「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(1)

会社辞めたい
記事内に広告が含まれています。

2017年の9月末で、私は新卒で働き始めた会社を退職しました。

 

以前、この記事にも書きましたが、

もう見切り発車でいい!会社を辞めることにしました。

 

 

退職したい旨を伝えたのが、2017年の6月初旬。

10年という節目を迎えてということもあっての退職でしたが、実はそれ以前にも、退職に関して紆余曲折がありました。

具体的に言うと、本当に辞めることになる2017年より前に、退職したい旨を上司に伝える、という行為を3回もしています。

いわば、退職未遂(笑)

それも直属の上司に伝えるだけでなく、その職場で一番偉い上司にまで伝えてしまっています。

 

自分でもちょっと異常だなーと思います(笑)

会社を辞めたいけど言い出しづらいなーと思っている人の参考になるかもしれないと思うので、今日はその3回の退職未遂について書いてみたいと思います。

長くなりそうなので、3記事に分けます。

今日は1回目の退職未遂について~

どうぞ。

 

 

<スポンサーリンク>



 

 

怖い上司の元で働くストレスに耐えかねて…

 

1回目の退職未遂は、6年目の頃でした。

それ以前にも、やりたい仕事じゃないとか、仕事が辛くて辞めたいと思っていた時期はありましたが、辞める決心をするところまで行くことはなかったのですが…

6年目のこの時は、自分としては本気でした。

 

5年目で初めての異動を経験した私は、当時は2つめの職場で、中堅社員として働いていました。

比較的のんびりした職場で、周りから「あの職場はいいよね~」と、うらやましがられるような環境。

…だったのですが、自分の異動のちょうど1年後に、直属の上司が変わり、状況が一変します。

 

 

一言で言ったら、怖い上司でした。

言い方がキツく、理不尽で、言いやすいタイプの人には小さなことでも攻撃してくるタイプ。

最初は知らなかったのですが、他の職場ではパートさんをいびって辞めさせたという噂もあるとか…

いわゆる、気性が激しくキツイ女性という感じの人でした。

 

 

仕事があまり出来ず、どちらかというと上から注意されやすい私は、徐々に攻撃されるようになっていきました。

 

また、当時私は新人の教育係をしていたのですが、その新人が超がつくほどの問題児。

新人の行動が上司の逆鱗に触れ、怒鳴り声が…ということが毎日のように起こるようにもなっていました。

新人の行動に関しては、流石に私のせいだけではないことがわかっていたようで、上司から責められることは多くなかったのですが…

私としては責任を感じずにはいられず、それも辛かった。

 

自分が教育している新人が毎日のように上司に怒鳴られている、自分もときどきミスして怒られる…

また、精神状態が良くなかったせいか、今までよりミスも増え、さらに怒られるという現象も。

完全に悪循環に陥っていきました。

 

 

そして、そんなことが3か月くらい続いたある日、私は思い立ちます!

もう会社辞めてやるーー!

そして、思い切って上司に伝えるという行動に早々に出てしまうのです。

 

 

退職理由はなんて言おう…

 

結論から言うと、この1回目の退職未遂は、無計画かつ非常識、そしてかなり短絡的な思考に基づくものだったと思います(笑)

いや、でも、それは、今思えばだけど…

この時は相当悩んでいましたし、考えに考えて答えを出したつもりではありました。

 

 

退職したい理由としては、

①このままじゃ上司にいびられて、ストレスでどうにかなりそうだから。

②仕事にやりがいを持てないし、今後も続けていく自信がないから、20代のうちに辞めて転職したい。

③結婚するのに遠くへ引っ越すので、通勤するのが難しいから。

の3つでした。

 

 

本音も建て前もひっくるめて全部挙げてみましたが、①は勿論言う訳にはいきません。

②は言えないことはないけど、言いづらい。

③は…かなり説得力がある理由だと思ったので、③をメインに伝えることにしました。

 

 

ちなみに、③はあながち嘘ではありませんでした。

ちょうど長く付き合った彼氏と同棲する話が持ち上がっていて、結婚も視野に入れてとい話だったので。

ちょうど部屋の契約も済ませた頃でしたし。

そして、引っ越したら通勤が遠くなってしまうのも本当でした。

片道2時間。

通えなくはないですが、通いたくないと普通に思う距離ですよねー…

ただ、新しい家のそばにも沢山支店があったので異動さえ出来れば問題なく、会社を辞めなければいけないという訳ではありませんでしたが。

 

今考えれば、結婚を理由に異動願いを出す手もあったと思うのですが、②の理由もあり、またストレスですっかり嫌になってしまっていたせいもあり、退職したい旨を伝えることに決めてしまいました。

 

仕事をしている最中に伝えるという非常識。超短絡的な退職宣言(笑)

そして、いよいよ直属の上司に退職したい旨を伝えることになります。

ちなみに、直属の上司=怖い上司です。

 

 

何を思ったか、あるいは何も考えていなかったのか、

朝の始業の準備をしている時に、上司と二人きりになることがあり、いきなり「私9月末で仕事辞めたいと思っているんです。」と言ってしまいます。

わりと忙しい時間、普通に仕事をしている最中に、です。

とんでもない非常識!

