夏休み明けの子供の自殺が多いという話を聞いて。死ぬ程辛いなら学校行かなくて良い!

★雑記
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もうすぐ8月も終わり。

夏休み明けが近づいてきていますね。(もう既に学校始まってる地域もあるだろうけど…)

 

夏休み明けと言えば、数年前から気になっていることが。

それは、夏休み明けに自殺をする子供が多いという話

最近では、夏休み明けだけではなく、8月下旬にもかなり多いということも言われてるみたいですけどね。

 

いじめがあったり、学校での人間関係などで悩みがあったり…

学校に行くと死ぬほど辛いことがある

自殺した方がマシだと思って、実際に死を選んでしまう

こういったことで未来ある若者が命を絶つって本当に悲しいことだなと思います。

 

私はもう学校を卒業してだいぶ経ついい大人ですし、子供がいる訳でも、教育関係の仕事をしている訳でもなんでもないですが、

それでも思うことがあるので書いてみたいと思います。

偉そうなことを言うつもりもないですが、思ったことを書いてみました。

 

 

 

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死ぬ程辛いなら学校なんて行かなくて良い。

一番言いたいのはコレ。

「死ぬ程辛いなら学校なんて行かなくて良い。」

 

実はこれ、私が子供の頃から母がよく言ってた言葉です。

子供の自殺のニュースを耳にするたびに言っていました。

「自殺するくらいなら学校なんて行かなくて良かったのに。死んじゃったら終わりなのに…」と。

 

私や妹に向けて言っているというよりは、独り言のようにいつも言っていた気がします。

時には憤りつつ。

だから私は「自殺を考えるくらい辛いことがあったら、学校行かなくても良いんだ」ってずーっと思ってました。

…親からの刷り込みはすごい。

幸いなことに、自殺を考えるほど学校でひどい目に遭ったり悩んだりすることはなかったですけどね。

でも、この言葉がセーフティーネットにはなってたと思います。

死にたくなるくらいの何かがあったら、とりあえず学校休んで良いんだ、と思ってましたから。

 

 

そして、大人になった今、子供たちに向けても同じこと思います。

死ぬくらいなら学校なんか行かなくて良い。

生きてることが一番大事。

逃げて良い。

 

ありきたりな言葉になってしまいますが、でも本当にそう思います。

 

 

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『若い=見えてる世界がまだまだ狭い』ということを知って欲しい。今見てる世界より外の方がずっとずっと広い。

二番目に思うことはコレ。

 

若いということは見えてる世界がまだまだ狭いということです。

当然だけど、本人のせいとかではなく。

 

たとえば、今中学生だとしたら、幼稚園、小学校、中学校くらいしか経験していない訳で。

家と学校と、プラスアルファ(習い事とか?)くらいの世界しか知らないのです。

 

また単純に居場所や人間関係の問題だけではなくて、生きてる時間が少ない分経験してきたことが少ないという意味でも世界はまだまだ狭いんですよね。

 

今見えてる世界より、その外側の方が圧倒的に広いし

今までの経験したことないことをこれからいっぱい経験するし

今の価値観や考えなんてどんどん覆るし

大人になるまでに、今の性格も一部(人によっては大部分)変わるし

今の自分では想像出来ないような方向へ成長もすると思う。

 

だから、広い世界をまだ見ていない今、死ぬことを選択しないで欲しいと思うのです。

せめて、もっといろいろ見てから決めて欲しい。

(大人の自殺を容認している訳じゃないけど)

 

強くそう思います。

 

『逃げる』経験も実は重要。人生逃げるべき時もある。

自殺を考えるほど辛いことがある。だから学校へ行かない。

これを『逃げ』だという人もいると思います。

 

ですが、逃げても全然良いのではないでしょうか?

それは子供だけじゃなくて大人でも同じだけど。

 

『逃げる』って、生物に与えられた生存戦略の1つなんですよね。

たとえば、野生動物は、天敵に出会うなど身の危険を感じると迷うことなく逃げるそうです。

人間だって同じですよね。

戦って勝てるなら良いけど、負けて死んでしまうくらいなら、早々に逃げた方が絶対に良い。

 

 

また、逃げることって、人生のどこかで必ず経験することだとも思います。

長い人生を考えた時に、与えられた環境や自分が選んだ進路が、必ずしも自分にとって最善のものでないことって往々にしてあると思うのです。

 

就職した会社がブラック企業だったり

結婚した相手とうまくいかなくなったり

付き合いたくない相手と交友関係を持ってしまったり

借金を背負ってしまい、どうにも返せなくなったり

いろいろあると思います。

 

勿論逃げているだけではダメな場面もあるとは思いますが、死を天秤にかけるような状況にあるのなら、そこでの逃げは『肯定されるべき逃げ』だと思います。

 

でも、逃げるのにも勇気が必要だったりもする。

また、うまく逃げるにはちょっとしたコツや練習が必要だったりもする。

 

そういった意味では、人生に必要な『逃げる』経験をちょっと早めに経験出来た、と捉えても良いのではないかと思います。

今後の人生にも役立つ良い練習だ、と。

だって逃げることは生存戦略の1つですからね。

 

まとめ

以上、夏休み明けに子供の自殺が増える件について思うこと、でした。

いろいろ書いた割には、どこかで聞いたことあるような、たいしたことない内容になった気もしますが…

ありきたりでも自分の言葉で書いてみたかったので書きました。

 

最後になりますが、不登校=この先の人生終わりだ、みたいに感じている人もいるかもしれませんが、そんなことはない!ということも強く言いたいです。

私の妹は不登校を経験していますが、人生が終わることなんて全くなく、環境が変わった後は学校を無事に卒業し、今では立派に働く普通の大人になりました。

そういう人は他にもきっと沢山いると思います。

不登校がきっかけで人生が大きく変わるということは確かにあり得ますが、それが絶対ではない、全てではないということを言いたいです。

 

読んで頂いてありがとうございました。

 

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コメント

  1. あやぞぅさん、こんばんは。
    自分も「死ぬ程辛いなら学校なんて行かなくて良い。」と思います。学校へ行くたびに何度も死ぬほど嫌な思いをするくらいなら登校拒否するか強引に通学区以外の学校に転校すれば良いと思います。児童や生徒に死ぬほど嫌な思いをさせている先公は学校で何を教えているかわからないし通学区という意味がない枠を作った教育委員会の体質を疑いますね。

    • あやぞぅ より:

      しゃんしゃんさん>
      コメントありがとうございます。
      共感して頂いて嬉しいです。
      不登校もありますけど、転校するという手もありますもんね。
      何かあった時にもっと柔軟に対応してくれるような体制があれば良いなと思います。

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