返りは…
一言で言ったら、姫扱いしてもらえること。
また、ホストにハマる心理としては、
・一度担当が出来たら、担当を応援してあげたくなる
・お金を使い、エースになるor担当のラストソングに貢献することで満たされる承認欲求(ホストの横でドヤ顔出来るそう)
ということだそうです。
うーん、正直、私はあんまり理解出来ないなーと思いましたね(笑)
世の男性はなかなかしてくれないことをしてくれるのが、ホスト最大の価値!
そんな感じで、ホストに貢ぐ人の気持ちが全くわからないなーと思った私ですが、1つだけハッとした部分が。
それは…
「主婦だろうが一生お前は女だし、俺にとっては女としか見れないから」という究極のセリフを関係性があまり出来ていない序盤のうちに言われてグッときた、というエピソードを聞いたYOUさんのこの言葉。
「そういうことを普通の日本の男の子ができなさすぎる。彼氏や旦那が日々やってくれたら逆にホストクラブとか成立しないわけよ」
(引用元:www.nhk.or.jp/nehorin-blog/100/290071.html ねほりんブログ)
【ホストに貢ぐ女・前編】7(水)23時放送分、先ほど完成しました!取材に行った男性ディレクターすらもほれさせた、ホストの魅力。YOU「そういうことを普通の日本の男の子ができなさすぎる。彼氏や旦那が日々やってくれたら逆にホストクラブとか成立しないわけよ」 #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/ehhWG4jfEl
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) February 5, 2018
いやー、ホント、そうですよね。
甘い言葉をささやく、姫扱いする、大事にされてる感を感じさせる…
ホストがやってることはそんなに難しいことでもないと思うのです。
(まぁ、それをイケメンがやる、というところに、高付加価値がついている気もしますが)
でも、行動レベルで考えたらそれほど難しくないことでも、出来る男性って世の中にそうそう多くはない。
だから、ホストクラブは成立するし、ハマる人も出るんだよね~という、そんな話だったのでした。
それを聞いて、私はなんだかハッとしました。
世の中の男性が出来ないこと・してくれないことをやってくれるのが、ホスト最大の価値なんだなということに気付いたからです。
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人間関係においても仕事においても、根幹にあるのは『相手を喜ばせること』
また、当たり前のことかもしれないですが、人間関係においても仕事においても、『相手を喜ばせること』がとても重要なことなんじゃないかということも改めて感じました。
『仕事の基本は人を喜ばせること』『商品やサービスの提供を通じて人を喜ばせることによってお金を得ることが出来る』なんて、よく聞く言葉な気がしますが、働いているとそれを意識する機会が少なくなっていく…
これって意外とあるあるではないでしょうか?
私自身がそうでした。
私の場合は、相手に喜ばれることがわかりやすい接客業であったにも関わらず、働き続けるうちに、『相手を喜ばせることが基本』ということを忘れてしまっていたような気がします。
(事務と接客と両方やってたせいもあるかもしれませんが…)
また、人間関係を円滑にする上でも、当然のことながら相手を喜ばせることは重要です。
夫婦でも友達でも会社の人間関係でも…自分を喜ばせてくれる相手、自分を大事にしてくれる相手に対して悪い気持ちになる人はほぼいません。
でも、やっている人・出来ている人のなんと少ないことか…
私も勿論出来ていない1人です。
というか、人間関係においては、長く付き合うにつれて『相手を喜ばせる』という視点自体がすっぽりと抜けてしまいがちなんだよなーと思います。
付き合い始めた頃はそうじゃなかったりするのに。
『出来そうで出来ないけど需要があることをやる』そこに大きな価値がある
また、前述のホストの話を聞いていて、『出来そうで出来ないけど需要があることをやる』ということに大きな価値があるんだなーということにも気付きました。
仕事に関しても人間関係においても。
そして、その中には、世の中の人にとって出来そうで出来ないだけであって、自分にとって実は簡単だということもあるんじゃないかなとも思います。
それを見つけていくことが出来れば、自分で仕事を作ってお金を得ることが出来たり、自分が好きだなーと思う人と良い人間関係を作ることが出来たりするのではないかなと思います。
まとめ
以上、『ねほりんぱほりん ホストに貢ぐ女・前編』を見た感想&気付きについてでした。
ちなみに、後編は2018年2月14日(水)午後11時より放送予定です。
【14(水)ホストに貢ぐ女 後編】次回予告をアップしました!“金とひきかえの愛”にこだわる、意外なわけとは・・・本編はまだできていません。きっとこの3連休のどこかで完成するはず・・・皆さまはしっかりお休みください https://t.co/htmf7FRjnO #ねほりんぱほりん
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) February 9, 2018
後編も楽しみですね~
ちなみに、『ねほりんぱほりん』については、本も出てるみたいです。
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いろいろなテーマで語られた番組についてまとめられているだけでなく、制作秘話やおまけもあるとか…
NHKの一番組で本出るってすごいですね。
さらに、カプセルトイも出る予定だそうです。
(2018年4月発売予定)
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あの人形たち、かわいくて結構好きなので、カプセルトイはちょっと気になるかも~と思ました。
それにしても、ホントに人気なんですね。
次回の『ホストに貢ぐ女 後編』でも、深い気付きがあったらまた記事にしたいと思います。
読んで頂いてありがとうございました。
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