 

普通は、上司が忙しくなさそうな時間を見計らって、まずは「ちょっとお時間頂いても良いですか?」と声をかけ、改めて落ち着いて話せる場所に移動して話をする、というような流れになると思うのですが…

そういうの全然考えていなかったのです。

ちゃんとわかってなかったんだけど…

もっとよく考えるか、調べるかしなよ!と今なら思います(笑)

 

上司は驚いた様子でしたが、忙しい中、立ち話で話を聞いてくれました。

そして、「結婚はおめでたいけど、辞めるのはもったいないから考え直してみれば?」

「通勤2時間はたしかに大変だけど、近くの支店に異動させてくれると思うよ。」などと言ってくれました。

そして、とりえあえず、少し考えてみることに…

 

 

とうとう上司に辞めるって言っちゃった。けど、本当に辞めて良いの?悶々と悩む日々。

 

すごく短絡的な流れで、上司に辞めたい旨を伝えてしまった私。

流れで、とりあえずもう少し考えるということになったのですが、いざ伝えてしまったら、急に不安になるという現象に陥ります(笑)

 

上司が嫌だからって、本当に会社辞めちゃっていいの?

収入面はどうなるの?再就職なんて出来るのかな…

いずれ辞めるにしても、もう少し仕事を続けながら転職活動をした方がいいのかな…

 

そんなことを思い始めていました。

言う前だって、本当に会社を辞めていいのか考えていたはずなのに、いざ口にしてしまうと急に現実味を帯びてきて、不安になったというか…

 

 

また、上司の方にも変化がありました。

一言で言うと、なんだか急に優しくなったのです。

おそらくですが、私が会社を辞めたい理由が自分(上司)にもあることに気付いたからではないかと思います。

私、そういうオーラ出していた自覚があります(笑)

また、私が、会社辞める辞めないで悩んでかなり追いつめられている様子だったことも、理由かなとも思います。

その当時、先輩とかにも心配されていたくらいだったので…

 

 

<スポンサーリンク>



 

結論が出ないまま、支店長と面談することに…

そうこうして数日過ぎた頃に、支店長との面談が行われることになりました。

毎年その時期にやると決まっている、全員が対象の面談です。

その時点で、会社辞めたいと言ったものの辞めるか辞めないかを決めかねていた私は、支店長にも全てを伝えることとなりました。

支店長は、ものすごく悩んでいる様子の私に、「まー、ゆっくり考えてくれればいいからー。全然急がないし。」と笑いながら言いました。

 

今思えば、悩んでいる様子の私を見て、「あ、こいつ、たぶん辞めないな。」という確証があったのだと思います。

上司に辞めるって言ったくせに、ちょっと引き留められただけで決心が揺らぐような人は、結果的に辞めないのです。

今の私でもそれはわかります。(当時はわかりませんでしたが~…)

 

そして、その支店長の読み通り、私は結局退職はせず、退職したい旨を撤回することになるのでした。

 

今思うと、退職したいと言った私に対して、上司も支店長も先輩も、みんな優しかった。

結局、この1回目の退職宣言は、完全な私の一人相撲で終わりました。

本当に恥ずかしいし、バカだし、周りの人には迷惑をかけたなーと思います。

 

 

そして、今考えると、支店長も上司も先輩も、事情を知る人全てが本当に優しかったと思います。

「ゆっくり考えていい」と言ってくれた支店長も。

悩む様子を見て、心配してくれた先輩も。

 

上司に関しても、前半すごく悪く書きましたが、優しい部分もありました。

悩んでる時そっとしておいてくれたこともそうですが、その後も。

キツイところもあるけど、悪魔のようなパワハラ上司だった訳ではありません。

それは一緒に働く中で、その後実感するようになりました。

最初はこのままイジメられるんじゃ…と思ったけど、そんなこともなく。

結局その上司とはトータルで2年半ほど働くことになるのですが、最初の頃ほど辛い状況になることはなく、結局は多少キツイところもあるけど根はいい人だよなーとそんな風に思えるまでになって行きました。

 

 

 

1回目の退職未遂で学んだこと…心が揺らいでいるうちは結局辞められない。

 

いかがでしたでしょうか?

今振り返ると、ツッコミどころ満載な出来事でした。

 

 

この件から学ぶことがあるとすれば、

 

・絶対に会社を辞める!と、ちゃんと決心がついていないうちは、上司に辞めるなんて言ってはいけない。

・短絡的、突発的に、退職したい旨を伝えるのはNG。

・上司に退職を伝える時は、時間をもらって、場所も変えてもらって伝えるべき。

・自分にとって辛い環境から逃げること自体はOKだと思うけど、それが全てになってしまって辞めた後どうするかをしっかり考えていないと、結局迷いが出て辞められないことがある。

 

 

こんなところでしょうか。

 

次は、2回目の退職未遂について書きたいと思います。

 

2回目、3回目の退職未遂についても記事を書きましたので、こちらからどうぞ。

「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(2)

「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(3)

 

 

 

 

<スポンサーリンク>




コメント

  1. tonton より:

    おはようございます。
    私も会社辞めたいて思う事多々あります。
    1番は人間関係ですね。
    でも最近は割り切るようにしています。
    先ずは収入が無いと生活できないから・・ほかで収入を得られてら辞めてやる!!て思います。

    • あやぞぅ より:

      tontonさん>
      コメントありがとうございます。
      そうですよね~…人間関係ってやっぱり大事ですよね。
      割り切れるのならそれが一番。
      けど、どうしても無理なら環境を変えるのは全然アリだとは思っています。
      とはいえ、収入がない中辞めたらそれで余計苦しくなるんですよね…
      (私の場合は収入の目途ないのに辞めてますが・笑)

      でも、この間ウツぬけ読んで思いましたけど、自分にとって苦しい環境からは逃げて良いんだと思います。
      収入なのか、人間関係なのか、やりがいなのか、何に重きを置くかが人によって違うので、自分にとってハッピーになれる方を素直に選ぶのが一番だと思っています。

タイトルとURLをコピーしました