こんにちは。
あやぞぅです。
最近よく会社員時代、特に新入社員や若手社員だった頃のことをよく思い出します。
若かった頃の私は、あまり仕事が出来なかったせいか、仕事が出来る後輩に追い抜かされるんじゃないか…といつも戦々恐々としました。
新入社員だった頃も、年度末が近づいてくると、「優秀な新人が入ってきて、後輩にすぐに追い抜かされたらどうしよう…」と真面目に悩んでいました。
みんながそんな気持ちになる訳ではないですが、同じような人、きっといますよね?
という訳で、今日のテーマはこちら。
『来年度に新入社員が入ってくるのが心配な、もうすぐ2年目になる人へ。同じ気持ちだった私が今言いたいこと』についてです。
過去の自分と同じような人に、エールを送るつもりで書いてみました。
また、仕事が出来ない…自信が持てない…と不安に思っていた私がどんな風に2年目になったか?という体験談についても書いてみたいと思います。
それでは、どうぞ。
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こんな私が先輩!?新入社員を迎えるのが不安でしょうがなかった私の体験談
まずは、私の体験談について書いてみます。
1年間頑張ったけど全然1人前じゃない…先輩になれる自信がないと不安に思っていた1年目の冬。
私が入社したのは某金融機関。
比較的小さなその会社に、一般職として入社しました。
私が入社した頃は比較的景気が良かったため、毎年一般職の新入社員が職場にやってくるのが当たり前なイメージ。(その後新入社員が入って来なくなる時もあるのですが)
新入社員だった私も、同じ職場の人も、来年はまた一般職の新人が入ってくるんだろうなーと思っていました。
当時の私は頑張って仕事をしていて、自分の担当している係の日常業務は一応1人で出来るもののわからないことも多く、失敗もよくあり、自分としてはまだまだ不安な状態。
1年近く毎日仕事をしているのに、まだまだ1人前とは言えないなーと思っていました。
1年間一生懸命頑張ったけど、この程度しか出来ないんだなーとも思っていました。
今考えれば、それは当たり前だし、一緒に働く先輩も上司も、新人が1年で完璧に仕事をこなせるようになるとは思っていなかったと思うのですが…
当時の私には、それがよくわかっていませんでした。
だから、
新年度になって新入社員が入ってきたら、先輩?
こんなに仕事がわからなくて仕事が出来ない私が先輩になるの?
本当に先輩なんかになれるの?
仕事が出来る後輩が入ってきて、すぐに追い抜かされちゃったらどうしよう…
とすごく不安な気持ちでいっぱいになっていました。
しかも、新入社員の指導係を自分がやることも決まっていたので、心配はなおさらでした。
ただ、この指導係は、年の近い先輩が務めることが多く、2年目が新人の指導係をやる、というのはよくあることでした。
教えることも勉強になりますからね。
また、指導係がいるとは言っても、実際は、全ての仕事をその指導係が教えるという訳ではなく、職場のみんなで教えていくというような感じでした。
ただ便宜上、指導係を作り、その人がメインになって新入社員のお世話をする…そんなイメージ。
ただ自分の仕事ぶりに自信がなく、心配性だった私は、戦々恐々としていました。
もう新入社員入ってこなければ良いのに…と思ってたくらい(笑)
余談ですが、同じ職場にいた総合職の同期(男の子)は、新人入ってくるのが楽しみだーと言っていました。
当時はそれが信じられなかったです。
そんな心境でいられていいなーと思っていました。
自信がないまま2年目に…不安とライバル心でうまくいかない。
そんなことを思いつつ、あっという間に4月になり、私は2年目になりました。
予想通り、一般職の新入社員も入社。
私は彼女の指導係になりました。
(ちなみに、総合職の新入社員も入り、同期は嬉しそうでした。)
同じ係の仕事をすることにもなっていたので、直接仕事を教える日々。
ただ、周りの先輩や上司が、私のサポートをかなりしてくれました。
