seesaa(独自ドメイン)からWord Pressの移行手順を初心者向けに解説(ムームードメイン&エックスサーバー)

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こんにちは。

あやぞぅです。

 

以前こんな記事を書きましたが…

苦戦しつつ…seesaaブログ&独自ドメインで新ブログ作ってみました。

 

いろいろ思うところがあり、

独自ドメイン利用のseesaaブログからWord Pressへの移行しました。

 

新ブログ作成以降、2か月くらい更新を続けていたのですが、やっぱりWord Pressのブログで運用したい!と思うようになったんですよね~

初めてだったので、なかなか大変でしたが、なんとか無事に移行することが出来ました。

 

という訳で、今回は、seesaaブログからWord Pressへの移行の仕方について書いてみたいと思います。

同じような作業をする方のお役に立てれば嬉しいです。

 

なお、大前提として、

・seesaaブログを利用してはいるが、独自ドメインで運用しているブログである。

・独自ドメインはムームードメインで取得

・サーバーはエックスサーバーを使用

・記事数は約60記事ほどだった

という状態での移行です。

 

seesaaブログ

ムームードメイン

エックスサーバー

 

なお、ネットで情報をかき集めつつ実際に作業したことをもとに、この記事は書いています。

私はこの方法で移行出来ましたが、間違いがあるかもしれませんし、もっと良い方法がある可能性もあります。

その点もご了承下さい。

 

 

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独自ドメイン利用のseesaaブログ→Word Pressへの移行の流れ

移行の流れを簡単に書いてみると…

①seesaaブログのバックアップ(エクスポート)

②エックスサーバーにドメイン設定

③エックスサーバーにWord Pressを自動インストール

④Word Pressの管理画面を利用出来るように設定を変更

⑤Word Pressのパーマリンクを変更

⑥Word Pressに、seesaaブログのデータを移す(インポート)

⑦Word Press側の記事を修正(見出し・画像の再アップロード・改行を直すなど)

⑧Word Pressの管理画面を利用不可の状態に戻す

⑨ネームサーバーを切り替える

⑩seesaaブログのドメインの削除

といった感じです。

 

①、⑩はseesaaブログ上で、

②、③はエックスサーバー上で、

④、⑧は自分が利用しているPC上で、

⑤、⑥、⑦はWord Press上で、

⑨はムームードメイン上で、

それぞれ行っています。

 

①seesaaブログのバックアップ(エクスポート)【seesaaブログ】

まず初めに、seesaaブログ側で、エクスポートという作業を行います。

エクスポートとは、seesaaブログのバックアップをして移行出来る状態にすること、というようなもののようです。

 

seesaaブログの管理画面に入り、①設定→②エクスポートと進みます。

そして、下記のように選択して下さい。

文字コードはUTF-8にし、取得範囲はブログ作成月から当月まで。

コメント、トラックバック、タグは、特に移行しなくても良いという場合はチェックを外しても問題ありません。

カテゴリーも全てにしましたが、場合によっては任意で。

あとは、エクスポートをクリックすれば完了です。

 

テキストファイルが生成されるので、わかりやすいタイトルとつけ、わかりやすい場所に保存して下さい。

このファイルは、⑥Word Pressに、seesaaブログのデータを移す(インポート)の作業の時に使用します。

 

 

②エックスサーバーに独自ドメインを設定【エックスサーバー】

次は、エックスサーバー上での操作です。

エックスサーバーの契約が済んでいない方は、まずは契約を行って下さい。

(契約の仕方は割愛します。)

 

エックスサーバーの契約が済んだら、サーバーパネルにログインして下さい。

ログインもいくつかあるので、要注意。

サーバーパネル用のログインページで、サーバーログイン用のID、パスワードを使ってログインです。

サーバーパネルにログインしたら、ドメイン設定をクリック。

そして、ドメイン設定の追加のタブをクリックし、ドメイン名などを入力します。

ドメイン名のところは、http://www などの部分不要で、その部分以下を入力します。

たとえば、当ブログ(https://ayazouayazou.com)であれば、ayazouayazou.comとなります。

 

