『会社辞めたい病』の克服は無理!会社を辞める以外の解決策はないと思った私の体験談。

会社辞めたい
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こんにちは。

あやぞぅです。

 

昨年9月に、新卒から10年半勤めた会社を退職しました。

10年半のうち、後半6年くらいは慢性的にずっと辞めたかったです(笑)

 

そんな私ですが、先日、ネットで『会社辞めたい』というキーワードで検索していてあることに気付きました。

それは予測検索(キーワードの一部を入れると複合ワードが出る機能)で、『会社辞めたい』と打つと、『会社辞めたい病』という言葉が出てくること。

 

会社辞めたい病…私はまさにそれでした(笑)

 

という訳で、今回のテーマは『会社辞めたい病』についてです。

・私の『会社辞めたい病』体験談

・『会社辞めたい病』の弊害

・『会社辞めたい病』を克服する方法はあるのか?私なりに考えたこと

などにについて書いてみました。

 

 

 

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会社辞めたい病とは…

きちんと定義されている訳ではないので、私が勝手に定義してみます(笑)

 

会社辞めたい病とは…

・会社を辞めたくて辞めたくてたまらない状態が慢性的に続く病のこと。

・会社を辞めたいのに辞められない人が罹る。

・近いうちに会社を辞めるぞ!と思っているが、いざとなると実行に移せない。

・波があり、寛解と再発を繰り返す。(落ち着いたり、またひどくなったりする。)

・会社を辞めれば治癒する。(ただし転職先でまた罹る可能性も)

・新卒から定年まで、会社員人生ずっと罹患した状態で過ごす人もいる。(たぶん)

 

こんな感じです。

 

なお、当然ですが、うつ病などの精神疾患とは全く別のものです。

会社辞めたい病から始まって、精神疾患に移行する場合はあると思いますが。

 

ライトな感じのものと捉えて読み進めて下さい。

 

会社辞めたい病に罹っていた私の体験談。

次に、私自身の会社辞めたい病の体験談について書いてみます。

 

会社を辞めたいと思うことがあっても、本心では頑張りたかった。入社3年目頃までの私。

今考えてみると、私の会社辞めたい病が始まったのは、入社4年目頃のことでした。

 

それ以前、入社3年目頃までも会社を辞めたいと思うことは多々ありましたが、だいたいは一時的なもの。

・仕事がうまくいかない

・職場の上司とうまくいかない

この2つが主な理由だったのですが、時間の経過とともに解決することも多く、慢性的に会社辞めたいと思っているというようなことはありませんでした。

それに、会社が辛くても、本心ではこの会社で頑張りたい!辞めたくない!と思っていましたしね。

でも、入社4年目くらいの頃から、その気持ちは変わっていくことになります。

 

『仕事が辛い』に『この先一生続けていける気がしない』が加わり、仕事辞めたい病を発症。

入社4年目くらいになると、だいたいその会社の仕事がどのようなものかわかるようになると思います。

私の場合もそうでした。

管理職や他の部署がやっていることまではわかりませんが、平社員として私に与えられるであろう仕事はだいたいわかりました。

どんな仕事か、どんな会社か、自分の適性がどんなものか、この先どんな感じで昇進していくのか…

それを踏まえて、この先の人生を考えた時に、ものすごく不安になりました。

この仕事向いてない…

この仕事は私のやりたいことでもない…

このまま一生勤め続けていける気がしないし、正直勤め続けたいとも思えない…

そんな気持ちでした。

 

会社辞めたい病に罹ったのはこの頃でした。(今思うと)

発症した理由を図にしてみると、こんな感じです。

仕事が辛いだけではなく、仕事を続けていく未来が思い描けなくなったことが、私の場合は、決定的な理由だったなーと思います。

 

『会社辞めたい』→『辞められないから我慢』の繰り返しを延々続けること約6年。

会社辞めたい病の大きな特徴の1つは、『慢性化』だと思います。

会社を辞めたいと一度や二度思うくらいでは、『会社辞めたい病』とまでは言えません。

(ただ、「会社辞めたいと思っただけ」です。)

何度も何度も繰り返し、会社辞めたい会社辞めたいと思うのが、会社辞めたい病です。

 

私の場合もそうでした。

入社4年目くらいからは、『会社辞めたい』→『辞められないから我慢』を延々繰り返しました。

 

