こんにちは。
今年になって、『人生再設計第一世代』なる新しい言葉が生まれましたね。
いわゆる、就職氷河期世代の別名で、
この世代の雇用を安定させるための施策を行う…ということで、生まれた言葉だそうで。
賛否両論、いろいろあるようですね。(特に、『否』が…)
ネットなどで、当事者である就職氷河期世代の意見(主に『否』の意見)を読むと、
まぁそうだよなーと思うことが多かったです。
…と同時に、
それにしても、〇〇世代って好きだよな~
就職氷河期世代とか、
ゆとりとかさとりとか…
アレ?
でも、氷河期世代とゆとり世代の間の世代って名前ないよね?
とか思ったのでした。
そして、
私、まさにその、『氷河期とゆとりの間の世代』だけど…
それとも実は名称あるの?
キニナルキニナル…
とも思ったのでした。
…という訳で、この記事では、
そんな『氷河期とゆとりの間の世代』の世代について調べたりしつつ、
氷河期・ゆとり・間の世代について、
なんとなーく思ってることをツラツラと書いてみました。
こんなラインナップです。
・氷河期世代とはいつからいつか?
・ゆとり世代とはいつからいつか?
・氷河期とゆとりの間は…実は名前がある?
・『間の世代』の1人として…この世代とは何か?を考える。
・『間の世代』の私が、氷河期世代&ゆとり世代に対して思うこと。
では、どうぞ~
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目次
就職氷河期世代っていつから?何歳くらい?
まずは、そもそも就職氷河期世代というのは、いつからのことを指すのか調べてみました。
諸説あるようですが、Wikipediaによると以下のようなものです。
就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)は、社会的に就職難となった時期の通称。
就職氷河期に該当する世代は、様々あるが、一般的には、1990年代半ばから00年代前半に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業した、2019年(令和元年)現在40歳前後の世代のことだとされる。
就職氷河期とはリクルート社の就職雑誌『就職ジャーナル』が1992年11月号で提唱した造語。
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/就職氷河期 Wikipediaより)
ざっくり言ったら、今アラフォーの人達ということですかね。
ただ、高卒か、専門・短大卒か、大卒かによっても年齢は変わってくると思うけど。
ゆとり世代っていつから?何歳くらい?
次にゆとり世代について。
ゆとり世代とは…ゆとり教育を受けた世代のこと。
…なのですが(そのまんま)
肝心の、いつからいつゆとり教育が行われたか?ということについては、
実はこちらも、氷河期世代の定義以上に諸説あるようです。
ただ、いろいろ調べたところ、
ゆとり教育=1987年~2003年生まれの人達が受けた
という説が一番濃厚なようです。
2019年で、16歳~32歳になる人達ですね。
あ、でも、そうなると、ここにはさとり世代が含まれるけど。
ま、ここではそこでは考えないことにします。
ゆとり世代は=ざっくり言えばアラサーの人たちということでしょうか。
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氷河期とゆとりの間は…?『プレッシャー世代』という名称が実はあるらしい。
氷河期世代=アラフォー
ゆとり世代=アラサー
ということです。(超ざっくりとした定義)
氷河期世代の終わりがだいたい1982年生まれくらい(=2019年で37歳になる人たち)
ゆとり世代の始まりが1987年生まれ(=2019年で32歳になる人達)
…となると、その間の、1983年生まれ~1986年生まれまでの4年間は何世代?という話になりますよね。
自分で調べてみたところ、「プレッシャー世代」なる言葉があることを発見しました。
たぶん、世の中に浸透している言葉じゃないけど。
このサイト参照。(転職サイトのハタラクティブより)
(このサイトでは、1982~1987年生まれと定義されていますが)
総じて優秀な世代だそうで、以下のような特徴があるそうです。
①自立した考えが出来る
②明るく元気
③忍耐力がある
④横のつながりを大事にする
⑤コミュニケーション能力は低め
⑥しっかり者
⑦柔軟性がある
正直、自分自身に関しては、うーん…という感じですが、
世代ということで考えてみると、たしかにわりと当てはまってるかも…という気もします。
