こんにちわ、あやぞぅです。
会社員時代の私の悩みの1つに、仕事で失敗が多い、うっかりミスをやらかしてしまう…というのがありました。
確認したつもりが確認がモレていて間違っていたり、やらなければならないことをすっかり忘れてしまっていたり…
急ぎの仕事を大慌てでやったら間違いだらけだった、ということもありました…
別名ケアレスミスとも言いますが、そういったミスは、年次を重ねるごとに徐々に少なくなっていきましたが、若い頃は特にひどかったです。
もともとの性格や特性もあるんですよね…
注意力散漫で、忘れっぽくて、慌てやすくて、という、なかなか会社員として辛い特性が…
そういった自分の性格や特性に気付かず、どう対処して良いかわからなかった頃は、本当に辛かったです。
ですが、自分なりになんとか打開策を考え、解決してきました。
という訳で、今日のテーマは、私が考えて編み出した、うっかりミスを減らす方法について書いてみたいと思います。
正直、完全になくすことは難しかったのですが、防止することは出来ましたし、何もやらないよりは絶対良いはずです。
では、どうぞ~
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①やるべきことを紙に書いて貼っておく&使う道具を見えるところに出しておく
まずは、やるべきことを忘れてしまう、ということに対する対策です。
やるべきことを紙に書き、机か、自分が定期的に見るような場所に貼っておきます。
普通の人はたぶんコレだけで大丈夫なのですが、うっかりタイプの人は紙に書くだけではダメ。
いつの間にか、書いた紙が景色になってしまうから。(笑)
そこで、紙に書いて貼っておくと同時に、その仕事に使う道具をあらかじめ出しておくと良いです。
私の前職での仕事の1つに、この時間からこの時間の間に○○をしなければならない、という時間指定のある仕事がありました。
時間指定があるので、忘れないうちにあらかじめやっておく、ということが出来ません。
そして、絶対にその時間の間にやらないと大変なことになる、重要な仕事でした。
それは、毎日の仕事だったのですが、私はうっかり忘れてしまうことも多々。
最初の頃は、いつも誰かに○○やった?と聞かれて、あ!やってなかったと思い出すというありさまでした。
接客業で忙しく、いつもバタバタしていたせいもあったのですが、こんなんじゃダメだ…そう思っていました。
そこで、「〇時に○○をやる!」という紙を机に貼るとともに、その仕事に使う帳票を出しておくことにしました。
私の場合は、その仕事をやる時間の少し前に必ず行く場所があったので、そこに帳票を置いておくことにしたのです。
これで、その時間指定のあるやるべきことを忘れるということはほぼなくなりました。
紙を見て思い出せなくても、仕事の動線上に置いてある帳票を見れば流石に思い出すからです。
また、これは時間指定がないことの場合でも、有効です。
たとえば、朝イチは他の仕事をしなければいけないけど、午前中のうちにやらなければいけない仕事などがある場合、机のわりと目につくところに、その仕事関連の書類を置いておき、忘れないように心掛けていました。
さらに、私は仕事以外でもこの技を使っていました。
家を出る時傘を忘れないように靴の隣にあらかじめ置いておいたり、部屋の扉に張り紙をしたり。
家を出るまでに部屋の扉は絶対に開けますし、靴も絶対に履きますから。
仕事に限らず、日常生活でもわりと使えるワザだと思います。
②何か行動を起こす前には、「ホントにコレで大丈夫?」と必ず自分に問いかける。
大慌てでやった急ぎの仕事にミスがあった…
これは、私の中ではかなりあるあるでした。
うっかりミスが多いタイプの人は、忙しい場面やせかされる場面などでは、特にミスを頻発することになると思います。
私は接客業だったせいもあり、待っているお客様がいて焦ったり、忙しかったりということが多々あったので、わりと深刻な悩みでした。
そういう時のミスって、落ち着いて考えれば間違わなかったのに…というのがほとんどなんですよね。
そう考えると、それなら落ち着いて仕事すれば良いんじゃないか?と思うかもしれませんが、『落ち着いてやれば良い』と思うだけでは、まったく解決しません。
絶対にまた慌てるからです。
具体的にどうすれば良いか…それを考えていて思い付いたのが、
行動を起こす前に「本当にコレで大丈夫?」と必ず自分に問いかける
というものです。
行動を起こす前、たとえば…
間違いが許されない書類に記入をする前、書類を役席者に提出する前、端末に数字を打ち込んで確定のボタンを押す前、お客様に説明をする前
などに、もう一度よく考える、ということです。
そして、「アレ?よく考えたら本当にコレで大丈夫だったっけ?」と少しでも不安に思うようであれば、もう一度自分で確認したり、わかる人に聞いたりするのです。
この方法は実際にやるのとやらないのでは、ミスの起こり方が全く違います。
1回立ち止まることで、落ち着いて考えられるからだと思います。
