東京メトロ24時間券は超お得な切符!多摩地区から千葉県への具体的な使い方は?

こんにちわ、あやぞぅです。

私には会社を辞める上で1つ悩みがありました。

それは、実家方面へ帰る交通費が結構かかるけど、どうするか?ということ。

私の家は東京の多摩地区、実家は千葉県内です。

以前は東京都内までの通勤定期があったため、比較的安く、実家に行くことが出来たのですが、(といっても、片道300円くらいはかかるけど)

通勤定期がなくなった今、普通に電車に乗って実家に帰ろうとすると、結構な金額がかかってしまうのです。

その金額は、往復で1,800円くらい。

無職にはかなりキツイ金額です(笑)

しかし、私には、実家である千葉方面に頻繁に帰りたい理由がありました。

それは、

①会社員時代、週1ペースで実家に帰っていたので、それを崩したくない。
(親に退職したことをしばらく言わないつもりなので、週1帰省を変える訳にはいかないので…)

②千葉方面の友人知人と、今まで通り、千葉方面で会ったり、ご飯を食べたり、遊びに行ったりしたい!
(みんな千葉県民だと私1人に合わせてもらうのもなんだか…)

③定期的に通院している病院は、今も変わらず、実家のそばの病院だから。

というもの。

千葉方面には帰りたいし、でも、お金は結構かかりそうだし、何か少しでもお得に帰れる方法はないものか…

悩みに悩んだ末に、私が出した答え…というか、行きついた秘策がこちらでした!

それが、東京メトロ24時間券を使って、多摩地区から千葉方面へ行こう!というもの。

この東京メトロ24時間券、私は全く知らなかったですが、これがなかなかすごい切符、超お得な切符なのです!

どんな風にお得な切符なのか、そのメリットや具体的な使い方について、まとめてみました。

どうぞ~

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そもそも、東京メトロ24時間券とは…

・使用開始から24時間以内に限り、東京メトロ全線が乗り放題になる切符。

・価格は、大人600円、子供300円

・前売り券と当日券がある。(値段は一緒)

・前売り券は、発売日から6か月以内の1日(24時間)に渡り、有効。

・当日券は、発売日に使用を開始し、そこから24時間以内有効。

(購入当日の終電までに利用しないと無効になる。)

・前売り券の購入は、定期券などを販売している東京メトロの窓口で。(中野駅・西船橋駅・渋谷駅<副都心線>は除く)

・当日券の購入は、東京メトロの各駅にある券売機で。

基本情報としてはこんな感じです。

ちなみに、実物はコレです。

左が当日券、右が前売り券。

前売り券の方が見た目かわいらしいですね。

東京メトロ24時間券について、詳しくはこちらもご参照下さい。

→各種1日乗車券(東京メトロHPより)

東京メトロ24時間券のすごいところ…

東京メトロ24時間券のすごいところ、それは…

24時間乗り放題=1日という単位ではなくてピンポイントに時間が決まるので、2日間にわたり使用することも可能になる!

ということです。

どういうことか、具体的に説明すると…

たとえば土曜日の午後1時に使用開始した場合、使えるのは、

通常の1日乗車券・・・・・使用当日、土曜日の終電まで。

東京メトロ24時間券・・・使用翌日、日曜日の午後1時まで。

となるのです。

これってかなり大きな差!

使用する時間帯によっては、24時間券の方が断然お得になると言えるのです。

この特性を活かして、私はこんな乗り方を考えました。

<1日目>
自宅(多摩地区)→→東京メトロ内の一番多摩地区寄りの駅→→→東京メトロ内の一番千葉寄りの駅→実家(千葉県某駅)

<2日目>
実家(千葉県某駅)→→東京メトロ内の一番千葉寄りの駅→→東京メトロ内の一番多摩寄りの駅→→自宅(多摩地区)

これをすると、支払わなければいけないお金は、

東京メトロ24時間券の料金=600円
自宅(多摩地区)→→東京メトロ内の一番多摩寄りの駅の電車賃×2(往復分)
東京メトロ内の一番千葉寄りの駅→→実家(千葉県某駅)の電車賃×2(往復分)

とばります。

こう書くと、結構電車賃がかさみそう…

普通に往復した場合よりも本当に安くなるの?と思うかもしれませんが…

私の場合は、安くなりました!

もちろん、私と似たようなケースでも安くならない場合もあると思うのですが、今回この記事を書くために、付近の駅も例にとって、いろいろと試算した限りでは、安くなるか同額くらいにはなるようです。

同額だったら意味ないのでは?と言われそうですが、そんなことはありません!

だってただ往復するだけだったら、降りられる駅は、自宅の最寄駅、実家の最寄駅、乗り換え駅くらいしかありませんが、
東京メトロ24時間券を使えば、東京メトロ全駅降り放題なんですよ?

これなら、他に都内に行きたいところがある場合、実家に帰るついでや、千葉方面で友達と会うついでに行くことが出来ますし、

なんとなく気が向いた駅で降りて、ぶらぶら散策したりも出来ます!

同額くらいだとしても、かなりお得な気がしませんか?

コレに気付いた時、東京メトロ24時間券ってなんてすごいんだ~♪と、かなりココロ踊りました(笑)

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多摩地区~千葉県の具体的な使い方は?電車賃を試算。

ここまで書いてもわかりづらいと思うので、ちょっと例を出して試算してみたいと思います。

例1)八王子・柏間(24時間券の方が安い)

<最速ルート>

片道1,242円×2=2,484円

<東京メトロ24時間券使用>

八王子~荻窪・・・464円(片道)
綾瀬~柏・・・302円(片道)

(464×2)+600+(302×2)=2,132円

例2)小平・千葉間 (ほぼ同額…!?)

<最速ルート>

片道897円×2=1,794円

<東京メトロ24時間券使用>

小平~高田馬場・・・299円(片道)
西船橋~千葉・・・302円(片道)  

(299×2)+600+(302×2)=1,802円

こういった感じになります。

2番目のパターンだったとしても、東京散策したかったり、都内に用事があったら、東京メトロ24時間券を使うの方がお得かな~と思います。

有効期限内(最初の使用の24時間後)に、改札に入ればOK。

24時間しか使えない…と言われたら、普通は、24時間以内に乗車を終えて改札から出ないといけないと考える人が多いと思うのですが、実はそうではありません。

東京メトロ24時間券を最初に改札に通した時、ちょうど24時間後の時間が有効期限として印字されますが、その時間までに、最後の乗車をするために改札に入っていればOKなのです。

つまり、基準となるのは、改札を出た時間ではなくて、入った時間。

たとえば、先ほどの例の、八王子~柏を行き来する場合、

最後に乗車するのが、丸ノ内線の池袋~荻窪間だとすると、有効期限の時間までに、池袋駅で改札から丸ノ内線の構内に入場していれば良いのです。

電車に乗って荻窪に着くのが有効期限の時間を過ぎていたとしても、有効期限内に改札内に入場していれば問題ありません。

このあたりがちょっとわかりづらいので、ご注意を。

でも、降りる時間を有効期限内にしなければ…と考えなくて良いので、使う人に優しいルールですよね。

そんなお得な東京メトロの24時間券、先週早速使ってみたのですが、その体験談については、また明日以降、別記事にしたいと思います^^

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