聴覚過敏があっても楽しめる!おすすめの楽器7選

突発性難聴・メニエール病・聴覚過敏
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こんにちは。

私は聴覚過敏持ちですが、楽器演奏を趣味にしています。

 

あやぞぅ

演奏出来る楽器に限りはあるし、工夫が必要な場合もあるけど…

聴覚過敏があっても楽しめる楽器は案外いろいろありますよー

 

 

この記事は、聴覚過敏があるけど何か楽器を演奏したいと思っている人に向けて書きました。

同じような方の参考になれば幸いです。

 

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聴覚過敏とは&私の話

聴覚過敏とは…

感覚過敏の1つで、普通の人であれば何も感じないような日常生活の中にある音を苦痛に感じる状態のこと。

耳からくるもの、脳からくるもの、心理的な側面からくるものなど、さまざまな原因のものがあるとされています。

また、発達障害を持っている方の中にも聴覚過敏がある方は結構いるそうです。

外から聞こえる音を小さくできるイヤーマフなどもありますが、最近では、そのイヤーマフを付けているお子さんなどもたまに見かけるようになった気がします。

(イヤーマフというのは、こういうものです↓)

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イヤーマフを街中で見かけるようになったことに伴って、聴覚過敏に対する世間一般の認知も広まっているような気がするような…しないような…

 

聴覚過敏と一言で言っても、原因や程度は様々です。

 

私の場合についてですが…

・耳の機能的なものが原因の聴覚過敏。

・きっかけは20年ほど前の突発性難聴。軽度の難聴、耳鳴り、聴覚過敏がある。+時々めまいも。再発などを繰り返し、現在は『メニエール病の疑い』という状態。

・日常生活で困ることはほぼないが、特別大きな音が出る場面・場所はツライ、というレベル。(カラオケ、音楽系のライブ、パチンコ屋等は×。長時間音楽CDを聴くのは無理)

・大きな音にさらされると耳に突き刺さるような感覚になり苦痛。その後は耳鳴りが大きくなり、数時間~数日間辛い状態になる。

というような感じです。

 

あやぞぅ

私は普通に生活してる分には大きな支障はないので、聴覚過敏がある人の中では軽度な方です。

 

聴覚過敏があってもできる楽器

ここからいよいよ本題です。

聴覚過敏があっても出来る楽器について。

私自身が演奏してみてこれは大丈夫!と思った楽器を、ご紹介していきたいと思います。

 

カリンバ

まず一番おすすめしたいのがカリンバです。

 

カリンバとは…アフリカの民族楽器で親指で演奏する楽器。

オルゴールみたいな優しい音色が特徴的な楽器です。

 

(↓私が初めて買ったカリンバはコレ。リーズナブルなのに良い音で、初心者の方にはおすすめの1台です)

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あやぞぅ

コロナ禍にカリンバにハマり、早4年…

音が小さいので耳に負担なく演奏できるし、癒される音色だし…ハマりにハマっています。

 

そんなカリンバのおすすめポイントはこちら。

カリンバのおすすめポイント

・音が小さい。

・演奏が比較的簡単。

・1人でも演奏が成立する。(他人との合奏を必要としない)

 

まずカリンバは本当に音が小さいです。

私はカリンバを9台持っていますが、どのカリンバを使っても、演奏していて耳が辛いと感じたり、耳の調子が悪くなったことがほぼありません。

(厳密に言うと、年に1回くらいカリンバの音ですら耳に響くなーという時があるのですが、その時はもう他の音などもダメな体調なので、極力耳を使わないで過ごすようにしています)

 

ピアノと同じ要領でキーを上から下に押せば音が鳴る仕組みなので、演奏も比較的簡単。

また、旋律を演奏しながら和音を演奏するというのもそこまで難しくないので、1人でも十分なクオリティーの演奏ができるというのも良いところです。

楽器演奏において、誰かと合奏するのは大きな醍醐味ですが、聴覚過敏がある人にはなかなか厳しいと思うんですよね。

どう考えても自分の耳に届く音量が増えるので。

でも、カリンバの場合は1人で十分にハーモニーを作れるので、合奏できなくても問題なし。

…というか、カリンバの場合はむしろ1人で演奏するパターンの方が多いと思います。

合奏することもあるにはあるし、楽しそうではありますけどね。

 

カリンバ界で超有名なMisa様の演奏と、自分の演奏のリンクを貼っておきます。

Misa様の素晴らしい演奏と、自分の演奏と並べるの恥ずかしいけど(笑)

 

Misa様のこの演奏がきっかけでカリンバを知り、私も演奏するようになりました↓

 

そんな私の演奏↓(比較的再生回数多いの選んでみました・笑)

 

ウィンドシンセサイザー(エレフエ、エアロフォン等)

2番目におすすめなのは、ウィンドシンセサイザー

ウィンドシンセサイザーとは、吹いて音を出す電子楽器です。

 

ウィンドシンセサイザーのおすすめポイントはこちら。

ウィンドシンセサイザーのおすすめポイント

・音量の調節が可能で、音を小さくできる。

・音を鳴らすだけなら比較的簡単。

 

