【体験談】新型コロナにかかり、ホテル療養した話~コロナ陽性・療養・退所まで~

こんにちは。

2023年1月の日記にも書きましたが、新型コロナウィルスにかかり、ホテル療養をしました。

コロナにかかったこともホテル療養したことも、いろいろ大変でしたが、貴重な体験だったなと思ったので、その体験についてまとめたいと思います。

5月にはコロナも5類になるので、ホテル療養というもの自体もなくなるらしいと聞いているので、特に誰かの役に立つかは不明ですが、読み物としてお読み頂ければと思います。

かなりの長文なので、時間ある方以外は目次で気になるところを読むのをおすすめします。

では、どうぞ~





コロナ感染~陽性が発覚するまで

まずは感染~陽性が発覚するまでの経緯についてです。

コロナ感染したと思われる日

土日に出かける機会があったのですが、そのどちらかの日に感染したと思われます。

明確にはわかりませんが、ファミレスに長居してた時か、夜ご飯を食べた時が怪しそう…

確認したところ、一緒にいた人は感染していないそうで…

その前の週から体調が微妙だったのですが、疲れとストレスで抵抗力が下がってたのが感染した原因かなと思います。

あやぞぅ

疲れとストレス溜まってたのに、あまり自覚がなくて、大丈夫大丈夫~と思って油断してたのがいけなかったなと今は思います。

1~2日後、症状が出る(喉の痛み、微熱)

月曜日は体調は大きな変化はなく…(強いて言うならちょっと喉がイガイガしてたくらい)

火曜日になって体調に変化がありました。

日中から、なんとなく身体が重くて仕事が全然捗らず…

喉もちょっと痛かったりしていました。

(ただ、喉に関しては年末から断続的な痛みに悩まされていたのでまた乾燥かな?と思ってたくらいでした)

そして夜になって発熱。

たしか37.1℃くらいで微熱という感じでした。

夜中に何度か起きましたが、平熱と微熱を行ったりきたりしてる感じでした。

あやぞぅ

喉が痛いのはしょっちゅうなんだけど、発熱することは普段ないので、この時若干コロナを疑いました…

水曜日、PCR検査を受けに行く

翌朝起きた時は熱がちょっと下がり、36℃台後半に。

ただ平熱が35℃台な私としては微妙な数字でした。

喉もものすごく痛い訳ではなかったのですが痛み自体はあったし、何より前夜に発熱しているのが気になったので、念のため仕事の後病院に行くことにしました。

ただ、病院に行く頃には体調の悪さはほぼなくなっており、喉もちょっと乾燥してるかな~程度になっていました。

私はコロナが流行し始めてから何回も、喉痛くなる→PCR検査→陰性、というのを経験してるので、またそのパターンかもなと思っていました。

病院の先生にも、最初「今回はPCR検査は受けなくても良いかも…」と言われたし。

でも、その後に出社を控えていたりして、なんとなく不安だったのでPCR検査を受けさせてもらうことにしました。

あやぞぅ

ちょっとの体調不良で毎回PCR検査するなんて大げさかもな…と思ったりもしたのですが、結果的にはこの判断正しかったです…!

木曜日、コロナ陽性発覚

PCR検査を受けさせてもらったものの、翌日の木曜日の朝は特に体調の悪化もなかったので、また陰性だろうなと思っていました。

翌日の昼頃までに結果が来ると聞いていましたが、特に心配して待つこともなく。

実際に結果が来たのは翌日の木曜日の10時くらいでした。

…で、まさかの陽性。

ビックリでした。

余談ですが、結果はSMSなのですが、陽性の場合も信じられないくらいあっさりしたメールで驚きました。

自動送信だろうけど、ただ「陽性。新型コロナウィルス感染症です。」とだけ書いてあると、検査受けたけどどうせ陰性だろうと思い込んでる人は見落としそうだなと思って(笑)




コロナ陽性発覚~ホテル療養開始まで

ここからいよいよ本題です。

陽性が発覚してからホテル療養するまでの経緯をまとめました。

必要な手続きする&ホテル療養に申し込む

まず何か届出をしなければいけなかったはず…と思い、病院でもらった紙を見てみました。

最初の画像の方に記載がありますが、発生届の対象者には私は該当しないので、保健所には届出る必要はなく、東京都陽性者登録センターにだけ登録しました。

東京都陽性者登録センター(東京都福祉保健局)

