こんにちわ。
あやぞぅです。
前回こんな記事を書きましたが~…
「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(1)
今日はこの続き、2回目の退職未遂事件(笑)について書いてみたいと思います。
我ながらあきれ返るような出来事なので、まさか今になってネタになるとは…
どなたかのお役に立てばと思って書いています(笑)
では、どうぞ。
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異動してまで今後も仕事を続けていける気がしない…という想いを抱いたことが、引き金に。
2回目の退職未遂は、働き始めて8年目の年明け頃のことでした。
当時の私は1回目の退職未遂の時と変わらず、2つめの支店で働いていました。
1回目の退職未遂の時に、長距離通勤は難しいから会社を辞めたいと言っていたのですが…
その後は、結局、片道2時間の通勤を2年半も続けていました。
異動願いを出すどころか、出来る限り長く同じ職場で働き続けたいと思っており、上司や人事部などにもそのように希望を出しているくらいでした。
理由は、単純に、働きやすい職場だったからです。
前回の記事に書いた上司とは、その後も2年半ほど一緒に働いていましたが、それなりに問題なくやっていました。
怒られたり理不尽なことがある場合もありましたが、上司が原因で仕事を辞めたくなるほど関係が悪化するということはありませんでした。
業務は忙しすぎず、人手もあり、適度な仕事量。
同期も後輩もパートさんも上司も、みんな比較的良い人で、人間関係も良好。
(特に、同期と後輩とは仲良しでした。)
その時は、営業関係の仕事もしていたのですが、営業成績も上げやすい環境でした。
(顧客の質が高かったのと、職場のサポート体制があったことが要因。)
そういった状況だったので、同じ職場で可能な限り長く働きたいと思っていました。
とはいえ、私も異動してきてから4年が経過しようとしていました。
平均2~5年で異動しなければならない職場で、その時私が一番の古株。
いつ異動になってもおかしくない状況でした。
そんな中、育休明けの人が私のいる職場に復帰するという情報が流れ込んできました。
仲の良い同期だったため、情報がかなり早く、それこそ産休に入る頃には異動がほぼ確実だろうなということがわかってしまっていました。
(かなりギリギリまで人事異動がどうなるかわからない職場だったのですが、産休育休がらみの人事異動だけは例外的でした。)
働きやすいの職場の中で働きながら、私はずっと考えていました。
この先どうしよう、と。
慢性的に辞めたい気持ちはあったので、結果的に、ほぼ確実に異動になる、ということが2回目の退職未遂のきっかけとなったのでした。
私が退職したかった理由。
この時の私の辞めたかった理由は、こんな理由でした。
①今後続けるなら避けては通れない営業の仕事に向いていないし、やりたくない。
②今後働くなら役職に就くことは必須だが、自信がない。
③会社員というもの自体、合っていない。定年まで会社員でいるのは自分の望む生き方じゃない。
④転職を考えるなら少しでも早い方が良いので、勤続8年というこのタイミングで辞めたい。
思い返すと、この時は①の理由がとても大きかったと思います。
実は1つ目の職場の時に営業に、関しては非常に辛い想いをしていました。
営業成績に関してかなりシビアな上司のもとで、毎日成果を詰められる日々を送っていた時期があったのです。
また営業する環境としても、競合する相手(一緒に働く人)が多く、顧客も多くなかったので、非常に大変でした。
上司からは詰められ、同僚ともギスギス。
胃が痛い毎日を送っていた時期もありました。
幸い、2つ目の職場では、成績が悪くなかったのと優しい上司が多かったことで、営業のことで悩むということはなかったのですが、それは明らかに私の努力よりも環境が良かったことが要因でした。
勿論2つ目の職場でもそれなりに頑張ってはいましたが、8年働く中で、私が営業が好きではなく、向いていないということは明らかでした。
他へ異動したら通用しないし、もうダメだ…
それでいて、この会社で働く限りは営業は避けられなかったので、長い目で見たら働き続けるのは厳しいだろうなと思ってたのでした。
まず事前に同僚と上司に報告。数日後の支店長との面談の時に退職したい旨話すことを伝えた。
前回は、突発的に、時間も場所も考えず、上司に申し出るという愚行に走りましたが、2回目のこの時は前回よりは計画的でした。
同期と非常に仲が良かったため、まずは同期に話をし、それから上司に話をする形を取りました。
その時の上司は、少し前に同じ職場の中で主任から課長になった人で、わりと気心しれている方でした。
(ちなみに、1回目の退職未遂の時の上司は異動して、もういませんでした。)
上司・部下の間柄というよりは、先輩・後輩というような関係性。
そこで、通常なら、時間をもらえるよう話をして、場所を変えてあらたまって話すという流れになると思うのですが、それはしませんでした。
上司が1人になり、あまり重要ではない作業をする時間がわかっいたので、その時間にその場所に行き、いきなり話をしたのです。
今思うと、これもどうなのかと思うのですが…
上司は驚いていて、引き留める言葉をかけてくれましたが、この時は私の意志は固く、そのまま数日後の支店長との面談の時に、退職したい旨を伝えることとなりました。
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いよいよ支店長との面談。「親には話したの?」という意外な問いを受けて言葉に詰まる。
そして、数日が経ち、いよいよ支店長との定例の面談の日が来ました。
1回目の時の退職未遂の時はかなり迷いがある状態で、辞めたいと思っているんです~…という話をしたのですが、2回目のこの時は迷いなく、「退職したいと思っています。」ということを伝えました。
理由については、①と④を伝えました。
支店長は落ち着いて話を聞いてくれ、ある程度理解も示してくれた上で、遺留もしてくれました。
そして、さらに、意外なことを聞いてきたのです。
「親には辞めること話したの?」と。
