就職活動や転職活動では必ずある面接。
面接の雰囲気は会社ごとに様々だと思いますが、
すごく緊張感のある雰囲気の面接だなぁ…
威圧感を与えるような面接官だなぁ…
と思ったことはありませんか?
私は大学時代の就職活動時も、中途採用で転職活動をしている今も、何回かそういった面接&面接官に遭遇しています。
いわゆる圧迫面接というヤツですね。
でも、何回か経験する中で、そういった圧迫面接をどう乗りきれば良いか、対応の仕方を発見出来たかも!と思いました。
…という訳で今回のテーマは、圧迫面接についてです。
・圧迫面接の体験談
・圧迫面接の対応の仕方
について書きました。
なお、圧迫面接と言っても、いくつか種類がありますが(後述)
この記事では、
・高圧的、威圧的な態度の面接官に当たった体験談
・そういった面接官に当たった場合の対策&対処法
について書いてあります。
では、どうぞ~
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目次
圧迫面接の体験談
まずは、私が経験した圧迫面接の話について。
圧迫面接と一言で言っても、
・高圧的、威圧的な態度を取る。
・一生懸命に質問に答えているのに反応が薄い。
・相手が困るような質問、失礼な質問、意地悪な質問などをする。
・質問の回答に対し、始終否定的な意見を返す。
など、いくつか種類があると思いますが、
私は、上記のうちの最初の2つ(高圧的・威圧的態度を取る、反応が薄い)のタイプの圧迫面接の経験があります。
(逆に言うと、その2つのタイプ以外の圧迫面接の経験はありません。人格を否定されるようなことを言われたり、暴言を吐かれたり…などはありません。)
それを踏まえて、お読み下さい。
【体験談①】何を言っても反応が薄い面接官。
何を言っても反応が薄い面接官。
・一生懸命に熱意を持って喋っているのに、シラーっとした反応
・真顔、仏頂面
・うなずきも相槌も一切なし
こんな感じの面接官に当たったことが、就職活動で2回ほどありました。
両方とも最終面接。
そして、結論から言うと、2社とも内定を頂いています。
(そして、そのうちの1社に入社しました)
最終面接だったので、面接官は会社の偉い人でした。
(1社は社長で、もう1社は人事部長だったと記憶しています)
志望動機、学生時代に頑張ったこと、長所・短所など、質問自体はよくあるタイプのものばかりで特に答えに困るようなものはありませんでしたが、何をどう答えても、面接官の反応はとてつもなく悪かったです。
何を言っても仏頂面でニコリともせず。
相槌などもなく、質問される→答える→また別の質問をされる→答える…ということが機械的に繰り返されるのみ、という感じでした。
私の答えに対して何かリアクションがあって話が広がる…といったことも一切なく。
始終無反応なまま、ずーっと面接が続いていくような…
そんな雰囲気でした。
それまで私が経験していた就職活動の面接は比較的和やかに進むタイプのものが多かったので、正直最初はビックリしたのですが…
会社のお偉いさんが面接官なんだし、こんなもんなのかな?と思い、あまりひるまずに対応することが出来ました。
就職活動も終盤に差し掛かっていた頃で(就活を始めてから半年くらい経っていた)、面接慣れしていたこともあったと思います。
で、結果は見事合格。内定。
面接官の反応が薄い=落ちる時のサイン、なんて言われたりもすることもあるので、内定を頂けた時はビックリしました。
ただ、後から考えると、あの反応の薄い対応は敢えてであり、その面接官の態度にひるまずに話すことが出来たことが良かったのではないかと思います。
(このあたりのことについては、後述します。)
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【体験談②】鋭いまなざし&厳しい表情で直視してくる面接官。
鋭いまなざし&厳しい表情で直視する面接官。
・質問に答えている間、鋭い眼光でじっと見てくる
・一瞬たりとも目を離さない
・うなずき、相槌などは一切なし
・厳しい表情
②は転職活動での体験談です。
これはわりと最近。
結論から言うと、その面接自体は合格しましたが、諸事情によりこちらから選考を辞退しました。
①と似ている気もしますが、反応が薄いというよりはむしろ熱心に聞いて下さっている感じで…
でも、厳しい表情でガン見された、というような印象だったので、ものすごく威圧感があり、はっきり言って①よりもとても喋り辛かったです…
ニコリともせず、一瞬たりとも目線を外さす、うなずきもせず、相手を凝視する…
(ただし、すごく真剣な顔で、話してることはすごくしっかり聞いてる!という印象)
面接ではなく、日常会話だったら、ちょっとマナー違反レベルですよね。
いや、マナー違反というか、『何この人?』って思われる話の聞き方、というか。
それでピンときました。
これ、敢えてやってるんだなということに。
①で書いた、就職活動での圧迫面接の経験もありましたしね。
で、そのことに面接の序盤で気付いたせいもあって、最初こそひるみましたが、すぐ持ち直し、相手の反応はあまり気にせず、面接に挑んだところ結果は合格
(ちなみに一次面接でした)
そして、転職活動までの時点で、合計3回の圧迫面接を経て確信しました。
あれ? この手の圧迫面接って絶対わざとだよね?