(※2023年1月の、東京都の話です。)

WEBで簡単に出来たのですが、登録完了には少し時間がかかる模様でした。

(一旦受付だけしてくれて、登録完了したら再度メールが送られてくるとのことでした)

私は基礎疾患を持った人が同居家族にいるため、ホテル療養は必須の状態でした。

あやぞぅ

コロナにかかった場合どうするかということについては、事前に家族で話し合っていました。

このため、いざ陽性だ!ということになった時も、迷うことなくホテル療養する方向で動けたので良かったです。

ホテル療養(宿泊療養)については画像2枚目を見るとわかるのですが、発生届対象外の人は陽性者登録してからの申込のなので、登録完了の通知を少し待ってみました。

ですが、一向に通知が来ないので、昼くらい(たしか12時くらい)に東京都宿泊療養申込窓口に連絡をしました。

すぐにつながり、いろいろ聞かれたことに答え、基礎疾患がいる家族がいるという事情も説明し…とりあえず申し込みは完了しました。

申込が終わる頃(たぶん12時半前後)にはどっと疲れが出ていて、試しに熱を測ってみたら37℃台前半でした。

あやぞぅ

熱出てるのに全く気付かず…喉も多少痛かったりもしたのですが、手続き関係にとにかく必死でした。

ちなみに、この間会社や家族に連絡したりもしつつ、やらなければいけない仕事やその調整も必死でこなしていました。(ちなみに、在宅勤務でした)

精神的にはしんどかったのですが、体調的にはさほどキツくなく、疲れはありましたが、まだわりと動ける感じではありました。

ホテル療養申込~ホテル療養の決定

ホテル療養申込~ホテル療養決定~ホテルへの移送までの流れですが、だいたいざっくり言うとこんな感じでした。

窓口に電話して申込

電話数回かかってくる

(申込日の夜)ホテル療養決まる&ホテル名も教えてもらえる

(申込翌日の午前中)ホテルに移動する際のドライバーから連絡あり、移送の時間言われる

療養先のホテルへ移送(私の場合は14時半頃)

電話数回かかってくるのはおそらく人にもよると思うのですが、私の場合は持病(メニエール病の疑い)があり、その件で複数回、服用してる薬や現在の持病の状態の確認がありました。

ホテル療養に入ると隔離期間終了までは出られない&自分で自分の身の回りのことが出来る人しかホテル療養できない、ということがあり、その関係だったようです。

メニエール病だと、人によってはめまいで立てなくなったりすることもあるので。

(私は疑いレベルで軽症のためその可能性はないのですが、そのあたりのことを伝えました)

最終的に「ホテル療養できます」と決定事項として伝えられたのは申込日の夜でした。

(それ以前の電話でもほぼ決まりだろうということは言われていましたが)

と同時に、宿泊先のホテルもこのタイミングで伝えられました。

ちなみに、私は自宅からはまぁまぁ遠い、都心の某アパホテルでした。

あやぞぅ

自宅から近いホテルになるとは限らないとは思ってたけど…

アパホテル、全然別の場所で泊まったことはあってわりと良いイメージだったので密かに楽しみでした(笑)

宿泊療養が最終的に決まったのは申込日の夜(たしか18時半くらい)でしたが、その前から宿泊療養になった際のことは調べて、できる準備はしていました。

↑このあたりのぺージを見て。

ホテル療養が決定してから本格的に荷造りなどの準備をしたのですが、体調がどんどん悪くなっていったので、体力的にはキツかったです。

あやぞぅ

…と言っても、私は微熱&喉の痛み(←我慢できないほどではない)のみだったので、軽症だったのですが…

重症だったら本当に1人では無理だろうなと思います…

実際、比較的軽症だった私も、在宅での仕事が17時半くらいに終わってから、ゆっくり準備をして、夜寝る前(22時くらいまで)かかりました。

あとは、声がだんだんかすれて出づらくなっていったのも印象的でしたね~…

ホテル療養の際に持っていった荷物は今思えば結構な量がありました。

私の場合は、生活に必要な物+仕事で使う物(ホテルから在宅勤務をするため)だったので。

仕事関係の物が意外と多くて結構かさばりました…

持ち物の用意についてですが、陽性とわかってから当然外には出られなくなっており、同居人も濃厚接触者なのでやはり外には出られず…だったのですが、買い物のお願いができる方が近くにいたので、非常に助かりました。

