『自分のことだけ考える』(堀江貴文さん著)の感想。

こんにちは。

あやぞぅです。

この間、こんな記事を書きましたが…

『後悔しない生き方』(堀江貴文さん著)は、セブンイレブンで安く買える良書!【読書感想】

堀江貴文さんの本、また読みました。

『自分のことだけ考える』という本です。

この間感想を書いた『後悔しない生き方』もかなり良かったのですが、この本もかなり面白かったです。

という訳で、今日の記事では『自分のことだけ考える』について、ざっくりとした内容&感想を書いてみたいと思います。

ホリエモン流のメンタル術がよくわかる本

この本には、『無駄なものにふりまわされないメンタル術』というサブタイトルがつけられていますが…

「メンタルを変えること」に特化した内容となっていて、これを読むとホリエモン流のメンタル術がわかる、といった内容の本になっています。

とはいえ、読んでみるとわかるのですが、メンタル術=小手先の方法論が書かれているという本ではありません。

かなりシンプルで割り切った、ホリエモン流思考術のオンパレード。

無駄なものに振り回されず、自分のことだけ考えて、自分の思うように行動する…

そのためはどんなメンタルでいれば良いか、ということがわかりやすく書かれた本となっています。

そして、この本も、前回感想を書いた『後悔しない生き方』と同じような形式で、印象的な一文+そのテーマに関する短めの文章、という形で構成されています。

どこから読んでも大丈夫なのも同じ。

2冊読んで思いましたが、この形式の本って読みやすいし、わかりやすいなと思います。

ただし、書かれている分量や内容としては、こちらの『自分のことだけ考える』の方が多いなという印象ですが。

でも、こちらの本も税込864円。

この手の本としては安めの値段なのも特徴的です。

ホリエモン本『自分のことだけ考える』で印象に残った部分

『自分のことだけ考える』の中で印象に残った部分を抜粋してみます。

以下の文章は全て、『自分のことだけ考える』より引用しています。

1.もっと自由に生きろ。人の目なんか気にする暇はない

一番最初に書いてある項目。

シンプルですが、確かその通り、という感じ。

2.自分がコントロールできるのは自分の心だけ

人の気持ちを考えても100%理解することは出来ないし、コントロールも出来ない。

人から攻撃されたとしても、本心はわからないし、変えることも出来ない。

でも、自分の心はコントロール出来る。

受け取り方をポジティブに変えることも出来る。

5.「自分の幸せ」の追求を「周りの幸せ」につなげる

幸せの基準について考える時、自分を軸に置くことが大事。

その上で、それが後に周囲にどんな影響を与えるか、周りも幸せにつながるかも考えてみると良い。

8.いじめられたら、悩む前に逃げろ

いじめはなくすのではなく減らす方向で考えるべき。

いじめられそうになったら、受け流すか、逃げる。

受け流せないなら、悩んでないで、逃げること。

11.「過去」とは、きっぱりと決別する

悩むのは、過去に縛られ、未来に絶望してしまうから。

過去は変えられない。

未来は、「今どうするか」によって変えられる。

だから、「今どうするか」だけ考えるべき。

13.炎上は、コスパが良い

本音で発言していると炎上することもあるけど、構わない。

炎上がきっかけで問題提起ができ、しっかりとした議論につながることもある。

15.無視されるぐらいなら、さあ嫌われよう

嫌われるよりもマイナスなのは、何か行動しても発言しても反応がない=無視されること。

嫌われるのは怖くない。

本当に怖いのは、全員から「好きでも嫌いでもない」と思われること。

20.熱中していないから心のエネルギーを無駄遣いする

人のふりばかり見て文句を言いたくなるのは、自分のやりたいことに熱中していないから。

炎上に加担する人や人を叩く人はみなそういいう人。

批判することで心のエネルギーを無駄にしていないで、自分のやりたいことに熱中した方が良い。

21.失敗を受け入れない悪しき日本の風土病

失敗を良しとせず、現状維持を望み、いろいろな分野にチャレンジする人に対して批判的な意見もある日本。

失敗しても良いからどんどんやってみる、という精神でいる方が良い。

23.他人に期待など、しない

人は皆、自分で自分を満足させるために生きているもの。

だから、他人に期待はしない。

「人は裏切るもの」という前提を持ちつつ、「でも、人は信じる」。

裏切られたら次から気を付けるだけ。

25.他人の「正義感」はスルーする