もっと細かくいうと、こんなサイクルです。

慢性的に会社を辞めたい気持ちがある上で、より会社を辞めたくなるような出来事が起き、会社を辞めることしか考えられない状態になり、でも辞められないから我慢して働いているとなんとなく沈静化してきて、会社を辞められないから働いている状態が続く…

そんな感じです。

 

私の場合、本当にエンドレスでした。

ただ、右下の『会社を辞める!それしか考えられない状態』になった時に、会社を辞めるため実際に行動を起こしたことも3回ほどありますが…

 

そのことについては、こちらの記事をどうぞ↓

「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(1)

「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(2)

「退職します!」宣言するも撤回すること3回!?私の退職未遂を振り返ってみた(3)

なお、タイトルでもわかりますが、3回とも会社を辞めることが出来ずに終わっています(^^;)

 

話を戻しますが、上の図で示した会社辞めたいサイクルは、短い時もあれば長い時もありました。

サイクルが長い時はまだ良かったです。

慢性的に会社を辞めたいと思っているとはいえ、会社を辞めたい気持ちが落ち着いている時はある意味平穏なので…

思考停止して、とりあえず毎日頑張って働いていれば良い訳ですからね。

いつかそう遠くない未来に、必ず会社辞めるんだ!と思いながら…

 

会社辞めたいサイクルが徐々に短くなる…そして、勤続10年を超える頃、サイクルが機能しなくなる。

私の場合、勤続年数が長くなるに従って、会社辞めたいサイクルは徐々に短くなっていきました。

会社を辞めない限り、この無限ループから出る事は出来ない…

5年後も10年後も、同じことを思って同じことを繰り返していそう

そう思っていました。

 

そんな中、勤続10年を迎える頃、大きな転機がありました。

以前、この記事にも書きましたが…

もう見切り発車でいい!会社を辞めることにしました。

勤続10年を迎える頃から、会社を辞めたいと思わない日が1日もなくなる、という状態になったのです。

会社辞めたいサイクルの中の右下の状態がずっと続き、辞めたい気持ちが沈静化するということがなくなったんですよね。

きっかけは、極度の人手不足だったのですが、今考えると起こるべくして起こったと思います。

 

そのことをきっかけに会社を辞め、今に至ります。

会社を辞めることを上司に認めてもらった段階で、会社辞めたい病からようやく抜け出すことが出来ました。

 

 

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会社辞めたい病を患い続けることによる弊害

会社を辞めたい病を患い続けることには弊害があります。

会社辞めたいサイクルを繰り返し続けた私が思う弊害について、書いてみたいと思います。

 

ただ、これらの弊害は全ての人に言えるという訳ではありません。

そういう弊害も起こりうるということです。

それを踏まえてお読み下さい。

 

同じところをグルグル回っているだけ…人生が停滞する。

会社辞めたいサイクルでも説明した通り、会社辞めたい病の人は同じサイクルの中を何度も何度もぐるぐる回っています。

会社辞めたい→即退職!では良くありませんが、本来であれば、ある程度考えたら、会社を辞めるのか続けるのか、自分の道を決めるべきです。

でも、会社辞めたい病の人達はそれが出来ず、同じところをグルグルグルグル回っている…

それは、人生が停滞していると表現することも出来ます。

 

会社を辞めると決めたなら、たとえ即退職でなくても、転職活動をするなり、興味がある業種に関する勉強をするなり、将来に向けて行動する出来ます。

逆に、会社を辞めずに働き続けるなら、その会社での出世や将来を考えたスキルアップのために行動することが出来ます。

でも、会社辞めたいサイクルの中にいると、そのどちらも出来ないことが多いです。

ただ悩んで同じサイクルの中を無限にループするだけ…時間を無駄にしているのです。

 

会社を辞めることがゴールになる。

気持ちの波はあっても慢性的に会社を辞めたい状態なのが、会社辞めたい病です。

慢性的に会社を辞めたくて、会社辞めたいサイクルをずっと繰り返していると、会社を辞めることが全てのゴールに思えるようになってしまいます。

また、会社さえ辞めたら人生うまくいくのに…みたいに思ったりしてしまう場合もあると思います。

(私の場合はそうでした・笑)

 

でも、よく考えて下さい。

何かを辞めることがゴールになるっておかしいですよね?