とはいえ、お願いできない可能性もあったので、日頃から生活に必要なものは備えておかないといけないなと思いました。

(たとえば生理用ナプキンとか。これは奇跡的に結構ストックあったので良かったです。)

ホテル療養に入るまでの自宅での隔離方法

ホテル療養に入るまでは自宅で過ごしていましたが、同居人と極力接触しないように注意して過ごしていました。

・トイレ&夜の洗面以外は部屋から出ない。

・トイレ&夜の洗面で部屋から出る時は、ポリエチレンの手袋を着用。

・お風呂は入らない。(翌日ホテルに入れるのでその時に入ることに)

・食事は同居人に用意してもらい、部屋の前に置いておいてもらう&ゴミはゴミ袋に入れてベランダへ。

ポリエチレンの手袋はこんなのです↓

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私が持ってたのは100均ので、だいぶ昔に買ったものですが、ポリエチレンの手袋はこういう時かなり便利だなと思いました。

食事については食器などは使わずに食べられるものにしてもらいました。

療養先ホテルへの移送

コロナ発覚の翌日…

午前中に、ホテルへ移送してくれるタクシーのドライバーさんから直接連絡があり、お迎えに来て下さる時間を伝えられました。

私の場合は14時半頃とのこと。

それまでは家で在宅勤務していました。(8時半~14時)

あやぞぅ

…今改めて思うけど、体調悪いのに仕事しすぎ…

そんなんだからコロナにかかるんだよな…と思います(涙)

(コロナ前から体調悪かったのに休めずで…会社や職場の人がどうこうというより自分の問題なのですが…このあたりのことは別記事にでもしたいと思います)

この時、体調的にはこんな感じでした。

・喉の痛みがひどい。しかもどんどんひどくなっていく。

・声がかなり出にくい。

・熱は36℃台後半。

・だるい。

あやぞぅ

客観的に見ると軽症だと思うけど、体感的にはつらくて、しかもだんだん悪くなって行ってるのが恐ろしかったです…

そんな状況の中、なんとか仕事を片付けて、14時に終了。

そこから大急ぎで仕事関係の荷物をつめ、忘れ物がないかを確認し…などやっていたら、あっという間に移送の時間になりました。

(ドライバーさんは5分前くらいに来てくれてたのですが、結局そこから10分かかり…お待たせして申し訳なかったです。)

迎えにきて下さったのは普通のタクシーでした。(聞いたことあるタクシー会社でした)

いわゆるユニバーサルデザインタクシーというヤツで、ミニバンタイプの車です。

ただ、移送仕様(?)なのか、中がちょっと違っていて、運転席側と後部座席ががっちり透明なビニールで仕切られていました。

私の場合、移送にかかった時間は約1時間くらいでした。

(この交通費も自己負担でないと思うと、すごい制度だよなと思います…)

コロナ発覚から、コロナ関係の手続き・各所への連絡・調整、ホテル療養のための準備、仕事…緊張の糸がそこで切れて、どっと疲れが出て、ぐったりしたことをよく覚えています。

あと喉がめちゃくちゃ痛かったことも。

つばを飲み込むのも辛い感じで、カラカラに乾燥していて、本当は水分を取りたかったのですが、車の中という密室でマスクを外すのはまずいのでやめておきました。

そして、喉が痛いだけじゃなくて声がほぼ出なくなっているということにも気付きました。

あやぞぅ

できるだけ楽しいことを考えようと思い、車窓を楽しもう…とか思ってました。

普段あまり車に乗らないので景色、楽しかったことは楽しかったです(笑)

15時半頃にホテルに到着。

職員(?)の方に案内されてロビーへ。

そこで、透明の窓越しに、別の職員の方から説明を受け、書類などを受け取り、自分の部屋へ移動しました。

あやぞぅ

この時、挨拶したりお礼を言ったりしようとして、声がほぼ出なくなっていることに気付きました…

会話困難な状態…




 ホテル療養開始(ホテル療養1日目)

やっとホテルに着いた…これでゆっくりできる…しばらく横にでもなって休もう…と思っていたのですが、その後もいろいろやることがあり、すぐには全然ゆっくりできない感じでした。