自分が正義だと思い、正義を振りかざし、相手の反論も許さないような人はスルーする。

32.自信をつけたいなら「できること」を繰り返せ

小さな成功体験を積み重ねることで自信が生まれる。

多くの人がやっている立派なことが出来なくても良い。

誰でも出来そうな、お金にならない趣味レベルのことで良いから、繰り返すこと。

34.その日の課題は、その日のうちに解決する

AかBかで悩んでいないで、とりあえずでもどちらかに決める。

展開を先に進めることが大事。

走りながら修正して改善していけば良い。

39.恥をかいても、忘れてしまえばいい

失敗に対する一番の対処法は、忘れること。

また、周りの人も過去の失敗なんて意外と覚えていないもの。

40.恥をかけばかくほど、仲間は増える

「人からどう思われているか」は他者の問題。

拒否されたり否定されたりすることを恐れずに声を掛ければ、仲間が増える。

43.他人のいい面だけを見よう

悪い面は「そういうものさ」と軽く受け流し、相手のいい面だけ見る。

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ホリエモン本『自分のことだけ考える。』の感想

この本は、ホリエモンのメンタル術について書いてある本だと、前半部分に書きましたが…

ホリエモン流メンタル術=タイトルの『自分のことだけ考える』なんだなーと、この本を読んで率直にそう思いました。

『自分のことだけ考える』という言葉だけ聞くと、自分のことしか考えない、自己中心的な生き方、みたいなものを勝手に想像してしまいますが…そうではなく。

自分の思考を「自分がどう行動するか?」「自分がどう考えるか?」だけに集中する、というのがホリエモン流のメンタル術なのだということです。

この間書いた『後悔しない生き方』の感想記事で、

ホリエモンの考え=考えてないで行動しろ!というようなことだと書きましたが、

どんどん行動しようと思ってもなかなか行動出来ない理由って、多くの場合「他人」なんだと思います。

他人がどう思うか気にしたり、他人に攻撃されて心が折れたり、他人に期待して裏切られ傷ついたり…

他人を気にし過ぎてしまうんですよね。

でも、他人がどうかということに影響されるのではなくて、もっと自分のことだけ考えて、自分がどうするかに意識を集中させてどんどん行動した方が良い。

ホリエモンがこの本で言いたかったことはそういうことではないかなと思いました。

また、自分に集中することの大事さが書かれている一方で、他人とつながることの大切さについても書かれているのも特徴的でした。

上の項目で、印象に残った部分としては挙げませんでしたが、

・自分と違う属性の人と関わることの重要性

・心にバリアを作らずコミュニケーションを取ることの重要性

・感謝の気持ちも本音で伝えることの重要性

などについても、この本の中では語られています。

自分がどうするか?だけに意識を向けて行動しつつ、他者の存在も大事にし、積極的につながっていく。

ホリエモンが言いたいのはそういうことではないかと思いました。

人と関われば関わるほど、他者からの影響を受けてしまいそうですが…

良い意味で、『自分のことだけ考える』メンタルでいられるようにしたいなと思いました。

まとめ

以上、『自分のことだけ考える』のざっくりとした内容&感想でした。

ホリエモン流メンタル術が、シンプルでわかりやすく伝わってくる1冊だなと思いました。

ホリエモンの本を読むのも4、5冊目で、だいぶホリエモン流考え方が浸透してきましたが、どの本も面白かったので、また新刊が出たら読みたくなってしまいそうな気がします。

その時はまた本の感想を書きたいと思います。

読んで頂いてありがとうございました。

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コメント

  1. お早うございます。
    『自分のことだけ考える』という本はホリエモンらしい思い切った人間性が描かれていると思います。他人のために自分を犠牲にする事は馬鹿らしいと思っている自分にとっては希望を持たせて貰えそうな内容ですね。情報公開有難うございます。

    • あやぞぅ より:

      しゃんしゃんさん>
      コメントありがとうございます。
      そうですよね、私も、今までの自分とは真逆の考え方なので、勉強になるなーと思いました。
      ホリエモン、いっぱい本出していますが、最近の本は特に面白いですし、おすすめです。