こんにちは、あやぞぅです。
7月に入ってから暑い日多いですね。
東京ですら、40度近い日もあるほど…
熱中症で救急搬送されたなんていうニュースもよく耳にしますが、本当にここまで暑いとかなり厳重な警戒が必要だよなぁと思う、そんな今日この頃。
熱中症と言えば…私もそれらしきものに罹ったことがあります。
そして、それは、熱中症が原因で耳がおかしくなる、というレアな経験でもありました。(今思えば)
という訳で、今回はそんな私の、熱中症から突発性難聴を再発した体験談について書いてみたいと思います。
ご注意
あくまで個人の体験談を書いたものです。
医学的に熱中症と耳の症状に因果関係があるかどうかは不明です。(むしろ一般的には聞いたことない話です)
ただ、私と同じようなことが起きてしまった人の何か参考になれば、もしくは同じようなことが起きないための予防になればと思って書いております。
ご理解の上お読み下さい。
<スポンサーリンク>
そもそも…私と突発性難聴。
私が最初に突発性難聴を発症したのは、今から10年以上前、大学2年生だった21歳の夏でした。
高音部の軽度難聴、耳鳴り、めまいに悩まされましたが、2か月ほどで耳鳴り以外はほぼ回復。
一時はどうなることかと焦ったけど、なんとか回復したので良かったー…そんな思いでいました。
しかし、ちょうどその一年後の夏、再発。
熱中症から耳がおかしくなった体験というのは、その再発時の話です。
私の突発性難聴に関する一連の話は、こちらの記事に詳しく書いてあります。
ちなみに、最初の突発性難聴から14年ほど経った今現在も、突発性難聴の影響は若干抱えています。
耳鳴り、めまいといった後遺症。若干の聴覚過敏。
難聴に関しては、ちょっと進んでしまっています。(4000Hzが65dbくらい)
とはいえ、耳鳴り&めまいはもう慣れましたし、難聴も日常生活にはほぼ支障ないので、このくらいで済んでありがたい限りだなーという感じではあるのですが…
ただ、突発性難聴にならなければ…最初に発症した1年後に再発しなければ…とは未だに思うことがあります。
再発後に症状が一時的にかなり悪くなり、それが今も続いている症状の元凶ではあるので。
そんなことを踏まえつつ、読んで頂ければと思います。
熱中症らしき症状→耳がおかしくなるまでの経緯
熱中症らしき症状が出て突発性難聴が再発するまでの経緯について、書いていきたいと思います。
なお、当時日記を書いていたので、その日記を元に書いています。
それは2005年7月28日の出来事でした。
私は論文の資料を探すために少し離れた街の図書館に出かけました。
家を出た瞬間にものすごく暑いなーと感じたことをよく覚えています。
自転車に乗った時に、砂漠みたい…熱風が吹いてる…と思ったことも。
目的地の図書館は、電車で数分、その駅からは徒歩10分ほどの場所にありました。
でも、初めて行く場所だったので、かなり迷ってしまい…
なんとか辿り着いたのは、歩き始めて1時間くらい経った頃でした。
1時間もの間、炎天下の中、歩き回ってしまったのです。
しかも、日傘も刺さず、帽子もかぶらず、水さえも飲まず。
今思えば本当にバカなのですが、無知だった私は、暑さ対策、熱中症対策というものを一切していませんでした。
さらに悪いことに、昼時はだいぶ過ぎた時間でしたが、お昼ご飯も食べていませんでした。
図書館に着いた時にはもうフラフラ。
とはいえ、辿り着いてすぐは、具合が悪いという感じはあまりありませんでした。
冷房の効いた図書館内で冷たいお茶を飲みつつちょっと休みましたが、少し経ってからは資料を探すために図書館内を歩き回っていたのを覚えています。
お目当ての本を発見して、読んだりして…
でも、数十分くらい経つ頃には、だんだん具合が悪くなってきました。
激しい頭痛とだるさに見舞われ、ぐったりとした感じ。
冷房がかなり効いていたのですが、少しすると寒さも感じるようになってきました。
ご飯でも食べようかと思っていたのですが、食欲も全くなく。
倒れてしまうようなレベルではなかったものの、体調は確実に悪かったので、必要な本だけ借りて帰ることにしました。
家に着く頃には頭痛以外は良くなっていました。
だから、たいしたこととは思わず、ちょっと暑さで疲れたんだな~と思っただけでした。
その日は早めに就寝。
翌日になったらすっかり良くなっていると思っていました。
しかし、それは甘かったです。
夜中に大音量の耳鳴りで目を覚ますことになったからです。