電子楽器なだけあって、音量を調節できるというのが大きなポイントです。

調節できるとは言ってもそこまで小さくはできないのかな?と当初思っていましたが、私が持っているウィンドシンセサイザー(エレフエ、エアロフォン)はかなり小さい音にすることが可能なので、聴覚過敏があっても問題なく楽しむことができています。

 

あとはこれも電子楽器ならではかもしれませんが、音を鳴らすだけなら比較的簡単というのも良いところですね。

電子ではない吹奏楽器(たとえばトランペット、サックスなど)よりも、明らかに簡単に音が出ます。

音が出るのと上手に演奏できるのは別なので、クオリティーの高い演奏が簡単にできるという訳ではないですけどね。

 

今はいろいろな種類のウィンドシンセサイザーが出ていますが…

自分が持っている中で一番おすすめなのは、エレフエという電子リコーダーです。

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お値段は1万2千円くらいと、ウィンドシンセサイザーの中でもかなりリーズナブル。

電子リコーダーと書きましたが、リコーダー以外にもサックスやトランペットなど10種類の音色が出せます。

 

あと私が持っているものでは、エアロフォンというローランドから販売されている電子サックスも良いです。

エアロフォンは4万円弱~20万円弱くらいまでの価格で(※種類によります)エレフエに比べるとだいぶ高価ではありますが、エレフエ以上に様々な音色が出て、様々な演奏が出来る素晴らしい楽器です。

(私が持っているエアロフォン初号機のAE-10は今販売されていないみたいなので、一番リーズナブルなAE-01を載せておきます。)

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あやぞぅ

私は元吹奏楽部員なのですが、聴覚過敏持ちになってからは吹く楽器は無理だろうなとあきらめてたんですよね…

でも、ウィンドシンセならできる!と知って、とても嬉しかったです。

 

インスタコード

次に紹介するのは、インスタコード

インスタコードとは…ボタンを押すだけで簡単にコード演奏ができる電子楽器。

見た目はギターのような形をしています。

 

 

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インスタコードのおすすめポイントはこちら。

インスタコードのおすすめポイント

・音量の調節が可能で、音を小さくできる。

・簡単に和音を演奏することができる。

・1人でも演奏が成立する。(他人との合奏を必ずしも必要としない)

 

まず電子楽器なので音量の調節が可能です。

インスタコードに関してもどのくらい小さな音にできるのかな?と思っていましたが、かなり小さくできるので、聴覚過敏があっても無理なく演奏できます。

そして、こちらの楽器も演奏は簡単。

ボタンを押してコードを選択し、パッド(右側の、ギターで言えば弦のような部分)をはじくと音が鳴る仕組みです。

(実際はその前に楽器やキーの選択等があるのでもう少し複雑ですが、それでも全然難しくはないです)

 

あやぞぅ

コードを押さえなくても演奏できるギターのようなイメージ。

でも、それでいて、ギター以外にもピアノ、ドラム等様々な音が出せたり、MIDI入出力ができたり…高度なこともいろいろできるすごいヤツです!

 

あとは、私自身は使いこなせていないのでアレなのですが、MIDIルーパーというものを内蔵しているため、ドラム、ベース、ギターなど複数の楽器を重ねて1人でバンドのように演奏することもできるそうです。

詳しくはこちらの公式から出ている動画をどうぞ↓

MIDIルーパーの機能を使えば、誰かと合奏せずとも1人で十分演奏を成立させることができます。

あとは普通のギターなどと同じで、自分で歌う+インスタコードで和音を奏でるなどでも良いかと思います。

 

ちなみに、私の場合は、上記したエレフエとインスタコードを多重録音して重ね合わせて動画作ったりしています↓

 

あやぞぅ

演奏技術がまだまだなので微妙なクオリティーではあるのですが…演奏していてすごく楽しいです♪

 

タングドラム

次に紹介するのは、タングドラム

タングドラムとは…鉄製の打楽器で、中が空洞になっていて上に切れ目が入っていて、音階が奏でられる楽器。

切れ目=スリットが入っているため、別名スリットドラムなどとも呼ばれたりします。

 

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タングドラムのおすすめポイントはこちら。

タングドラムのおすすめポイント

・音が比較的小さい。(ただし種類にもよる)

・音を鳴らすのは簡単。

・1人でも演奏が成立する。(他人との合奏を必要としない)

 

カリンバやウィンドシンセサイザーと同様に、音を鳴らすのはとても簡単です。

マレット(バチ)や手で、スリットを叩けば良いので。

2か所叩けば和音が鳴らせるので、1人でも演奏が成立するというのもカリンバと同じですね。

 

タングドラムの音量についてですが、音は比較的小さいのですが、種類によっても変わってくるので注意が必要です。

タングドラムには6音、8音、11音、15音などの種類があり、音数が多いものはサイズも大きくなるのですが、大きくなればなるほど音量も大きくなります。

 