普通は何かを始めるために何かを辞めると思うのですが、何かを辞めるという部分しか考えられなくなっていることが多いというのが大きな問題点だということです。

 

会社辞めたい病の全ての人に当てはまる訳ではないと思いますが…

会社を辞めることをゴールにせず、会社を辞めてどうしたいのか?までをよく考えるべきだと思います。

 

どうせこの会社辞めるし…と思って、仕事を本気で頑張れない。

慢性的に会社を辞めたい、会社辞めたい病の人は、仕事に本気で取り組むことが出来ません。

何かあると、すぐに、「どうせ、この会社辞めるんだから…」と思ってしまうからです。

 

仕事を頑張り過ぎても良くないですが、時には本気頑張るということもしないと、人としての成長はありません。

人は人生の大半の時間を割きます。

それなのに、本気頑張れないなんて、むなしいですよね。

 

人生という単位で考えた時、仕事辞めたい病でない人との差は大きいです。

 

会社で嫌なことが起こりやすくなる。

これは、いわゆる引き寄せの法則(考えていることと同じようなことを引き寄せるという法則)に基づくものです。

慢性的に会社を辞めたいと思っているせいか、ある一定のサイクルで、ますます会社を辞めたくなるようなことが起こるのです。

嫌なことや仕事を辞めたくなるような出来事が起こるからこそ、会社辞めたいサイクルが回り続ける訳なんですよね。

 

じゃあ、逆に、会社辞めたい病に罹っていない状態だとどうなるか…

嫌なことって起こりづらくなるんですよ!

これは、私が実際に経験したのでよくわかります。

会社を辞めることが正式に決まってから、会社で嫌なことってほとんど起こらなかったのです。

 

会社で嫌なことが起こりやすくなる…これはかなり大きな弊害だと思います。

 

会社辞めたい病を克服する方法はない!会社を辞めることが唯一の解決策だと思った。

会社辞めたい病を克服するために出来ることはあるのでしょうか?

いろいろ考えたのですが、少なくとも私の場合は、会社辞めたい病を克服する方法などない!という結論に至りました。

 

ただ解決策はあります。

それは、会社を辞めること です。

 

 

それが出来ないから悩んでるんでしょ!という声が聞こえてきそうですが…

でも、結局会社を辞めることしかないと私は思います。

 

会社に勤めていても会社を辞めたいと慢性的に思わない状態になれば、会社辞めたい病を克服したことになると思います。

でも、それ、可能だと思いますか?

無理じゃないですか?

何かあったら絶対、やっぱり会社辞めたいなー…って思っちゃわないですか?

 

そう考えると、やっぱり慢性的に会社辞めたいという気持ちになってしまっている以上は、会社を辞めるという選択肢しかないと私は思うのです。

 

ただ、これは、会社辞めたいと思ったら、即、会社辞めた方が良い、という話では勿論ありません。

あくまでも慢性的に会社辞めたいと思っている場合(=会社辞めたい病に罹っている状態)のみです。

うんざりするくらい同じ状態が続く場合、小手先の克服方法など効果がないのです。

それだけは理解している必要があると思います。

 

まとめ

以上、会社辞めたい病だった私の体験談と、会社辞めたい病に関する考察 でした。

最後は、会社を辞めるように背中を押すような文章になってしまいましたが、根本的な解決策は会社を辞めることだと私は思います。

読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

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コメント

  1. ほむ より:

    こんにちわ
    私もこの記事にあるような過程を経て、会社を辞めました

    >それは、人生が停滞していると表現することも出来ます。
    こちら、まさにその通りの考えに至り、その停滞が嫌で、辞める決断をしました
    (実際に停滞していたのかはわかりませんし、もしかすると前会社内で解決できたのかもしれませんが、少なくともその時の私自身はそう考えていました)

    ※余談
    あやぞぅさんの文章は読みやすく、見栄や威圧や押し付けのようなものを感じないので
    楽しく、かつ興味深く読ませていただいてます。

    • あやぞぅ より:

      ほむさん>
      コメントありがとうございます。
      ほむさんも私と同じような感じだったんですね。
      どんな仕事でも会社でも辞めたくなることはあると思いますが、無限ループのように続いてしまうのはやっぱり停滞してしまってると言えるのかなと思います。
      新しい道に進んだのは素晴らしいと思いますよ。
      …というか、私自身がまず自分でそういう風に思うようにしていました^^
      読みやすい文章と言って頂いて嬉しいです。
      自分の実体験ベースでいろいろ書いていますが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

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