『情報だけ武器にしろ』(堀江貴文著)の感想。インプット+考える+アウトプットが重要だなと思った。

堀江貴文さん『情報だけ武器にしろ』を読みました。

ホリエモンの本はなんだか面白くていろいろ読んでるのですが、

この本も興味深かったです。

…という訳で、簡単な感想を。

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『情報だけ武器にしろ』の全体的な感想

常識を捨て、未来を見抜け! 必要なことは誰も教えてくれない。自由な人生を選択していくためのアウトプット&インプット40の方法。「情報弱者」に陥らず、人生の恐怖と不安から脱していく、情報を武器にする全方法を一挙公開。

(出展:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201169.html ポプラ社HPより)

ポプラ社のHPに掲載されている本の概要からもわかる通り、この本は、これからの時代を生き抜くために必要な、『情報ををインプットする方法&アウトプットする方法』が書かれている本です。

『情報』という言葉を聞くと、インプットばかりをイメージしがちな気がしますが…(私はそう)

アウトプットに比重を置いた内容になっていたのが印象的でした。

と言っても、アウトプットについて多く書かれている本だったという訳ではなくて。

インプットについて書かれている部分でもあくまでもアウトプットありきなんだなという感想を持った、ということです。

当たり前のことなのかもしれませんが、

・インプットとアウトプットはワンセット

・情報を積極的に得て(インプット)、それを積極的にアウトプットすることが大事

・良質なアウトプットをするために、良質なインプットをする必要がある

ということなんですよね。

情報を簡単にインプットすることもアウトプットすることも出来る現代においては、情報をどう取り入れるか、どう発信するかがとても重要なのだと思いました。

具体的な方法論について述べられている本であり、率直に面白かったし、活かしたいなと思いました。

『情報だけ武器にしろ』で印象に残った部分&その感想

『情報だけ武器にしろ』で印象に残った部分を抜粋しつつ、感想を書いてみたいと思います。

青い枠で囲った部分は私が内容を意訳した文章です。

あくまで私の解釈が入っているので、その点はご理解下さい。

段落のタイトルは、本書からそのまま引用しています。

なお、タイトルの文頭についている番号は、実際に本書で振られている番号です。

2.シャワーのように情報を浴びろ(P.25)

使える情報を手に入れるには情報の選択眼を養うことが大事。
そのためにはまずは質より量。

自分のこと、スマホばっかり見てる割には情弱だよなと思ってたのですが、結局情報収集出来てるかと言えばそうでもないからなのかも…と納得。

圧倒的な量の情報に触れることが大事だそうです。

3.考える、調べる、試す。「思考実験」を繰り返せ。(P.30)

情報のシャワーを浴びる→それを元に考える+疑問点は調べる→具体的に行動に移す
これを繰り返せ

この本で一番印象的だった部分。

情報を取り入れることは大事ですが、結局それだけではダメで、考えることや試すこと(具体的な行動をすること)とワンセットにしていかないとダメなんですよね。

そして、それを繰り返し続けることが大事。

この本の核になる部分ではないかなと思いました。

「思考実験」という言葉が面白いなーと思いましたが、

実験のように、インプット→アウトプット→インプット→アウトプットを繰り返し、より良い形に変化していくことが大事なんだなと思いました。

7.「ノイズ情報」に、アイデアの原石が潜んでいる(P.45)

自分の意見とは違う、心に違和感を持つような情報も敢えて入れみる。
そこから新たな考えが生まれる。成長もある。

これはかなりわかるような気がします。

何も考えずに普通にしていたら、思考も行動も同じところをグルグルまわり続けちゃうけど、敢えていつもと違うことをやってみたりすると変わるから。

11.「運のよさ」とは、情報にとびつけるかどうか(P.66)

気になる情報をキャッチした時、自分が熱狂するもの、自分の琴線に触れるものであれば、まずはとびついてやってみる。

チャンスをつかむことが出来るのは、気になったものにパッと飛びつける人、ということですよね。

日々いろんな情報が流れてきますが、頭でよくよく考えて取捨選択するのではなく、ピンときたものに飛びつくことも大事なんだなーと思いました。

13.アイデアなど、ただの情報のつなぎ合わせ(P.74)

どんな良いアイデアも、自分の頭の中にある情報をつなぎ合わせた結果生まれたもの。
だからこそ、情報収集と思考することが大事。

これはこの本を読む前から聞いたことはある言葉でした。

(たぶんホリエモンの発言ではなくて他の人の言葉で)