部屋に入ってからの手続き諸々。

部屋に入ってから、やったこととしてはこんな感じです。

①部屋備え付けの電話に、電話がかかってきて、追加の説明を受ける

②体温、酸素飽和度、血圧の測定、専用のサイトへの登録

③看護師からの電話&現状に関する聞き取り

電話でお話するのがまたすごく大変でした。

ほぼ声出ないので、質問したいことがあっても聞き取ってもらえず…

あとはこの時、痰が絡む症状が出ていて、たびたび一時的な呼吸困難に陥ることがあり、これがまたすごくキツかったです…

あやぞぅ

一時的にでも呼吸困難に陥ると若干パニックになっちゃう…

電話中にそうなるとさらにピンチな感じでした。

(ちなみに、この痰が絡む症状はホテル療養1日目のみだけで、その後はなくなったので一安心でした)

①部屋備え付けの電話に、電話がかかってきて、追加の説明を受ける

1日の流れ、酸素飽和度などの計測の方法、差し入れについて、療養期間はいつまでか…等をいろいろ説明を受けました。

最初にもらった書類に沿って。

電話をかけてきたのは看護師ではなく、職員(事務担当の方?)でした。

上にも書きましたが、声がほぼ出なくなっていたので、やりとりがかなり大変でした。

質問したいことがあってもなかなか聞き取ってもらえず…

体調も悪いし、聞きたいこともうまく聞けないしでぐったりでした。

(…相手も大変だったと思うけど)

ちょっと違う話かもだけど、言語障害ある人とかって大変なんだろうな…と思ったりもしました。

意思の疎通がうまく測れないせいだと思うのですが、相手がゆっくり大きな声 でお話してくれたりもして…それも不思議な感じ(笑)

(耳は悪くないんだけどさ…でも、私も接客業時代を振り返るとそういうことあったので、相手の気持ちもよくわかる気がしますが)

ちなみに、書類はかなりいろいろもらいましたが、その中の1枚がこちら。

このタイミングで、1日の流れについても説明がありました。

②体温、酸素飽和度、血圧の測定、専用のサイトへの登録

①の電話の時に指示されてたのですが、電話終わってすぐに、体温等の測定をし、専用サイト(上の紙にも書いてある、LAVITAというサイト)へ登録をしました。

体温は持参の体温計で。

酸素飽和度は、パルスオキシメーターが貸与されているので、それで測ります。

写真の上にうつってるのがパルスオキシメーター。

指挟んで酸素飽和度測る機械。

初めて使いました。

96~99%が正常値だそうですが、私は療養中はずっと98%くらいでしたね。

血圧は別室に測定器が置いてあるので、そこで計測しました。

血圧に関しては、測定が義務付けられてるのはこの療養開始の時の1回のみでした。

数値は忘れてしまいましたが、普段と特に変わらず、正常値だった記憶があります。

③看護師からの電話&現状に関する聞き取り

測定してLAVITAに数値を入力して…という作業が終わった直後に、看護師の方から部屋の電話に連絡がありました。

①の説明の時点で「測定値の入力が終わった頃に看護師から電話ありますから」と聞いてたので、一応準備して待ってました。

今の症状について&持ってきている薬についての聞き取りでした。

この時も声が出せなくて結構困りましたね…

あと困ったと言えば、持ってきている薬についての聞き取りでした。

PCR検査受けた日に出された薬、メニエール病の薬、市販薬とかいろいろ持ってきていたのですが、それの数まで把握するとのことで。

薬がないと不安なので結構いっぱい持ってきていたのですが、まさか薬まで把握されるとは思わず…

ただ数数えるだけと言えばそうなのですが、体調悪かったのでその作業が辛かったです。

あと1つ一般的じゃない鎮痛剤が1個あったみたいで(コロナワクチンの時に薬局で買った解熱剤なんだけど)それもなかなか看護師さんに伝わらず…

声も出ないし、キツかったですね。

看護師さんも私の相手するの大変だったと思いますが…

(今考えたら、こういうのも写真撮ってサイトにアップするとかにしてくれたら楽なのになと思います…)

あとは、薬と言えば、ちょうど生理とぶつかりそう(今日明日にもきそう)なタイミングだったのですが、解熱鎮痛剤飲むには看護師の許可が必要というルールをこの時に知り、驚愕しました(笑)

