転職活動をしていて、志望動機が書けない~(><)と悩むこと、ありませんか?
私はもうしょっちゅうです(笑)
でも、転職活動歴が長くなるにしたがって、志望動機を書くコツをいくつか編み出しました!
…という訳で、今回のテーマは、転職活動での志望動機の書き方について。
・志望動機の書き方のコツ(下準備&書く時にやること)
・志望動機が書けない!と思った時にやるべきこと(具体的な解決策)
について書いてみました。
志望動機が書けない!思いつかない!と悩んでいる人の参考になれば幸いです。
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志望動機の書き方
まずは志望動機の書き方について。
ただ漫然と志望動機を書くぞ~と思ってWordを立ち上げて文章を書こうを思っても、いきなり書き出すのは難しいです。
志望動機を書くにも下準備が必要。
下準備→ざっくりとした内容を考える→実際に文章を書く
という流れで書くのが良いです。
ここからは、志望動機を書く際にやっていることを流れにそってまとめてみました。
①企業HP、転職サイト、求人などを読んでわかったこと&感じたことをひたすら箇条書きにする。
志望動機を書く上で、まず絶対にやらなければいけないのは企業研究です。
志望動機を書く上での下準備ですね。
企業研究をする方法はいくつかあると思いますが、
企業HP、転職サイト、求人などに載っている情報を読み込み、わかったことを箇条書きにする
この方法が個人的にはまずおすすめです。
得た情報を箇条書きにするって機械的に出来ますし、企業情報をまとめておけば、面接前などに見返すのにも便利ですからね。
(なお、紙に書き出すよりも、Wordなどに打ち込む方は修正もしやすくて良いです。)
企業研究は志望動機を書く上では必ず必要なことなので、志望動機が書けない!と悩む以前に常にやるべきことですが、
もしそういったことをやらずに志望動機が書けない!と悩んでいる人がいるとしたら、まずはわかった情報&それを見て感じたことを書き出してみることをオススメします。
そんなのもう既にやってるよ~、それでも志望動機書けないんだよ~という人は、以下のポイントを元にもう一度書き出したものを見直してみて下さい。
わかったこと=どういう会社?どういう職種? 客観的な事実+読み取れることをピックアップ。
企業HP、転職サイト、求人などを読んでわかったこと というのは、具体的に挙げると以下のようなものになります。
・事業内容(どんなサービス、商品があるか?)
・設立年月日
・代表取締役社長の名前、経歴
・社員数
・社風
・企業理念
・業界での立ち位置(シェアがどれくらいか?など)
・近年の業績
・具体的にどんな仕事をするのか?(求人に書いてあることを自分なりにまとめ直す)
・求められるスキルは?(求人に書いてあること&読み取れること)
・求められる人物像は?(求人に書いてあること&採用サイトの社員のインタビューなどから読み取れること)
まだまだもっとあるかもしれませんが、代表的なものとしては、このような感じです。
客観的な事実+『こう書いてあるってことはこういうことなんじゃない?』と読み取れることをひたすら箇条書きにしていってみて下さい。
ここで大事なのは、
志望動機を書くのに全く役に立ちそうにないことも含めて、書き出しておくこと。
です。
一見、志望動機には関係なさそうに見えることが、意外なところで志望動機作りにつながることもありますし、
志望動機には直結しなくても、面接でのやりとりで役立つこともあるからです。
(思いがけないことを聞かれたりするので)
折角読み込んでいるのですから、得た情報は書いておくのがベストです。
感じたこと=『そうなんだ~と思った』レベルのことでもOK。感じたことをひたすらピックアップ。
企業HP、転職サイト、求人などを読んで感じたこと
これは、HPや求人などを見て、少しでも感じたことや考えたことがあったら書いておく、ということ。
これに関しては、そんな大層なことではなく、
『そうなんだ~』『なるほどなぁ~』『それはすごいかも!』『ここはちょっとダメなところかも』
などといったレベルのことでもOKです。
(勿論、もう一歩進んで、『前職の経験が活かせるかも』『自分の求める環境に近いかも』『会社の求める人材に当てはまるかも』など、直接志望動機につながりそうなことも思いつく限り書いておいた方が良いですが。)
たとえば、
業界トップシェアです!