完全な自分オリジナルなアイデアなどないのかもしれませんが、どう掛け合わせるか?をひらめくことはあるはず。

良いアイデアをひらめくためにも情報収集は重要なんだなと思いました。

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18.情報の掛け算でブルーオーシャン化させる(P.92)

ポジションを掛け合わせる=新しいポジションを作る、で、ブルーオーシャン化出来る。(「経済」×「アイドル」、「芸人」×「ゴルフ」など)

これも聞いたことある話だなーとは思いましたが、すごく腑に落ちる内容でした。

たとえば、ただのアイドルではなくて、経済を語れるアイドルとなれば、価値が高まる上に希少性も出てくるわけで。(ただのアイドルよりは)

どんな掛け算でもブルーオーシャンになる訳ではないですが、掛け算してみる、という視点を持つことでブルーオーシャンを創り出すことが出来るんだろうなと思いました。

19.「知識の差」は「情報の差」(P.97)

「知っている」のは「調べている」から。
自ら情報を取りにいかないと搾取される側になってしまう。

これは、かなり自分の実感と一致するなーと思いました。

自分に必要な情報を積極的に取りにいかないと搾取される側になってしまうんですよね。

逆に言うと、全然知らなかったことでも、ちょっと調べて知識を得るだけで、損しなくて済むようになったりもします。

21.技術はもはやただの情報(P.108)

技術=情報。
昔は一部のプロだけが持っているものだったけど、スマホやネットの発達でごく普通の人でもその情報に触れることが出来るようになった。

極端な表現をすると、そのやり方についての情報を得ることが出来れば、同じ技術を得ることも可能、ということ。

実際はその道のプロや職人がやっていることについての情報を得たからと言って、100%の再現が出来る訳ではないと思いますが…

でも、技術って結局のところ情報なんだということは私として新しい視点でした。

22.価値を高めるには、ストーリーを潜ませろ(P.112)

ストーリー=バックグラウンドにある情報。
ストーリーがあることで付加価値がつく。

同じ商品があったら、心惹かれるストーリー(=バックグラウンドにある情報)があるものの方が売れる、ということ。

多種多様なサービスがある今の時代、確かにその通りだなーと思いました。

25.「情報」だけでなく「情熱」も持っているか(P.123)

現代は「情報平等時代」。
情報だけでは何ものにもならない。
「情熱」で差がつく。

情報を持つだけではダメで、情熱も持っていることが重要だということ。

これだけ切り取ると、ここにきていきなり精神論?根性論?みたいな気持ちにもなりそうですが、本を読むとそうじゃないことがわかると思います。

人は心が動されたものにお金を出すと思いますが、そのためにはまず自分の心が動いてないとダメなんですよね。

そう思いました。(注:そんなことは全く書いてありません)

28.情報を行動に変えてこそ、アウトプットは完成する(P.138)

情報を得る+アイデアが思いつく、そこまで辿り着いたらあとは行動すること。
アウトプットをすると、また新たな発見があり、さらなるインプットがついてくる。

これも、この本の肝になる内容だなと思った部分。

インプットすること、考えること、アイデアをひらめくこと、全て重要ですが、最重要なのはやはり行動。

行動することでアウトプットは完成し、また意図せずともまた新たなインプットがあって…と循環していくのだと思います。

32.文章なんて、スマホで片手間かけばいい(P.155)

アウトプットのうちの1つ「書くこと」に関して、書くための時間などわざわざ作る必要などない。
質・量ともに十分な文章がスマホで簡単に書ける。

日頃から文章を書いている身としては、えー!それが可能なんて羨ましい!と思って印象に残った部分。

ホリエモンは様々な原稿をスマホで書いているそうです。

さらに、400字詰めの原稿用紙4,5枚くらいなら10分程度で書いてしまうそう。(書評サイト用の文章の場合。原稿の内容にもよるのかもしれませんが)

かなり早い…!

その上、スマホで書いたから文章が粗いなんていうこともないそうです。

私の場合、そもそも執筆スピードが遅い上に、スマホだと文章全体が俯瞰出来ない気がしてしまってPCじゃないと長文は書けないんですよね…

でも、執筆スピードはともかく、スマホで書くのはもう1回チャレンジしてみようかなと思ったりしました。

頭で考える分には出来そうなんですけどね…

まとめ

以上、堀江貴文さんの『情報だけ武器にしろ』の感想でした。

情報に関するインプット、アウトプットの方法論がわかって面白かったです。

ホリエモン本は今後も面白そうなものがあったら読んでいきたいと思います。

読んで頂いてありがとうございました。

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