私はかなり効果がありました。
もちろん、忙しい時などはそれをやることが難しいのですが、続けていると、ここは立ち止まるべきところか、それとも立ち止まらなくても大丈夫か、というのがなんとなくわかってくるので、立ち止まりどころがわかればかかる時間も減ります。
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③ミスをなくすためにどうすれば良いか、ノートに書く
うっかりミスが多い人にありがちなこととして、同じようなミスを何度も繰り返す、というのがあります。
私もまさにそのタイプ。
自分でも嫌になるし、周りからも怒られたりあきれられたりすることになるので、なかなか辛いですよね…
これをどうにかするために、私は何かミスを起こすたびに、ミスをなくすためにどうすれば良いか、考えたことを書くノートを作っていました。
最初は、自分がどんなミスを起こしたか+どうすれば防げるか、をセットにして書いていたのですが、途中からはどんなミスをしたかについては書くのをやめました。
なぜかというと、自分がしたミスを思い出すのがすごく苦痛だったから(笑)
でも、解決策だけなら、基本前向きなことしか書いていないので、それほどマイナスな気持ちにはならずに済む感じでした。
ただ自分で書いてあるので、読めば結局どんなミスだったかは思い出してしまうんですけどね…
だいたい日中は忙しくてそれどころではないので、仕事が終わった後などに1日を振り返って書いていました。
そして、定期的に読み返していました。
このノートの良いところは、ミスした反省を活かせるとともに、どんな時にミスするかという傾向がつかめるということです。
たとえば私の場合、忙しい時に数字の書き間違いが多い、お客様にせかされると慌ててしまって未記入欄を見逃すことがある、トラブルが起きると平常心が保てなくなり、さらにミスを引き起こすことがある、などといったことがわかりました。
はっきり言って、こんなノートは普通の人だったら作らなくても良いと思います。
ミスの傾向を分析しなくても、自然と起こしたミスから学習することが出来るから。
でも、うっかりミスが多い人は、そもそもミスする局面が多いので、傾向を分析した方がミスを減らす近道になります。
また、うっかりミスが多い人の中には、起こしたミスから学ぶ能力が低い人もいます。
私の場合は完全にそのタイプでした。
だから、同じようなミスを起こすことが多かったのです。
でも、ノートを書くようになってからは、自分のミスに傾向がつかめるとともに、そもそもどうすれば良かったのか?ということも考えることが出来るようになったので、とても良かったです。
④間違ってはいけない作業をする時は声に出し、指差しながらやる。
これは、特に間違ってはいけない作業でかつ単純な作業をしている時などに非常に効果的です。
私の場合は、数字の入力作業でした。
いわゆるオペレーション業務というもので、記載されている伝票を見て数字などを入力し、確定ボタンを押すのですが、この時絶対に間違いがあってはいけません。
非常に単純ではあるのですが、短い時間で大量に裁かなければいけない上に待っているお客様がいる、という状況で、うっかりミスが多いタイプの私には非常に大変でした。
ミスをしやすい私に見かねた上司がくれたアドバイスが、小声で数字を読み上げながら画面を指差し確認する、というものでした。
これは非常に効果がありました。
目と口と耳の3つの器官を使うことが出来るため、より注意を払うことが出来るからだと思われます。
ちなみに、声を出す&指差し確認は、工場などの仕事でも日常的に行われているそうです。
まとめ
以上、うっかりミスを防止するための対策4選でした。
大事なのは
うっかりミスをしないための仕組みづくりをするにはどうすれば良いか考え、具体的に行動する!
ということです。
うっかりミスをしないようにしよう!と決心しても、それだけでは絶対にうっかりミスはなくなりません。
決意をするなどといった気持ちの問題ではなくて、作業レベルで解決策を考えないとミスはなくならないのです。
このうっかりミスが多いことについては、正直かなり悩みました。
ADHD(注意欠陥多動性障害)ではないか?と疑ったことも。
(自己診断ではADHDではないと思いますが)
きっと同じようなことで悩んでいる人はいると思うので、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
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コメント
あやぞぅさん ごきげんよう。
私もケアレスミス、すごく多いんです。
あやぞぅさんが教えて下さった方法を
しっかり実践してみます。
ためになる情報をありがとうございます。
マッキーさん>
コメントありがとうございます。
そうですか~、マッキーさんも。
自分なりにいろいろ考えて解決策を見つけようと思っていたんですけど、何か少しでも参考になれば嬉しいです。