ふるさと納税で災害支援のお金を送った話~メリット、やり方解説~

★手続き
記事内に広告が含まれています。

こんにちは。

先日初めて、ふるさと納税 をしました。

前々からやってみたいと思ってはいたのですが、

重い腰を挙げたきっかけは、台風の被災地に募金をしたい!と思ったこと。

 

10月の定点観測記事にも書いてますが…

10月の出来事をつづった記事はこちら。

2019年10月のつれづれ日記。

 

…という訳で、今回のテーマは、

ふるさと納税で災害支援のお金を送った話

 

・メリット

・ふるさと納税サイトの選び方

・ふるさと納税のやり方~災害支援金ver~

についてまとめました。

 

ちなみに、私が利用したふるさと納税サイトはさとふるです。

では、どうぞ~

 

<スポンサーリンク>



そもそも、ふるさと納税とは?

まずは、ふるさと納税について、ざっくりと。

 

ふるさと納税とは

自分が応援したい自治体に寄付ができ、

寄付金が税金(所得税・住民税)の控除の対象となる制度のこと。

 

一言で表現したらこんな感じですが、もう少し説明すると、

・自分の好きな自治体に寄付することが出来る

・自治体の定めるお礼の品を受け取れる

・税金の還付を受けることが出来る(手続きが必要)

というような制度です。

 

なお、災害の支援金としてふるさと納税をする場合、返礼品は受け取れません。

返礼品の分のお金もふくめて、まるまる自治体に寄付する、というような形ですね。

 

ふるさと納税で災害支援のお金を送るメリット~募金にしなかった理由~

被災地を支援をしたいと思い、お金を送る場合、真っ先に思い付くのは募金ですが、

私が今回募金にせず、ふるさと納税を選んだのは理由があります。

それは、ふるさと納税で義援金を送った方がメリットがあるなと思ったから。

 

私が思うメリットは以下の2つです。

ふるさと納税で災害支援のお金を送るメリット

①自分の届けたい自治体にダイレクトに届けられる

②税金の控除が受けられる

 

【メリット①】自分の届けたい自治体にダイレクトに届けられる

募金の場合、自分が送ったお金がどこに届くのか?ということは細かくはわかりませんが、

ふるさと納税では、自分が送ったお金が自分が選んだ自治体に届くということがはっきりしています。

 

これは個人的に大きなメリットでした。

…というのも、今回募金したいと思ったのは、

2019年9月に千葉県などに被害をもたらした台風15号に関して何か出来たら…という想いがあったからなので。

母方の実家がある南房総市が大変な被害を受けていて、どうせ募金するなら、南房総市に直接募金出来たら良いなと思ったんですよね。

 

というか、そもそものきっかけが母の言葉でした。

台風15号の被害が出てる千葉に募金したいんだけど、

普通の募金じゃなくてふるさと納税にしたいんだよね。

そしたら、千葉県とか台風の被災地全体とかじゃなくて、

南房総市にお金送れるでしょ?

って言われて。

 

なるほどな~と思いました。

同じように思っている人は、普通の募金ではなくて、ふるさと納税でお金を送ってみるのが良いかもしれません。

 

ちなみに…

余談ですが、どこの自治体にお金を送りたいか、だけでなく、

その自治体の中でどんなことに使って欲しいか、

その使い道まで選ぶことが出来る場合もあります。

 

今回の私がまさにそのパターンだったのですが

(さとふる利用、千葉県南房総市の場合)

寄付を申し込んだ後に、こんな画面が。

(引用元:さとふるHP

どんな事業に使って欲しいか選ぶことが出来たんですよね。

面白いなーと思いました。

ま、私は、右下の「自治体におまかせ」にしてしまいましたが…

 

<スポンサーリンク>



【メリット②】税金の控除が受けられる。

ふるさと納税を利用すると、税金の控除を受けることが出来ます。

寄付したお金から自己負担の2,000円を引いた金額が控除の対象となります。

 