私は8音、11音、15音のタングドラムを持っているのですが、

15音…長時間の練習はできない。30分が限度。もしくは耳栓着用必須。

11音…1時間くらいまでなら問題なく練習できるが、それ以上は× やるなら耳栓必須。

    耳の調子の悪い時は演奏できない。

8音…何も気にせず演奏できる。(が、音数が少ないので演奏の幅は狭い)

というような感じですね。

 

聴覚過敏の度合いによっても変わってくると思うので、小さいタングドラムから試してみるのが良いと思います。

 

個人的には11音以上だと音域が出ていろんな曲を演奏しやすいかなと思うのでおすすめです。

11音のタングドラム、私が持っているのはこちら。

(今は販売されていないみたいですが、これの黒を持っています)

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ただ私は4年程前に購入したので、今の売れ筋のタングドラムはまた違うかなと思います。

いろいろなタングドラムがあると思いますので、調べてみてください。

(あとはDメジャーとCメジャーなどの種類もあるので、そのあたりも要チェックです)

 

あやぞぅ

タングドラムもカリンバと同様に癒し系の音色が出るのも素晴らしいところ!

気になる方は是非試して見てください~

 

私のタングドラム演奏↓ 11音でDメジャーのタングドラムを使用しています。

 

オタマトーン

次に紹介するのはオタマトーン

音符の形をした電子楽器で、縦棒の部分にセンサーのようなものがついていて、そこを押さえると音が鳴るという仕組みの楽器です。

 

 

かなりいろいろ種類があるのですが、

私はスタンダードというシリーズの中の、オタマトーンカラーズと

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オタマトーンデラックスという、大きくて音域も広く若干演奏しやすいタイプを持っています。

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オタマトーンのおすすめポイントはこちら。

オタマトーンのおすすめポイント

・音量の調節が可能で、音を小さくできる。

・かわいい(笑)

オタマトーン最大のメリットは、調節すれば音を小さくできる点ですね。

私が持っているオタマトーンはどちらもかなり小さな音にできるので、聴覚過敏があっても全く問題ありません。

音を小さくできるというのはオタマトーンに限らず電子楽器共通のメリットですね。

 

あとオタマトーンの良いところと言えば、かわいさでしょうか…(笑)

もはや聴覚過敏は関係なくてすみません。

 

センサーを押さえれば音は出るのですが、鍵盤やキーなどがある訳ではないので決まった音を出すのが結構難しいです。

そのため何か曲を演奏しようと思うとなかなか苦労します。

 

私の演奏…YouTubeにUPしたものはないのですが、カメラロールには残っていたのでどうぞ。


だいぶ間抜けな雰囲気…これはこれでかわいいけど。

ちなみにこれはスタンダードタイプのオタマトーンでの演奏です。

 

世の中にはオタマトーンでとても素晴らしい演奏ができる方もいらっしゃるので、そんな演奏を置いておきます。

 

スペインのゴット・タレントでのパフォーマンス↓

(これがきっかけで、オタマトーンが日本でちょっとしたブームになったりしました)

 

こちらは日本の方ですが、素晴らしい演奏をされています…!

 

あやぞぅ

オタマトーン…極めたらすごい演奏もできる、奥が深い楽器。

私は気分転換に遊ぶくらいですが、聴覚過敏でも演奏できる貴重な楽器の1つです。

 

ウクレレ

最後にご紹介するのは、ウクレレ

これは言わずもがな…

ギターを小さくしたような弦楽器で、ナイロン弦が4弦張られています。

優しい音色が特徴で、ハワイアンなどのイメージも強い楽器ですよね。

 

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ウクレレのおすすめポイントはこちら。

ウクレレのおすすめポイント

・音が小さい。

 

ウクレレは音が小さいのが一番の良いところ。

私の体感だと、タングドラムよりは小さく、カリンバよりは若干大きいくらいでしょうか…

長時間演奏していても耳に影響あるということはほぼないです。

 

ただ私自身はウクレレは持っているものの上手く演奏できず…

これまで紹介してきた楽器に比べると演奏するのが難しいなと個人的には感じています。

 

【まとめ】聴覚過敏がある人でもできる楽器の特徴

以上の踏まえて、聴覚過敏がある人でもできる楽器の特徴を挙げてみると…

・音が小さい or 音量調節が可能で音を小さくできる

・合奏をしなくてもで演奏として成立させることができる。

という条件がそろうことが重要かなと思います。

 

あやぞぅ

あとは、

・演奏の難易度が低い

・値段がリーズナブル

という条件も満たしてくれると個人的にはありがたいですが、それは人によってもたぶん違うと思います。

 

楽器演奏への熱量が強い人であれば、値段がそこそこ高くても、演奏の難易度が高くても問題ないんだろうなとは思います。

 

上記した楽器の特徴をまとめてみました。

 

あくまで自分が演奏したことがある楽器の中で挙げてみましたが、他にも

電子ピアノ、トイピアノ、大正琴、ライアーハープ

など、聴覚過敏があってでもできるのではないか?と思っている楽器はあります。

そのあたりもまた自分で検証した際には追記しようと思っています。

 

お読み頂き、ありがとうございました。

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