●●業界ではトップシェア。
→トップシェアはすごい!業績好調なのかも。
未経験OK。
OJTでの指導と合わせて、充実した研修制度もあります。
未経験でもOK。OJT+充実した研修でスキルアップ出来る。
→未経験職種だけど、研修が充実しているなら安心かも。
育休取得率90%超え。
家庭と仕事を両立出来る環境です。
育休取得率がかなり高い。(9割)
→もし子供が生まれたとしても働き続けられそう。
→子育て中の女性に理解がある会社なのかもしれない。
などというような感じです。
この青字の部分は、実際に私が書いていたものなのですが…
矢印以降に書いてある、感じたことが重要。
その部分が志望動機を書く時に役に立ちます。
なお、この感じたことを書き出す作業においても、
志望動機を書くのに直接役に立ちそうにないことも含めて書き出しておくと良いです。
要は、志望動機を書くのに役立ちそうか否か?ということを考えずに、感じたことをどんどん書いておく、ということですね。
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②書き出したものの中から、『過去の経験』『自分の強み』『今後のビジョン』とどうつながるか考える。
企業HP、転職サイト、求人などを読んで感じたこと&わかったことを書き出し終わったら…
次に、そこに書いてあることの中から、『過去の経験』『自分の強み』『今後のビジョン』とつながるものはないか探します。
要は、志望動機の元になるものを探すということですね。
そして、それらをどんな風に志望動機につなげていくかも考えていきます。
・過去に●●という経験があるから、××という業務で活かすことが出来る。
・過去に●●という経験があるから、××という理念に共感出来る。
・私には●●という強みがあるから、××という業務で活かすことが出来る。
・私には●●という強みがあるから、貴社の目指す××の実現に貢献出来るのではないかと思う。
こんな風に志望動機につなげるということですね。
この段階では、そのまま志望動機に使えるような文章になっていなくてOK。
それぞれの要素をどうつなぐことが出来るか考えておき、簡単にメモしておくだけでOKです。
③志望動機は2本立て。その会社を選んだ理由+その職種を選んだ理由、この2つを考えつつ、文章を書く。
そこまで終わったら、実際にどう志望動機を作っていくか、まずは大枠を考えていきます。
志望動機の書き方については、いろいろな書き方があると思いますが、
①その会社を選んだ理由
②その職種を選んだ理由
この二本立てで構成されている形がベストであると、私は思います。
具体的には、こんな構成で書けば良いのではないかと。
(実際に私が書いている構成もこんな感じです。)
その会社選んだ理由とその職種を選んだ理由、両方書くことは絶対に必要。
片方だけでは不十分です。
なぜなら…
・その会社を選んだ理由だけだと、その会社の他の職種でも良いんじゃない?と思われる
・その職種を選んだ理由だけだと、他の会社の同じ職種でも良いんじゃない?と思われる
から。
志望動機=その会社のその職種を選んだ理由、ですからね。
また、結論+それを説明する文章&それを裏付ける根拠 という形で書くのが文章としてわかりやすいと思います。
そして、結論を説明する文章を書く際は、過去の経験、自分の強み、今後のビジョンを絡めて書くことも大事です。(②で行った作業を活かして書きます。)
まずはざっくり内容を考える→具体的に文章を書いていく、という感じで、実際の文章を書いていけば志望動機を書くことが出来ると思います。
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志望動機が書けない!と思ったらやるべきこと。
志望動機を書く流れとしては以上のようになりますが、一通りやってみても志望動機書けない…と思って悩んでしまうことが結構あります。
そんな時に具体的にどうすれば良いか?解決策を挙げてみたいと思います。
(私が実際に困った時にやっていることです。)
①志望動機を考えていて浮かんだ文章やフレーズをどんどん書き出していく。
志望動機が書けない!と思う時、その理由はいくつかありますが、文章がまとまらないというのも結構大きな理由の1つではないかと思います。
なんとなくこういう内容っていうのは決まってるけど、うまくまとまらない…
コレっていう良い表現がみつからない…
みたいな。
そんな時の解決策は、思いついた文章やフレーズをどんどん書き出すこと。
いきなり良い表現を持ってこよう、うまいことまとめようと思っても無理なので、使える文章か否かは考えず、思いついた文章や表現をどんどん書き出していくのです。