療養期間については、

発症日を0日目として、そこから7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合には8日目から療養の解除が可能

と決められているそうなのですが、この『発症から7日間経過&症状軽快後24時間経過』の間に解熱鎮痛剤は飲んではダメらしいのです。

解熱剤鎮痛剤を飲んでるから良くなってるだけなんじゃないかということになってしまうようで、解熱鎮痛剤を飲んだ場合はそこから24時間経過してないと出られないというカウントになるそうで。

あやぞぅ

私は生理きたら鎮痛剤必須なので、これはヤバイかも…と思いました…

コロナで辛い中、生理痛も鎮痛剤なしで乗り切ることになるとしたら苦行すぎるなと…

(結果的には、退所日のカウントに影響をもたらすようなタイミングで鎮痛剤を飲みたくなることはなかったので大丈夫でしたが)

ようやくフリー時間&宿泊してた部屋の様子

…話が逸れてしまいましたが、療養1日目に話を戻します。

諸々のやるべきことが終わって、ようやくフリーな時間になりました。

終わった時にはもうぐったり…

15時半頃にホテルに到着して、手続き諸々が終わったのは17時すぎくらいだったと思います。

喉が痛すぎて何も考えられず…龍角散の飴を舐めまくりつつ、ベッドにごろごろしながら、ホテルのテレビのFOD(無料で見られる動画がいくつかあった)でダラダラとお笑いの動画を見たりしていました。

有名な芸人さんのライブ映像とかで、普段だったら面白いはずなのですが、具合悪すぎて何も頭に入らず、でも気分が紛れればと思い、映像を垂れ流してたのをよく覚えています。

あとは家族に電話したりもしましたが、喉が激痛だし、声も少ししか出ないし(聞き取ってもらえるか不安になるレベル)、ちょっと電話して終わった感じでした。

ちなみに、療養してる部屋はこんな感じです。

(体調激悪だけど、写真はちゃっかり撮ってた・笑)

ごく普通のビジネスホテルという感じですが、きれいで快適でした。

普通と違う点としては寝具。

布団にも枕にも、通常のカバーとは違う薄い紙?みたいなカバーが付けられてました。

カバーは最後に退所する時廃棄です。

感染症対策でということだと思われます。

あやぞぅ

このカバーがすぐにケバケバになっちゃって若干不快でしたが、まぁ仕方ない…

ゆっくり寝られるだけで感謝です。

療養して初のご飯。まさかの駅弁で歓喜…

あっという間に18時になり、夕食の時間に。(夕食は18時~19時半)

館内放送が流れて、各自1階のロビーまで行って、お弁当をもらいに行きます。

あやぞぅ

体調はかなり悪かったのですが、どんなお弁当が出るのかは密かに楽しみでちょっとワクワクしていました(笑)

(今思うと、辛いけど多少の余裕はある感じでしたね。熱とかもなかったしね。)

ドキドキしながら1階へ…

並べられてるお弁当を見てびっくりしました…駅弁だったので。

あやぞぅ

え!?駅弁出るの?嬉しすぎる…

たしか、3種類か4種類あったのですが、即決で牛肉どまん中弁当を選びました(笑)

ちなみに、他にあったのは深川飯のお弁当と、あともう1種類か2種類くらい和食っぽい感じの駅弁が置いてありました。

牛肉どまん中弁当

体調が悪いながらもかなり嬉しかったです。

駅弁なんて豪華すぎない?しかも3、4種類から選べるのもすごすぎない?と思いましたが、駅弁が出たのはこの時だけで、種類も通常は2種類ずつでした。

後からネットなどの情報で知ったのですが、週に1回くらい特別にちょっと良いお弁当の時があるみたいで、それがこの時だったようでした。(金曜日の夜だったしね)