SSLとは、簡単に言うと、情報を暗号化通信するセキュリティー機能とWEBサイトの信頼性を保証機能を持つもの。

詳しくはこちらを頂ければと思います。→エックスサーバー用語集

通常、SSL化はした方が良いはずなので、こちらにもチェックを入れました。

 

CSR情報については…正直、よくわからなかったので、チェックを入れませんでした。

特に問題ないだろうと思うのですが、各自でご確認下さい。すみません。

 

③エックスサーバーにWord Pressを自動インストール【エックスサーバー】

独自ドメインの設定が出来たら、エックスサーバーにWord Pressを自動インストールします。

 

サーバーパネルから、自動インストールをクリックして…

 

該当するドメインを選択します。

そして、プログラムのインストールのタブをクリックし、インストール設定へ。

こんな画面に切り替わります。

青い枠で囲ったインストールURLの部分は、自動で入力されて出てきます。

/のあとは何も入力しなくて大丈夫です。

 

ブログ名はブログのタイトルを入力して下さい。

ユーザー名はログインIDになるので、それを踏まえて入力して下さい。

パスワード、メールアドレスは任意のものをどうぞ。

データベースは自動データベースを生成するにチェックと入れて下さい。

 

あとは、インストール(確認)を押せば完了です。

 

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④Word Pressの管理画面を利用出来るように設定を変更【利用しているPC上】

この項目は個人的にちょっとわかりづらいと思ったので、何のためにやるかということも合わせて解説していきます。

Word Pressの管理画面に入るために…hostsファイルの編集。

③まで終わったことにより、独自ドメインとサーバーはつながりました。

しかし、この状態で実際のブログを表示させてみると、seesaaブログを利用した状態のものが出てきます。

なぜかというと、独自ドメイン側(ムームードメイン)で、ネームサーバーの切替という作業を行っていないからです。

要は、ムームードメイン上では何も作業をしていないので、サーバーもWord Pressも認識されていないということですね。

 

このネームサーバーの切替はまだ行うことは出来ず、先にWord Press側の設定を行う必要があります。

しかし、ネームサーバーの切替を行っていないが故に、URL上に存在していないことになっているので、このままではWord Pressの管理画面に入ることは出来ません。

 

Word Pressの管理画面に入るために、自分が利用しているPC上の設定を変更します。

具体的に言うと、自分が利用しているPCの「hostsファイル」というものを編集します。

それを行うことにより、ネームサーバー切替前でもWord Pressの管理画面に入ることが出来るようになります。

 

 

「hosts」ファイルの編集方法(Windowsの場合)

WindowsとMacでは設定の方法が違います。

私はWindowsなので、Windowsのやり方について解説していきます。

 

なお、エックスサーバーにもマニュアルがあるので、そちらも参照して下さい。

マニュアル「動作確認について > hostsファイルを編集して確認する方法」

(Macのやり方についても、きちんと載っています)

 

Windowsの場合、hostsファイルは、「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts」というフォルダにあります。

私は検索機能を使って探しました。

見つけたら、テキストエディタで開き、編集します。(私はメモ帳で開きました。)

一番下の部分に、エックスサーバーのIPアドレス+半角スペース+ドメイン名』を書き加え、上書き保存します。

 

エックスサーバーのIPアドレスは、サーバーパネルにログイン後、アカウントというところにあるサーバー情報というところに入れば記載されています。

 

IPアドレスは、『〇〇〇.〇〇.〇〇〇.〇〇』(〇は全部数字)という形で構成されているものです。

ドメインのところは、『http://www.』の部分は不要です。

当ブログ(https://ayazouayazou.com)であれば、ayazouayazou.comだけで良いということですね。

 

なお、hostsファイルを編集し、上書き保存しようとしても出来ない場合があります。

hostsファイルは、「管理者として実行」するなどすれば編集出来るようですが、Windowsのバージョンによっても出るエラーややり方が異なるようです。

ですので、詳しくはググってみて下さい。

 

hostsファイルを編集が完了すれば、管理画面に入ることが出来ます。

エックスサーバーのサーバーパネルにログインし、自動インストール→該当するドメインを選択。すると、インストール済みのプログラムの一覧が出てきて、Word Pressの管理画面(ダッシュボード)に入ることが出来ます。