聞かれてもわからなかったことを先輩に教えてもらったり、教え方を上司に指導されたり、忙しい時はパートさんなどが新入社員に仕事を教えてくれたり…などなど。
毎日ドキドキ、不安でした。
新入社員の女の子は、自信がなく心配性な私とは全く違うタイプで、いつも堂々としていて仕事も出来そうな感じでしたし。
でも、すごく良い子で、一番年の近い先輩である私と仲良くなりたい!というオーラを出して接してくれました。
ただ私の方にあまりも余裕がなく、同じような気持ちでいることは出来ませんでした。
自信がなかった癖に後輩に抜かされたくないという気持ちもあり、ライバル心も持っていたんだと思います。
そんな私の心中を察してか、なんとなく徐々に彼女とは距離が出来るようになり、結局すごく仲良くなるということはありませんでした。
(特別仲が悪いということもありませんでしたが)
私はいつも一生懸命教えていたし、優しく丁寧に接するようにもしていました。
でも、誰かに比べられた訳でもないのに、自分の中では自分と新入社員の彼女とをずっと比べていました。
ずっと不安で、ずっと戦闘モードでした。
結局その状態は、新入社員だった彼女が出産で仕事を辞める3年後まで続きました。
今考えても…ちょっと苦い思い出です。
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来年度に新入社員が入ってくるのが不安な人へ、言いたいこと。
以上が私の体験談です。
『新入社員が入ってくる前は不安だったけど、実際入ってきたら大丈夫でした~』という体験談じゃなくてすみません(笑)
反面教師にでもして頂けたら幸いです。
以下からは、そんな私の経験を踏まえて、来年度に新入社員が入ってくるのが不安な人へ言いたいこと、について書いてみたいと思います。
2年目なんて未熟で当たり前!うまく教えられなくて当たり前!
新入社員が入ってくる際に、2年目などの若手社員が指導係になることは、どこの会社でも結構あると聞きます。
また、指導係にならなくても、一番歳の近い先輩として、いろいろ聞かれるかもしれません。
そんな時にうまく答えられなかったらどうしよう…うまく教えてあげられなかったらどうしよう…不安になりますよね。
でも、大丈夫。
2年目なんて、まだまだわからないことがあって当たり前です。
仕事ってそんな1年頑張ったくらいで全て理解出来るほど、簡単なものではないと思います。
私は新入社員時代このあたりがよくわかっていなかったのですが、仕事って学生時代に思うよりもずっと奥が深いんですよね。
もっと何年もかけて理解するものだし、ステップアップして出来るようになるものだと思います。
また教えることに関してもそう。
すごく上手に教えるなんて出来ないに決まってる。
そりゃ、学生時代にアルバイトで誰かに仕事を教えた経験があるかもしれません。(私もありました)
でも、教えるっていうこともそんなに簡単なことじゃないし、ましてや完全にわかっている訳ではないことを教えるんだからうまく教えられなくて当たり前なのです。
そして、周りの先輩や上司もちゃんとそれをわかっていて、サポートしてくれるのが本来の姿だと思います。
(そうじゃなかったらそれはそれで、また別の問題ですが…)
だから、1人前じゃないことや、うまく教えられないかもしれないことを、不安に思わないで欲しいなと思います。
それ、当たり前ですからね。大丈夫です。
1年なんてほんのちょっとの差。後輩に抜かれるなんてよくあること。だから過度なライバル心なんて持たない方が良い。
新入社員が入ってくることに不安を感じている、その不安の大きな理由って、後輩に追い抜かれたらどうしよう…ということだと思います。
でも、それも大丈夫です。
後輩に追い抜かれることなんて、会社員人生においてはよくあることだからです。
23歳で就職して、60歳で定年を迎えるとすれば、会社員生活は約37年。
37年間も会社員をしていれば、後輩に追い抜かれるということは多少なりとも経験することになります。(一部のエリートな人は除く)
職場を見渡してみればわかると思います。
若くして昇進した人はいませんか?
年下の上司の元で働く年上の部下はいませんか?