その当時から耳鳴り自体は常にあったのですが、普段の耳鳴りとは音量のレベルが違っていました。
ですが、日中になると、耳鳴りはそこまでひどくはなくなったので、その日は1日様子を見つつ普通にバイトなどして過ごしていました。
しかし、その日の夜(炎天下の中歩き回ってから2日後の夜)、また爆音の耳鳴りが。
流石におかしいと思って、その翌日に耳鼻科に行ったところ、聴力が少し下がっていることが判明。(4000Hz・20db→35dbに)
耳鼻科の先生に「これって再発ですか?」と聞いたところ、「まぁ、たぶんそうだね。」と言われました。
一般的に「突発性難聴は再発しない」と言われています。(医学書などでは)
しかし、症状がぶり返す人はとても多く、これを再発と言う場合があります。
私の場合もそういった例として捉えて頂ければと思います。
この突発性難聴の再発は、その後かなり大変なものとなりました。
数日後にめまいが起きたのですが、そのめまいが1か月くらい続いたり。
耐えがたい耳鳴りがずーっと続き(むしろ再発直後よりも悪くなり)一時はノイローゼ状態になったり。
聴力だけはそこまで悪くならなかったのが不幸中の幸いでしたが…
落ち着いて普通の生活が送れるようになるまで半年以上かかってしまいました。
(ちなみに、後遺症が落ち着いたのは鍼灸のおかげでした。そのあたりのことはこの記事に少し書いてあります)
<スポンサーリンク>
私が罹った熱中症を考察。注意すべきポイントは?
私の場合、病院で診断された訳ではありませんが、今考えると熱中症だったのではないかなと思います。
症状や問題点、改善点をまとめると、こんな感じです。
・頭痛
・だるさ
症状としてはこの2つだけですが、後から考えると普段の頭痛やだるさとはちょっと違うものでした。
・休憩なしで炎天下の中1時間くらい歩いた
・暑さ対策せず(帽子も日傘もなし)
・水分補給、塩分補給もせず
・空腹状態
・帽子や日傘などで暑さ対策をする
・炎天下の中、長時間歩き回らない。休憩を取る
・水やお茶などを持ち歩き、水分補給する
・塩飴や塩分タブレットなどで塩分補給もする(当時はタブレットはなかったけど…)
・空腹状態で炎天下に出ない。食欲ない時でも軽食で良いから食べる
・そもそも日中炎天下の野外へは行かない。早朝、夕方などに出かける(可能な限り)
この時の一件をきっかけに、以後は、夏の暑さにはかなり用心するようになりました。
突発性難聴やメニエール病など、耳関係の疾患(特に内耳に関わる疾患)は一般的に季節の変わり目に多いと言われています。
ですが、私は夏場に調子が悪くなることが多く、この再発以後はかなり気を付けていますが、それでも夏場に具合が悪くなることがたびたびありました。
(ただ年月が経つごとに減ってはきていますが)
以前書いた突発性難聴についての記事にも書きましたが、私は突発性難聴経験者の中でも、教科書通りでない症状が多い私…
ですが、同じような方もいるかもしれないと思いますので、こんな事例もあるんだと参考にして頂けるようなことがあれば幸いです。
まとめ
以上、熱中症から突発性難聴を再発した体験談でした。
熱中症が原因で耳の聴こえがおかしくなることもありますよ、ということが伝えたくて、この体験談を書きました。
何が原因であれ、耳の聴こえが変だなーと感じた場合は、早期治療が大事です。
変だなと思ったらすぐに耳鼻科にいって頂ければと思います。
読んで頂いてありがとうございました。
<スポンサーリンク>
コメント
あやぞぅさん、おはようございます。
あやぞぅさんのように難聴になった事はありませんが決して他人事ではないです。去年の今頃、右耳で耳垢による耳づまりで身体の左右の間隔がおかしくなりそうになって病院で治療して貰った事があります。ほっておいたらあやぞぅさんと同じように難聴になっていたかもしれないと思うと難聴でなくても耳の病気は怖いですね。今から14,5年前からいまだに耳鳴りに悩まされていますが耳の病気には気を付けて過ごすようにします。情報公開有難うございます。
しゃんしゃんさん>
コメントありがとうございます。
しゃんしゃんさんも…大変でしたね。
耳が原因で左右のバランスがおかしくなる、なんてということもあるんだなーと思いました。
耳については医学的にもはっきりわかっていないことも結構多いみたいですしね。
耳鳴りも辛いですよね。
本当に身体は大事にしたいものですね。