たぶん、圧迫面接をした時の反応を見たくて、やってるんだよね?
【考察】圧迫面接=不合格じゃない!そこでの反応で合否が決まる。
以上の経験談から、私は3つのことに気付きました。
①緊張感を強いるタイプの圧迫面接(=面接官が威圧的な態度を取る、反応が薄い、など)は敢えて行われている可能性が高い。
②圧迫面接が行われた=不合格ではない。そこでどう出るか、反応次第で合否が決まる。
③面接の雰囲気や面接官の態度にとらわれず、自分らしく堂々と受け答えをすることが合格のカギ。
まず、①についてですが、
3回の圧迫面接を経て気付きましたが、ああいった雰囲気や態度なのは敢えてなのだと思われます。
就職活動で圧迫面接だった会社のうち1社は実際に入社しているのですが、入社後同期に聞いたところ、多くの人が同じような雰囲気の面接だったそうです。
また、転職活動時の面接官については、あまりにも厳しい表情で顔をガン見されたため、ちょっと不自然さを感じ、
たぶん普段は厳しい感じの人じゃないんだろうな…これ、わざとやってるんだろうなー
ということを感じ取ってしまったんですよね(^^;)
次に②についてですが、
これは圧迫面接を受けたものの、3回とも合格した私の体験談を踏まえると明らか。
圧迫面接=不合格じゃないのです。
圧迫面接をされると、不採用だからああいう雰囲気や態度だったんだろう…と思ってしまいそうになりますが、3回も合格している私の体験談から考えると、圧迫面接=不合格だということはないと思います。
最後に③について。
3回の圧迫面接で3回とも合格した私。
一体何が良かったのか?
あとから考えてみたところ、それは
相手の態度や雰囲気にひるむことなく、熱意を伝えるべく喋り続けることが出来たから
だったのではないかと思います。
それが勝因なのではないかと。
そして、圧迫面接の意図もおそらくそこにあったのだろうと思います。
上には書きませんでしたが、実は、その3回の面接には共通点がありました。
それは3社とも顧客対応が必要な会社&職種だったということ。
顧客対応がしっかり出来そうな人かどうかを見極めるべく、敢えて圧迫面接を行っていたのだと思います。
私も10年以上接客業をやってきたのでわかりますが、いろんなお客様がいますからね~
緊張感を強いられる場面でもきちんと対応出来るか、ある程度厳しい態度で来られても臆せず伝えたいことを話せるか、そのあたりのことを見られていたのではないかと思います。
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圧迫面接(威圧感&緊張感を与えるタイプの面接官)への対応の仕方
ここからは、圧迫面接((威圧感&緊張感を与えるタイプの面接官)への対応の仕方について書いていきたいと思います。
【対策①】好意的でもそうでなくても…面接官の態度&面接の雰囲気については気にしない。
まず第一に、
面接官の態度があまり好意的でなかったり、面接の雰囲気があまりよくなかったとしても気にしないこと
・緊張感をなくしてもらって、リラックスした状態で話を聞きたい会社
・対話を大事にしたい会社
・会社のことを説明するよりも、学生や求職者の話を聞きたい会社
・ニコニコ話を聞いてくれる面接官
・仏頂面で話を聞く面接官
・緊張を強いる&ピリピリした雰囲気を出してくる面接官
など、会社によって面接の雰囲気や面接官の態度は、本当に様々です。
そして、面接官がどんな態度であれ、面接がどんな雰囲気であれ、面接を受ける側にはどうすることも出来ない場合がほとんどです。
また、多くの場合、面接を受ける側のせいではないということも言えます。
(まずい受け答えをしてしまって雰囲気が悪くなる…などといったこともあるにはありますが)
ですので、面接官がどんな態度でも気にしないこと!