ただし、控除金額には上限があり、年収や家族構成によって変わります。

ふるさと納税はお得な制度だから~…と、金額を考えず、ふるさと納税をしては×

上限を超えると、税金からの控除はなく、自分のお金からの持ち出しになります。

(つまり自腹)

 

上限がいくらになるのか…は、各ふるさと納税サイトで調べることが出来るので、

それを利用して調べるのが良いと思います。

 

なお、ふるさと納税で、税金の控除を受けるには、

・確定申告をする(寄付金控除を受ける)

・ワンストップ特例制度を利用する

のどちらかの手続きが必要になります。

 

会社勤めのサラリーマンなどの中には、確定申告はしないという人も多いと思うのですが、

ワンストップ特例制度があるのが便利ですよね。

 

このあたりの話は、ふるさと納税のサイトに書かれているまとめの方がはるかにわかりやすいので、割愛します。

(ただし、ワンストップ特例制度についてはこの後、少し解説します)

さとふるの場合、このあたりのページが参考になります。

ふるさと納税とは?初めての方へ|ふるさと納税サイト「さとふる」

ちなみに、寄付金控除というのはふるさと納税に限ったものではなく、

普通の募金等でも受けることは可能です。

ただ、確定申告は必要。

 

こういったことを考えると、

被災地にお金を送りたい、確定申告はしないけど、税金の控除は受けたい!という人は、

ふるさと納税をして、ワンストップ特例制度を使って、税金の控除を受ける

というのがベストなのではないかなと思います。

 

私や母はまさにそのパターンでした。

 

<注意>ただし、ワンストップ特例制度と確定申告とでは、税金関係はちょっと変わってくるので、要注意です。

・確定申告・・・控除&還付されるのは、所得税&住民税
(住民税は翌年の分を控除、所得税は当年の分を還付)

・ワンストップ特例制度・・・控除されるのは住民税のみ

 ふるさと納税サイトの選び方~災害支援の募金の場合~

ふるさと納税のサイトにも、いくつか種類があります。

代表的なところだと、この4つくらいでしょうか?

 

返礼品の種類、返礼品が送られてくる早さ、ポイント還元があるか否か等、

ふるさと納税サイトそれぞれに違いや個性があるようです。

 

…が、災害支援が一番の目的ならば、選ぶ基準は1つ。

自分が支援したいと思う自治体があるかどうか、ですよね。

 

私は台風15号で被災した千葉県南房総市を支援したかったので、そこを調べました。

上記4つのふるさと納税サイトの中で、南房総市に寄付が出来るのは、

さとふるふるさとチョイスの2つでした。

 

…というか、ふるなびと楽天ふるさと納税は、災害支援の募金自体受け付けていないようです。

(返礼品ありの普通のふるさと納税はありましたが)

※2019年12月現在の情報

 

私はふるさと納税自体初めてだったので、今後も使うサイトが良いよなーと思いつつ…

なんとなく、さとふるを選びました(笑)




いや、正直、災害支援が一番の目的なら(=返礼品はいらないなら)、

どのサイトでも大きな差異はない気がします。

 

ただ、強いていうなら、

ふるさと納税の仕組みや税制等について一番わかりやすく書かれている気がしたこと

災害支援の特集がトップページにあったこと

が、さとふるを選んだ決め手と言えば決め手でした。

<スポンサーリンク>



ふるさと納税のやり方~災害支援金&ワンストップ特例制度ver~

ふるさと納税のやり方については、各ふるさと納税サイトに説明がありますが、

ここでも簡単にどんな流れになるか説明したいと思います。

ふるさと納税の流れ

①支援したい自治体への災害支援募金を受け付けている、ふるさと納税サイトを探す

②会員登録する(すでに会員登録している場合は不要)

③税金控除の上限額を調べる

④寄付を申し込む

⑤自治体から書類が届く

(寄附金税額控除に係わる申告特例申請書、寄附金受領証明書など)