コロナ療養中のお弁当については、長くなりそうだったので別記事にしました。

興味ある方はこちらもどうぞ。

療養初日の夜、咽頭痛MAX。

夕ご飯を食べた後は重い身体を引きずってお風呂に入り、家族に電話をしたりした後、就寝しました。

寝たのはたしか22時頃だったと思います。

初日の夜、最高潮に喉が痛かったです。

ほぼ声は出ないし、何もしていなくても激痛で、唾を飲み込む時は何かで切りつけられてるのでは?と感じるレベルの痛さでした。

あやぞぅ

過去最大の咽頭痛という感じでした。痛さレベルMAX…

こんなに痛くて夜寝られるのかな…明日もっと痛くなってたらどうしよう…と心配しながら長い1日を終えて就寝しました。




ホテル療養2~4日目

ここからはそんなに大きな出来事もないので駆け足で行きます(笑)

この資料に書いてある通りで、

検温等→朝ご飯→昼ご飯→検温等→夜ご飯

を繰り返す日々でした。

そうそう、この資料には書いていないですが、看護師さんから体調確認の連絡がある場合もある、ということだったのですが、私は1回もかかってきませんでした。

(たぶん心配するような体調ではなかったからだと思われます)

ホテル療養2日目(土曜日、とにかくゆっくり過ごした1日)

ホテル療養2日目は土曜日。

前夜寝る時に、寝られるのだろうか?と心配していましたが、意外と寝られました。

夜中に何度か目を覚ましたのですが(←体調関係なく普段からよく起きるのでこれは通常運転)、目を覚ますたびに明らかに咽頭痛が楽になっていたのでかなり安心しました。

あやぞぅ

コロナ療養初日の夜が一番の山場だった模様…一安心。

とはいえ、療養2日目のこの日はまだかなり喉が痛かったので、龍角散ののど飴をひたすら舐めてしのいでいました。

(一時期龍角散が品薄になりましたが、その直前くらいだったので、まだ普通に持ってました)

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あとはもうひたすらのんびりしていた1日でした。

予想していたことではあったのですが、生理になってしまい、鎮痛剤を飲むのに看護師の方に夜中に電話をかけたりしました。

初日に説明されたことだったのですが、服薬には許可がいるということだったので…

2日目以降も痛くなるタイプなので、この後も(翌日以降に)何回か電話して鎮痛剤飲むということを繰り返しました。

ホテル療養3日目(日曜日、差し入れを持ってきてもらう)

ホテル療養3日目の日曜日。

この日もお休みということで、のんびりしていました。

咽頭痛は2日目よりもさらに楽になり…日に日に楽になっている感じで良かったなーと思っていました。

前日は龍角散のど飴食べまくりだったけど、この日はそこまで食べまくらなくても平気な程度の痛み。

この頃仕事が本当に激忙しくて、この日も体調が比較的マシだったのをいいことに、PCを使わなくてもできる仕事をちょっとしたりもしていました。

あやぞぅ

今考えたら本当に働きすぎだし、そんなんだから体調崩すんだよな~と思います…

あとよく覚えてるのは、iPadと演奏動画の素材があったので、動画編集していたこと。

たいした編集ではないですが、それでもよくやってたなと思うし、わりと体調良かったんだなと思います。

そして、特筆すべきこととしては、この日は差し入れを持ってきてもらいました。

差し入れについては以下のようなルールでした。

・差し入れを希望する場合は、前日の午後5時までに申し出が必要。

・申し出の際は、来訪者の氏名、来訪日時、差し入れ品の内容を伝える。

・受け取り時間は午後2時30分~午後4時30分。

・夕食時にロビーに並べられるので、各自受け取る。

・冷凍・冷蔵品、生もの、酒、たばこ類、カップ麺、カップ焼きそばなどは不可。

(カップ麺とカップ焼きそばは汁が排水に詰まるかもしれないからという理由だそうです)

・配達、配送品、出前、デリバリーを受け取るというのは不可。

あやぞぅ

なかなか細かい決まりがある感じ…まぁ当然なのかもしれないけど。

特に差し入れ品を持ってきてもらう時間が決まってるのが、お願いする方としてはなかなか大変だなと思いました。

9時~5時くらいの間ならOKなのかなと思っていたので。

差し入れではのど飴、ウィダーインゼリー、生理用品などを持ってきてもらいました。

結果的にはなくても足りたのですが、ホテルに缶詰めで出られない不安からお願いしてしまった感じで…ありがたいやら申し訳ないやらでした。

ホテル療養4日目、5日目(月曜日&火曜日、ホテルで在宅勤務)