1人や2人はいると思います。
また、昇進や栄転などだけではなく、営業成績を比べられるなどといった機会も含めれば、自分より後に入社した人に追い越されるということは、なおさらよくあることだということがわかると思います。
後輩に追い抜かれるということを経験するタイミングや量は人それぞれですが、避けることはたぶん難しいのです。
ちなみに、私も様々な場面で後輩に追い抜かれる経験をしました。
2年目の時にライバル心を密かに燃やして負けないようにしようと思っても、どこかで経験することなんですよね。
また1年という期間がいかに短いということも言いたいです。
1年は、新入社員や2年目の人にとっては長く感じるかもしれませんが、会社員生活全体で考えたら、あっという間の短い時間です。
新入社員と2年目社員の差は、そんな短い時間に出来た差、ほんのちょっとの差なんです。
たとえ今追い抜かれなくても、37年間もあれば追い抜かれることなど普通にあるということもわかると思います。
だから、あんまり後輩に追い抜かれることを怖がらないで欲しいと思います。
それよりも、自分なりのペースでしっかりステップアップしていくことの方が100倍大事です。
そして、過度なライバル心もいらないです。
自分なりのペースでしっかり成長していけば良いんだから…
勿論、適度なライバル心は良いと思いますけどね。
新入社員を教えることは、自分の成長につながる。
人にモノを教えることが自分の成長につながる…
よく言われることですが、これは本当です。
人にモノを教えると、頭の中のあるあやふやだった知識がしっかり定着するという現象が起きるんですよね。
それで結果として、今まで自信がなかった業務も自信を持って取り組むことが出来るようになる…
そんなことは、2年目以降も、人に何かを教えるたびに多々ありました。
でも、ただ単純に業務が覚えられる、知識が定着するということだけではなく、もっと深い部分で自分が成長したということも感じられるようになると思います。
人は、何かを教えてもらって覚えることでも成長しますが、人に何かを教えることでも得られる学びが沢山あって、成長出来るものなんですよね。
新入社員として入社してからの1年間は、当たり前ですが、人に教えてもらうばかりだったと思います。
そうやって1年間先輩や上司にしてもらったことを、今度は新入社員にしてあげれば良いのです。
自分に出来るレベルの教え方でOKなので、臆せず、頑張って教えてあげて欲しいと思います。
そしてそれは自分自身の成長にも必ずつながると思います。
まとめ
以上、『来年度に新入社員が入ってくるのが心配な、もうすぐ2年目社になる人へ。同じ気持ちだった私が今言いたいこと』でした。
でも、今考えると、1年差で、初めての後輩だったから、あんな気持ちになったんだなーとも思います。
3年目の時も、新入社員が入ってきたのですが(しかも2人も)、2個下の彼女たちに同じような気持ちを抱くことは一度もありませんでした。
3年目になる頃には余裕もでき、また2年も差があれば流石にそんな簡単に追いつかれたりもしないという気持ちがあったのかもしれないと思います。
(実際は、会社員生活全体で考えれば、追いつかれたりすることもあった訳ですが)
そう考えると、そんな体験をしたことも良い経験だったのかもしれません。
長い文章を読んで頂いてありがとうございました。
少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。
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コメント
おはようございます。
ブログランキングから訪問しています。
私も2年目になる時不安でした。懐かしい思い出です。
でも、人は人を育てる事で成長するんです。
気張らず方の力抜いて、先ずはマナーから教えてあげるくらいの気持ちで良いと思います。
今、過去を振り返ってそう思います。
tontonさん>
コメントありがとうございます。
tontonさんも2年目になる時不安でした?
その辺りは結構意見が分かれるんですよね~…
本当に人を教えることで成長って出来るし、あんまり頑張り過ぎず、自分のペースで成長していって欲しいなーと思いつつ、書いていました。
と思いつつ、私もまだまだ発展の途中。
今後も人に何か教えてもらったり、教えたり、いろんなことがあるだろうと思いますが、自分なりに日々成長していけるようにしたいと思っています。