いっぱい候補を挙げていくうちに、良い表現がみつかったり、うまい繋げ方を閃いたりするものなんですよね~
これは実際私が志望動機を書いていて思ったことですが~…
うまく書けないからといって、うーんうーんと頭の中で考えて悩んでいるだけだとますます深みにハマってしまうことが多いんですよね(^^;)
頭で考えるだけで手を動かさないでいると、ますます作業が進まなくなるというか。
ですので、『志望動機書けない沼』にハマりそうな時は、思いついたことをどんどん書き出して、まずは無理やりにでも手を動かした方が良いと思います。
②ネットで志望動機の例文を検索し、ヒントを得る。
インターネット上には、転職活動で使える志望動機の例文が数多く存在しています。
大手転職サイトが作っているようなものから、個人の方が運営しているサイトに載っているもの、Yahoo知恵袋まで、いろいろ。
いわずもがな…そういった例文はかなり役に立ちます。
その例文をそのまま使う人は流石にいないと思いますが(そして絶対やめた方が良いですが)、例文を見てると『あぁこう書けば良いかも!』と閃くことが大いにあります。
「志望動機 事務職 未経験 例文」とか「志望動機 ○○業界 例文」とか、志望動機が書けない時は、例文を検索してみると良いと思います。
③改めて自己分析をする。
志望動機を書く上で肝になってくるのは、『過去の経験』『自分の強み』『今後のビジョン』の3つです。
志望動機が書けないと思った時は、改めてこの3つについてもう一度考えてみるのも手です。
『過去の経験』『自分の強み』『今後のビジョン』について考える…要は自己分析をし直すということですね。
意外とこの作業が足りてなくて書けないということもあるので、志望動機が書けないと思ったらこの作業をやってみるのも手です。
④それまで経験した面接の中で面接官に聞かれたことを思い出す。
今までに経験した面接の中で聞かれた質問を思い出してみるというのも、志望動機が書けない時にやってみると良いです。
勿論他社の面接でOK。
面接で聞かれたこと=面接官が知りたいと思っていることです。
面接官が知りたいと思っていることを考えてみると、そこを糸口として良い志望動機が思いつくことも結構あるんですよね。(体験談)
転職活動を始めたばかりの人の場合は、そもそも面接の経験自体あまりないということもあり得ますが…
そんな場合は、面接でよく聞かれる質問集を見てみるのも有効です。
おすすめは、マイナビ転職の『面接でよくある質問の回答50例』
各質問にどう回答するか、考えていく中で、志望動機につながる場合があります。
面接対策にもなるので、一石二鳥です。
まとめ
以上、転職活動での志望動機の書き方のコツ&志望動機が書けないと思った時にやるべきことについてでした。
自己流で編み出したハウツーですが、どなたかの参考になれば幸いです。
読んで頂いてありがとうございました。
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コメント
あやぞぅさん、おはようございます。
何回か転職経験がある自分でも志望動機を考える内容は難しく感じますね。志望動機で思いつける内容はせいぜい求人広告やサイトに書かれている事に書かれている事を適当に整理してまとめて考えていたのでうまくいかなかった思い出があります。求人広告やサイトに書かれている内容を元に感じたことや全然関係なさそうな事を盛り込んで考えをまとめる事は良い発想だなと思いました。自分がいつ転職するかわからないので今後のために是非参考にさせていただきます。情報公開有難うございます。
しゃんしゃんさん>
コメントありがとうございます。
私も志望動機作りにはいつも苦労しているんですが…
転職サイトや求人に書いてあること+自分の考えや経験をリンクさせて志望動機を作れば良いんじゃないかなと思うようになり、いろいろ書き出す作業をやるようになりました。
頭の中だけで考えてると進まないんですよね~、私の場合。
少しでも参考になれば幸いです。
はじめまして。
ランキングから来ましたミラです。
志望動機、難しいですよね。
参考にしてみます!
ミラさん>
コメントありがとうございます。
志望動機を作るのは本当に毎回苦労の連続ですが、一番大事なところではありますよね。
少しでも参考になれば幸いです。
初めまして。
ブログランキングから来させて頂きました。
志望動機…私もいつも苦戦していました(苦笑)
とても参考になりました。
ありがとうございます。
れみんさん>
コメントありがとうございます。
志望動機、考えるの大変ですよね~…
私もああいった記事を書いていますが、いつも苦戦を強いられています(笑)
少しでも参考になれば幸いです。