もしくは、『独自ドメイン/wp-admin/』というURLでも管理画面に入ることが出来るようになります。

⑤Word Pressのパーマリンクを変更【Word Press】

次は、Word Press側の設定です。

パーマリンクというものをあらかじめ設定します。

 

パーマリンクとは、簡単に言うと、ブログの記事個別に割り当てられたURLのこと。

パーマリンクはデフォルトのままではなく、記事と関連がある単語など意味があるものを設定しておいた方がSEO上も良いと言われています。

 

ですので、Word Press側での準備が必要となります。

 

管理画面に入り、設定→パーマリンク設定と進みます。

パーマリンク設定に入ったら、カスタム構造にチェックを入れ、ドメインのあとに、『/article/%postname%.html』を入力。

画面左下の『変更を保存』をクリックし、設定をします。

(画像には『変更を保存』の部分は映っていませんが、画面の左下あたりにあります。)

 

パーマリンクに関する設定はこれで完了です。

 

⑥Word Pressに、seesaaブログのデータを移す(インポート)【Word Press】

ここまで終わったら、Word Press側を操作し、①でエクスポートしたseesaaブログのデータをWord Pressに移します。

 

Word Pressの管理画面から、ツール→インポートと進み、『Movable Type と TypePad』をインストールします。(今すぐインストールをクリック)

『Movable Type と TypePad』は、ブログのデータをインポートするためのプラグインです。

インストール出来たら、インポーターの実行をクリックし、

①seesaaブログのバックアップ(エクスポート)の作業の時に作成したテキストファイルを呼び出して参照し、ファイルをアップロードしてインポートをクリックします。

これが終了すれば、seesaaブログのデータはWord Pressに移ります。

管理画面から各記事を見ることが出来るようになっていると思います。

 

⑦Word Press上の記事を修正(見出し・画像の再アップロード・改行を直すなど)【Word Press】

全ての記事が一括で移行されているなので、これをそのまま利用出来れば良いのですが…

私が調べた限りでは、それはどうやら難しいようです。

1記事ずつ修正を行ったのですが、具体的にどんなことを行ったかということについて解説していきたいと思います。

 

見出しを変更(見出し3→見出し2へ)

まずは、見出しを変更しました。

 

見出しとは、<h2></h2>などで示されるものですね。

Word Pressでは、h1タグはタイトルなので、本文中では使用せず、h2タグ以下から使っていくのが普通です。

ですが、seesaaブログでは、h1タグがタイトルというのは同じなのですが、h2タグは日付になってしまっているそうなので、h3タグから順に使っていました。

そのため、単純に移行されると、見出しは全てh3タグになってしまっているので、h2タグに変更する必要がありました。

(seesaaブログで書いていた方でも、見出し2を使っていた方やそもそも見出しを使っていない方は行う必要はありません。)

 

気が遠くなるな~…と思ったのですが、置換という機能を使えば一発で出来るということを学習しました(笑)

常識的的なことかもしれないけど…一応書いておきます。

 

置換は、Ctrl+hで出来ます。

ですが、Word Pressの画面では出来ないので、全文コピーしてテキストエディタ(メモ帳など)に移し、置換を行い、また全文をWord Pressに戻せばOKです。

コピーする時、ビジュアルエディタではなく、テキストエディタで行う必要があるので、それだけ注意して下さい。

 

画像の再アップロード・アイキャッチ画像の設定

移行された記事上には画像もしっかり挿入されていますが、この画像はURLがseesaaブログの時のままになってしまっているので、再アップロードが必要になります。

先ほどの置換を使ったり、便利なツールを使ったりする方法もあるような話を見かけたのですが、結局わからなかったので、私は手作業でアップロードし、記事に挿入していくという作業をしました。

60記事ほどだったのでなんとか出来ましたが、記事数が多い人は他の方法を探してみた方が良いかもしれません。

また、アイキャッチ画像も設定しないといけないので、1つ1つ設定していきました。

 

改行を直す(挿入されている<div>タグの削除)

移行を行っても、改行<br>は反映されないので、この件についても手直しが必要となります。

適宜改行を入れて下さい。

 

ネット上に情報がなかったのですが、私の場合は改行が入っていないことに加えて、全文に<div>タグが入っていました。

これも、置換機能を使って削除しました。

<div>と

</div>の削除です。

置換後の文字列というところを空欄にしておくと、削除が出来るんですね!