寄付金税額控除に係わる申告特例申請書を提出する。(ワンストップ特例制度の場合)

①~③はそんなに難しい話ではないので割愛。

具体的な説明は④からします。

 

④寄付を申し込む

自分が選んだ自治体の寄付を申込みます。

これも難しいことは一切ないのですが、1つだけ注意する点が。

それは、ワンストップ特例制度の利用を希望しますか?という項目にチェックを入れること。

これを忘れてしますと、ワンストップ特例制度を利用出来なくなってしまうので、要注意です。

 

⑤自治体から書類が届く。

ふるさと納税の手続き後、少しすると、自治体から書類が郵送されてきます。

南房総市の場合は、1週間後くらい。

10月に行ったのですが、すごく早いなーと思ったことを記憶しています。

(たぶんこのあたりは自治体によっても差があるのではないかと…)

 

中身としては、

・お礼状

・寄附金受領証明書

・寄附金税額控除に係わる申告特例申請書

などでした。

 

寄附金受領証明書は、確定申告をする際に必要になる書類です。

実物↓

ワンストップ特例制度を使うので、確定申告はしないのですが、

送られてくるようです。

 

そして、寄附金税額控除に係わる申告特例申請書は

ワンストップ特例制度を利用する際に必要となる書類です。

 

寄附金税額控除に係わる申告特例申請書について、⑥で詳しく説明します。

 

⑥寄附金税額控除に係わる申告特例申請書を提出する。

ワンストップ特例制度を利用する場合、寄附金税額控除に係わる申告特例申請書を提出しなければなりません。

そして、その提出期限は、ふるさと納税を行った翌年の1月10日まで。(必着)

提出しなかったり、提出が期限より遅れてしまうと、税金の控除は受けられなくなりますので、注意が必要です。

 

寄附金税額控除に係る申告特例申請書(実物)↓

提出するためには…

・住所、氏名、電話番号、生年月日などは既に印刷されているので、間違いがないかチェックする(間違いがあれば二重線で訂正)

・マイナンバーを記入する

・押印が必要(1か所。名前の後ろに押印箇所あり)

・チェックボックスが2か所あり、確認してチェックを入れる。

・マイナンバーの確認書類のコピー(+身分証明書のコピー)が必要

だいたいこんな感じです。

 

ちなみに、2か所あるチェック項目というのはこちらです。

 

また、マイナンバーについては、マイナンバーカードを持っているかどうかによって、

提出しなければいけないものが変わってきます。

 

マイナンバーカードがある場合
・マイナンバーカードの両面コピーを台紙に貼り付けて提出。
マイナンバーカードがない場合

・マイナンバーの通知カードの両面コピー・身分証明書(免許証、パスポート、健康保険証など)の両面コピー

を台紙に張り付けて提出。

※ただし、健康保険証など顔写真のついていない身分証明書の場合、他に年金手帳や介護保険証なども2つ以上コピーして提出が必要。

 

このあたりは、ふるさと納税に限らず、役所などに提出する書類には共通することではありますが…

 

年末ギリギリにふるさと納税した場合などは、

市町村から書類が提出日までに届かないので、

ふるさと納税サイトから

寄附金税額控除に係わる申告特例申請書をダウンロードする必要があります。

 

さとふるの場合は、こちらのペーから行けます。

ワンストップ特例制度、確定申告の控除のよくある質問

 

まとめ

以上、ふるさと納税で災害支援の募金をした話 でした。

ふるさと納税自体初めてだったのですが、勉強にもなった気がします~

 

読んで頂いてありがとうございました。

 

<スポンサーリンク>



 

 

コメント

  1. イース より:

    こんにちは
    ランキングから来ました。
    私もふるさと納税をしたので、勉強になりました。
    確定申告してみます。

    • あやぞぅ より:

      >イースさん
      コメントありがとうございます。
      返信がすごく遅くなり、すみません。

      ふるさと納税、やられているんですね。
      少しでもお役に立てたなら良かったです、

タイトルとURLをコピーしました