ホテル療養4日目(月曜日)と5日目(火曜日)はホテルで仕事をしていました。

体調的には、咽頭痛はほぼなくなり、代わりに咳が出現。

電話でしゃべるのがネックでした…

途中で咳が止まらなくなり、仕事相手に心配されて強制終了したりもしていました。

また、こんな時に限って少人数のWEB会議があり、音声をONにしていたところ館内放送が流れて(←ご飯や検温のタイミングで流れる)、今ホテル療養してるんですよ~と事情を説明する羽目になったりしました。

あやぞぅ

仕事も結構忙しかったし、なかなかにハードでした…

仕事がなかなか終わらなかったり、終わった後に電話かかってきて、夕食を取りに行くのが遅くなったりしてたくらいでした。

おかげでこの2日はおそろしくあっという間に過ぎた記憶があります。

特筆すべきこととしては、5日目に看護師の方から電話があり、病状の聞き取りがあったのち6日目の朝(水曜日)に退所ということが決まりました。

そして、事務の方からも電話があり、退所する際の手続きについても説明を受けました。

退所(ホテル療養6日目の朝)

ホテル療養6日目の朝、いよいよ退所です。

退所については、

発症から7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合には8日目(無症状の方については、陽性確定に関わる検体採取日から7日間経過した8日目)に、医師・看護師による健康観察を実施した上で問題なければ退所

とのことでした。

(2023年1月時点での話です)

通常の場合、朝ご飯は普通に食べてから9時半に退所とのことなのですが、希望すればもっと早く、朝ご飯前に退所できるとのことで、この日も仕事があった私は朝ご飯前の退所を希望しました。

あやぞぅ

今考えたら仕事は午前休とかにしてもらって、普通に朝ご飯後に退所すれば良かった気がするんだけど…本当に謎に頑張りすぎてたと思う…

退所については、こんな資料をもらっていました。

まさにここに書かれている通りで、捨てるものと返すものを手に持ち、ホテルの部屋を退出。

捨てるものに関しては枕カバーやシーツも捨てちゃうの?という感じですが、①~③は特殊な紙のようなもので作られていて、なるほどなという感じでした。

④だけは普通の布だったのでちょっと勿体ないなとは思いましたが…

ちなみに、ゴミも1つも残さずに退出ということだったのですが、お弁当のゴミ以外は食事のタイミングで都度都度で捨てていなかったので、最後の方になってまとめて捨てることになり、なかなか大変でした。(よく仕組みをわかってなかったのです…)

朝ご飯前に出るなら7時にということだったので、7時に退出しました。

そんな朝早く退所する人は私だけでした…

療養施設の職員の方に渡すものを渡し、退所する人へ向けられた書類(ホテル療養後の注意点、療養証明書についての説明資料、アンケートに関する書面など)が入っている封筒を受け取り、退所しました。

退所直後に撮ったホテルの写真。

私が出た途端に職員の方たちがドアを閉めて「休館中」になってました。

来た時は全く余裕がなかったので、こんな感じだったんだな~と思いつつ。

本当にお世話になりました…という気持ちでいっぱいでしたね。

その後は公共交通機関(’駅までタクシー→電車→駅からもまたタクシー)で帰宅しました。

荷物が激重で、病み上がりだったのですごい大変だったのをよく覚えています。

あと久々の外界はまぶしくて、自宅すら新鮮だったことも。

終わりに

すごく長くなりましたが、以上が、新型コロナでホテル療養した体験談でした。

ホテル療養が出来たおかげで、結果的に家族にも誰にもうつさずに済んだし、安心して療養出来たので、本当にありがたかったですね。

その後ですが、ホテル療養後10日過ぎるまでは一応人込み等にはいかないように言われていて行動制限がついていましたが、10日過ぎたあとは晴れて解禁、普通の生活に戻れる!

…はずでしたが、そこから私は数か月にわたりコロナ後遺症に苦しむことになります…

それはまた別記事にする予定です。

(ちなみに、4/23現在はコロナ後遺症も85%くらいまで治りましたので、ご安心を)

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

読んで頂き、ありがとうございました。





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コメント

  1. yoshi より:

    コロナ後遺症が85%くらいまで治ったのことで、良かったです。

    • あやぞぅ より:

      >yoshiさん
      ありがとうございます。
      はい、ようやくかなり良くなってきました。
      時間かかりましたが、治ってきて良かったです。