これも常識なのかもしれないけど、ここで学びました(笑)

 

その他の修正

その他やるべき修正としては、

・パーマリンクの確認(個別記事のURLが以前と同じURLと同じになっているか)

→独自ドメイン/article/●●●●.htmlの、●●●●の部分が同じになっているか?

・タグ、キーワード、メタディスクリプションの設定

 

また、Word Pressのブログを最低限見られる状態にするために、テーマを選択したり、ヘッダー画像を設定したり、最低限必要なプラグイン(All in One SEO など)をインストールしたりといったことも必要になるかと思います。

その辺りは、適宜必要なものを行って頂ければ良いかと思います。

 

 

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⑧Word Pressの管理画面を利用不可の状態に戻す【利用しているPC上】

そこまで終わったら、④で行ったことの逆、つまり、Word Pressの管理画面を利用不可の状態に戻すという作業を行います。

④と同じようにhostsファイルを編集し、書き足していた『エックスサーバーのIPアドレス+半角スペース+ドメイン名』を削除して、上書き保存すればOKです。

 

⑨ネームサーバーを切り替える【ムームードメイン】

そこまできて、ようやくネームサーバーの切替を行います。

これを行うことにより、ドメインとWord Pressが紐づけられ、URL上のサイトがWord Pressで作った新しいブログであるということが認識されることとなります。

 

ムームードメインにログインした後、ドメイン操作→ネームサーバー設定変更と進みます。

 

次の画面でも、ネームサーバー設定変更をクリック。

さらに、次の画面で…

GMPバベポ以外のネームサーバーを使用するにチェックを入れて、

ネームサーバー1~5に、エックスサーバーで指定されているネームサーバーを入れます。

 

エックスサーバーのネームサーバーはみな同じで、上から順に、

ns1.xserver.jp

ns2.xserver.jp

ns3.xserver.jp

ns4.xserver.jp

ns5.xserver.jp

となります。

 

そして、ネームサーバー設定変更をクリックすれば終了です。

 

このネームサーバーの変更は数時間~2、3日かかると言われています。

ブログを表示した時に、Word Pressの方のブログが表示されるようであれば、ネームサーバーの変更が済んだと思って良いと思います。

 

⑩seesaaブログのドメインの削除【seesaaブログ】

最後に、seesaaブログのドメインの削除を行います。

この作業は、ネームサーバーの切替を終えてから、1~2週間後に行った方が良いようです。

(ドメインが完全に定着するまでに時間がかかるようなので)

 

設定→独自ドメインと進み、

進んだ画面の、マッピングしているドメイン名のFQDNというところに、該当の独自ドメインが表示されていることを確認した上で、削除を押して下さい。

これで、移行作業は終了です。

 

まとめ

以上、独自ドメイン利用のseesaaブログからWord Pressへの移行のやり方についてでした。

ウェブに詳しくないが故かなり苦労したのですが、その分、私と同じような人にもわかりやすいように書いたつもりです。

万全を期して書いたつもりですが、参考にされる方は、情報源の1つとして自己責任で参考にして頂ければと思います。

読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

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コメント

  1. サラ より:

    わかりやすい解説ありがとうございます!参考にさせていただきます。
    質問なのですがhostで編集中はインデックスされてしまう危険はありますでしょうか?

    記事数が多くて編集に時間がかかるためその間にインデックスされたらと思ったのですが。

    • あやぞぅ より:

      サラさん>
      コメントありがとうございます。
      少しでもお役に立てたなら幸いです。
      hostで編集中にインデックスされてしまう可能性…ごめんなさい、わかりません。
      なにぶん、超素人なもので。
      きっと詳しい人ならわかるのでしょうが、お役に立てず、すみません。

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