自分自身に関してだと、一番当てはまってるなと思うのは、④横のつながりを大事にする、⑤コミュニケーション能力が低め、くらいですかね(笑)
あとは、③の忍耐力と⑦の柔軟性はほどほどにあるかもしれない。
…そんなところです。
私が思う、氷河期世代とゆとり世代の間の世代の特徴
で、じゃあ、私だったら、この氷河期とゆとりの間をどう定義づけるよ?と思ったので、この間の世代の特徴を考えてみました。
先に言っておきますが、超独断と偏見です(笑)
あくまで私の周りにだけ当てはまることかもしれないですし。
…ということで、それを踏まえつつ、お読み下さい。
①調和を大事にする
学生時代も会社員時代も思っていたことですが、場の空気を乱すようなことする人は少なかった気がします。
=調和を大事にしてる人が多かったのかな~と。
調和なんか考えず、我を通すような人は、同世代以外の人が多かった気が。
(氷河期世代、ゆとり世代に限らず)
②野心はあまりない、もしくはあっても見せない。
将来に関して、大きな夢を抱いていた人って、そんなに多くない印象です。
物心ついた時には既にバブルは崩壊、それ以後は不景気なのが当たり前だった世代だからかな~…
で、さらに、氷河期世代の直後なので、ちょっとだけ年上の人達の就職難を目の当たりにしてる訳ですよね。
(いざ自分たちの時になったら、運良く経験しなくて済んだ訳だけど)
それじゃあ将来に対して野心なんて抱ける訳がない。
…という気がします。
それか、野心はあるけど見せないだけか。
意外とこっちの方が多いかもしれませんね。
私も野心対してはあるけど、見せない派です(笑)
③目上の人に対して、きちんと敬意を払う
目上の人に対してきちんと敬意を払う人が多い。
これは同世代の大きな特徴だなと私は常々思っていました。
たとえば、むやみやたらに上にたてついたりしないのです。
もしくは、まるで友達としゃべるように、目上の人にタメ口で話しかけたりなどしないのです。
上にたてつく人が多い(自己主張する)=自分たちよりも上の世代
タメ口使っちゃう(距離感近い)=自分たちよりも下の世代
というのが個人的な印象です。
自分たちの世代を良く言っていますけど、
逆に言うと、上の世代の人にはあまり主張せず、距離を取りたがるということかなとも思っています。
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④目下の人に対して、あまり厳しいことは言わない。
③は目上の人に対してでしたが、逆に目下の人(後輩、部下など)に対しては、あまり厳しいことを言わないのも大きな特徴だと思います。
これは受けてきた教育と育ってきた時代の影響が大きいのではないかと思っています。
日本の教育の流れ(?)って
ざっくり言うと、こんな感じだと思うのですが…
【子供の数が多い】受験戦争激しい&詰め込み教育の時代
↓↓↓ 子供の数が徐々に少なくなる
【子供の数が少ない】ゆとり教育の時代、受験戦争は激しくない
(本当に笑えるくらいざっくりで済みません)
氷河期とゆとりの間の我々は、受験戦争が激しい&詰め込み教育の時代と、ゆとり教育の間なんですよね。
しめつけが厳しい感じの時代から、ゆとりに向かっていく過渡期。
ゆとり教育ほどゆるい感じはなかったと思いますが、親や教師から強く叱責されるのが当たり前…という厳しい感じの時代でもなかった気がします。
体罰なんかも(全くなかった訳ではないですが)、そこまで横行してたりはしなかったですしね。
(このあたりは、特に個人差があるかもしれませんが)
また、子供の数としては減少している時期だったので、前時代ほど競争が激しくなかったということもあります。
そこまで厳しいことを言われて育ってない&実際に競争が厳しい環境でもなかった
…となると、それは人にもあまり厳しいことを言わないですよね。
会社員になって、自分たちの上には、厳しいことを言う先輩・上司はいましたが、
自分の年次が上がって自分たちが先輩や上司になっても、同期で同じようなことしている人はあまり多くないなという印象でした。
また、会社以外の友人知人の話などを聞いていてもそんな感じの印象でした。
(このあたりも個人差はあるかもしれません。そもそも私の周りの人限定かもしれませんけど)
氷河期とゆとりの間の世代(プレッシャー世代)の私が、氷河期世代&ゆとり世代に対して思うこと
最後になりますが、氷河期とゆとりの間の世代の私が思うこと。
…と言っても、
氷河期世代にモノ申す!ゆとり世代にモノ申す!ということではなくて、
その2つの世代の扱いを見ていて、社会全体に対して思ってること です。
氷河期世代に思うこと
あくまで個人的な見解ではありますが、なんだかんだ言っても、氷河期世代の人たちは総じて優秀な人が多いのではないかという気がします。