私は、1回目の退職未遂の時も、2回目の退職未遂の時も、親には一切辞めることを話していませんでした。
もう30超えた大人だし、結婚してないけど家は出ているし、自分で決めて事後報告すれば良いと思っていたのです。
だから、一瞬「え…」となりました。
動揺しながらも、「就職する時も自分で決めたので、退職も自分で決めればいいと思っているので、親には話していません。事後報告します。」と言ったのですが…
「大人だけど、結婚前だし、ちゃんと親御さんには話した方が良いと思う。」と言われてしまいました。
そして、「自分にも子どもがいるけど、そういうことはやっぱりちゃんと事前に相談して欲しいと思う。」とも切々と語られて…
私は何も言えなくなってしまいました。
そして、最終的には、「ちゃんと親御さんにも話して、自分でももう1回考えてから決めて欲しい。2週間後くらいまでにもう1回面談しよう。」というようなことを言われて、その日は面談を終える形になりました。
1回目の経験から、少しでも自分の中で気持ちが揺らぐことがあると、引き留められてしまって、結果辞められないということがわかっていたのですが…
思わぬところで、心が揺らぐことになってしまいました。
その時点まではあまり親のことは考えていなかったのですが、そうか、30超えてても親には相談しないとダメなのか…
親を悲しませることになるのか…と思ってしまうことになりました。
1回目の時と同じように、辞めるか辞めないか悩み、結局辞めないという結論に。
その日からまた悶々と悩む日々が始まりました。
支店長には親に話すように言われたけど、その時の心境としては、「絶対に親には話したくない。」という気持ちでした。
この記事(『退職することを親に相談するか問題』について考えてみる~30代独身の私の場合~)にも書きましたが、私の親(特に父親)は、よっぽどのことがない限り退職は許さないという姿勢だったので、転職したいという理由であっても、認めてくれるはずがないことはわかっていたからでした。
でも、親に話さないで辞める訳にはいかない、支店長に嘘つくわけにもいかないし、何よりも親が悲しむんじゃないか…そんな風に思ってしまって。
でも、やはり辞めたかったので、悩んだ期間は苦しかったです。
そして、最終的にはこんな風に考えるようになりました。
こんなに周りから反対されたり、自分が辛い気持ちになるなんて、今は辞めるタイミングじゃないんだ。
本当に辞めるタイミングになったら、周りからの引き留めもなく、自分自身でも悩んだりせず、すんなりと辞められるはず。
それに、何も今すぐ辞めなくても、実際に異動になって、やっぱりこれ以上は続けられないということになったら辞めるという形にしても良いのかもしれない。
…と。
そして、結局また支店長と面談し、退職はしないということを伝えることになるのでした。
今改めて思いますが、完全に自分の都合の良いように考えています。
人やタイミングのせいにして、辞めたかったけど辞められなかったということにして、自分で自分を納得させています。
結局、本当には辞める決心がついていなかったんですよね…
今ならそう思います。
2回目の退職未遂で痛烈に思ったこと。辞めたいって言いながら、どこか辞められない理由を探してた。
いかがでしたでしょうか?
2回目の退職未遂もツッコミどころ満載だと、今となっては思います。
この件から、私が学んだことは、
・同僚や上司や親に何か言われたくらいで心が揺らぐようなうちは、会社を辞めるなんて言ってはいけない。
・上司はほぼ確実に引き留める言葉をかけてくれるので(形だけかもしれないけど)、それにどう対応するのか、事前によく考えておかないといけない。
・退職することを親に言うかどうかについても、よく自分で考えておくべき。親に話すなら、上司に話す前に話すべきだし、親には話さないなら上司には話したことにしておくしかない。
・本気で辞めたいと思っていない場合、辞められない理由を作り出して、結局辞めない。
ということでした。
次は、3回目の退職未遂について書きたいと思います。
まだあるの?って感じですよね。
でも、3回目も未遂ですから…
3回目の退職未遂についても記事書いています。
こちらから、どうぞ。
「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(3)
こんなことにならないように…どなたかの参考になったら幸いです(笑)
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コメント
こんにちは。
私も数回未遂で終わる時期がありました。
上司やハ〇ーワー〇の人に引き留められ面倒になり退職せず続けています。
それからは快適な環境で仕事しています。
悩んだだけ良い方向に進むのではないかと思っています。
ランキング応援完了です!
フジトさん>
コメントありがとうございます。
同じような経験がおありなんですね。
でも、辞めずに続けていらっしゃって、環境も良くなったなら良かったですね。
思うに、どっちの方が良かったのか、ということはきっと誰にもわからないんだと思っています。
悩んだだけ、良い方向に進む…そうですよね。
そう思って、私も頑張っていきたいと思います。
ランキングの応援もありがとうございました。
こんにちは ランキングから来ました。
辞めたいのけれど言い出せずにいる
分かる気がします。
居心地が良かったり、仕事もこなせていたら上司に色々と言われると
気持ちが揺らいでしまう。
辞めま。はい、分かりました。
と受け取られるよりもちゃんと考えてくれている人だと感じられますね。
3度目の未遂が楽しみです。
さわだひろこさん>
コメントありがとうございます。
辞めたいけど言い出せない…そういうのありますよね。
2回目の時は、現状にはあまり不満はなかったのですが、先々を考えると続けられる気がしなくて、辞めたいなーと思っていました。
引き留めてくれるのはなんだか申し訳ないような、ありがたいような…でした。
3回目もまたツッコミどころ満載なのですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。