子供時代も大人になってからも競争にさらされて、国から冷遇されても何とかやってきた世代なんだから。
だから、やっぱり、この氷河期世代を大事にする、というか、今まで冷遇してきた分、これからは氷河期世代にとって生きやすい仕組みにしていくということが求められると思います。
氷河期だったから新卒の時には正規雇用で就職出来なくて…
その後も不況で非正規でしか仕事がなくて…
少し景気がよくなってきた頃には年齢も上がってしまっている&非正規での職歴しかないことを理由にやはり正規雇用での職にはつけなくて…
よく言われている話ですが、こんなの普通に許されていて良い訳ないと思います。
だいたい、人手不足人手不足なのに。
新卒一括採用なんてやめて、この世代をしっかり正規で雇用出来る仕組みを作るべきだと思います。
あとは、某サイトで、20年後くらいの人口ピラミッドを見て、若干不安になったということもありました。
(人口ピラミッド、気になる方はググってみて下さい。)
アラフォーが高齢者になり始める20年後…
言うまでもなく、今以上に高齢者は増え、それを支える若い世代の人数は減ります。
老後に備えて2,000万円を云々ということが話題になっていますが、
現役である今でさえ、ゆとりある生活ではない世代が高齢になったら…
単に人数の問題だけじゃないな、と思ったりしました。
氷河期世代のことだけではなくて、全世代のことを考えても、氷河期世代にとって生きやすい環境を整えるのが大事ではないかと思います。
ゆとり世代に関して思うこと
ゆとり世代に関しては、世の中の人は悪く言いすぎだよな~とつくづく思っています。
ゆとりだから…と揶揄するけど、この世代そんなに言うほどダメ?何がダメ?と疑問に感じるのが正直なところ。
ゆとり世代に文句つけるのは結局のところ、自分たちの世代はもっと苦労してたのに、大変だったのに…という、ゆとりより上の世代の歪んだ感情から来てると思います。
「今までゆるーい感じで生きてきて、これからもそのつもりなんだろうけど、世の中そんなに甘くないんだそ!俺たちの時代はもっと大変だったし、今もこれからも大変なんだぞ…」
みたいな。
私に言わせれば、ゆるくていいじゃん!自由に生きてて何が悪い!
…っていう感じですけどね。
本音は結局、自分たちの下にいる存在として、使いづらい&やりづらいっていうだけ、なんだと思うんですよね。
従順じゃないから。
自分たちにとって都合が悪いだけなんじゃないかと…うん。
こんなこと言う私も、ゆとり世代の自由な後輩を見て、ため息をついたこともありますが…
でも、批判的な気持ちになるよりも羨ましかったです。
そして、この世代みたいにゆるく自由に生きられる方が絶対に良いのにな~と思ったんですよね。
実は、極端な話、みんな、ゆとり化すれば良いんではないかと思ってるくらいで(笑)
働き方改革とか、AIの進歩で人がやるべき仕事が少なくなるとか、ベーシックインカムの話とか…
方向性としては、昔より『人が担うべき労働が減って、楽になる』方向性にシフトしてきてると思うので。
(現実はそこまで単純ではないけど、方向性としては)
ゆとり的な考えの方が時代に合ってる気がします。
批判する人はたぶん古いのです…と自戒をこめて私は思うようにしています。
まとめ
以上、氷河期世代とゆとり世代の、間の世代の私が思うことについてでした。
自分勝手にツラツラといろんなことを書いたらなんか面白かったです(笑)
すみません、それだけの記事です。
読んで頂いてありがとうございました。
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コメント
こんにちは。
あやぞぅさんはリサーチと分析力が高いなあーと思いました。
世代によって様々な環境がこれほど違うと、感じ方も違うから
人間関係を営むのにストレスが多くなるのは当然だと思いますね。
ゆとり的な考えが広まってほしいですね。
takafumiさん>
コメントありがとうございます。
いやいや、そんなリサーチ力も分析力も高くないですよ。
いろいろ考えるのが好きなだけです^^
この世代だからこう、というのは、全ての人に100%に当てはまる訳ではないと思うのですが、
でも、ある程度傾向はある気がするんですよね。
世代ごとに、生きてきた環境、受けてきた教育が違うからわかり合えないというのはあると思うのですが、
そういうことが少しでも変わっていけば良いなと思います。
こんばんわ
ランキングから来ました
氷河期はそれはそれは厳しかったんだろうなあ
と今さらながら思います。
英雄故事さん>
コメントありがとうございます。
そうですね、氷河期は大変だったんだろうなと私も思います。