だって、面接を受けてるあなたのせいじゃないし、どうすることも出来ないんだから。
だからもう、面接官のことはあまり気にせず、どんな態度で来られても堂々と面接を受けるのみ!です。
…まぁ、それが難しいんですけどね(^^;)
でも、『面接官の態度は気にしない!』とあらかじめ心構えをしておくことで、少しは違うんじゃないかな~とも思います。
【対策②】圧迫面接を敢えて行う会社もある、ということを踏まえ、心の準備をしておく。
上に書いた私の体験談からも言えることですが、
そして、考察でも書きましたが、
企業側が敢えて圧迫面接を行うケースは実は結構あるのではないかと思います。
…となると、ある程度長い期間就職活動や転職活動をしていれば、そういった圧迫面接に当たる可能性は十分にあり得ます。
ですので、面接を受ける際は必ず圧迫面接されるかもしれない、ということを心に止めておきましょう。
そうすれば、威圧的な態度で来られたとしても、
あ、コレ、圧迫面接のパターンか…
緊張するような場面でもちゃんと対応出来るか見られてるんだな。
しっかり対応しよう…!
と思うことが出来ると思います。
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【対策③】面接慣れしておく。
②で心の準備を…と書きましたが、それと同じくらい大事なのが、面接慣れしておくことです。
いくら『いつ圧迫面接されても大丈夫なように心の準備をしておこう…』と思っても、通常の面接でも対応出来ないようなレベルの状態だと、圧迫面接を乗り切ることは出来ません。
ここで言う、『面接慣れしている状態』とは、
・面接を何度か経験している
・よくある質問であれば、スラスラと答えることが出来る
という状態のことです。
私の場合も、3回の圧迫面接を通過出来たのは、面接を受けた時点で面接に慣れていたからだと思うんですよね。
もう既に他社の面接を何回も経験済みだったので、面接とはこういうもんだというのが身体に染みついていましたし、よくある質問であればスムーズに答えることが出来るようになっていたので。
だから、圧迫面接対策のためにも、早めに面接慣れしておくことが大事だと思います。
模擬面接を受けたり、志望度が低めの会社で練習しておいたり、いろいろ方法はあるかと思います。
ま、私の場合は、就活の時も転職活動の時も、なかなか内定が出なかったので、自然と慣れていった感じで、その頃に圧迫面接に当たったのが良かったでいいう感じではあるんですけどね(^^;)
【対策④】圧迫面接だと思った時こそ、熱量多めに話す。
考察にも書きましたが、
・緊張感を強いるタイプの圧迫面接を行う=緊張感のある雰囲気でも話すことが出来るか?を見られている可能性が高い
・そこでの対応が合否の分かれ目の1つになる
ということです。
それは言葉を変えると、面接でどこを見られているかというポイントのうちの1つがわかっているということ。
となれば、これを利用しない手はありません。
合格出来るような対応を取りましょう!
具体的には、いつも以上に熱量強めに話すというのが良い対策ではないかと思います。
圧迫面接の場で、熱っぽく自分の想いを語るとどうなるか…
どうしてもこの会社に入りたいという熱意が伝わる上に、雰囲気に飲まれてしまっている印象を与えることが少ないと思われます。
(たとえ内心は緊張を強いられる雰囲気にドキドキしていたとしても)
私の場合も、就活の時に圧迫面接だった会社は2社ともはかなり志望度の高い会社だったので、是非入社したいという想いの丈をかなり熱っぽく語った記憶があります。
圧迫面接だということに戸惑いつつも、この会社に入社したいという想いが勝っていたんですよね。
戸惑い<熱意 っていう感じでした。
結果的にはそれが良かったのではないか、だから面接通過出来たんじゃないかと思います。
この学生、ものすごく熱意ありそうだし、緊張感のある場面でもそれなりに喋れそうだから顧客対応も向いてるんじゃないかな…
と思ってもらえたのではないかと。
ですので、緊張感を強いるタイプの圧迫面接かもと思った時こそ、いつも以上に熱量多めに、聞かれたことに対して熱く語るのが良いのではないかと思います。
まとめ
以上、緊張感を強いるタイプの圧迫面接の体験談&対策についてでした。
まとめると、
・圧迫面接に遭遇しても大丈夫なように準備をしておく(心の準備&面接慣れ)
・緊張を強いられるような場でも対応出来るか?を見られている可能性が高いので、その意図を踏まえて振る舞う。(圧迫されてもひるまない)
・圧迫面接された場合、いつも以上の熱量を込めて入社したい気持ちを熱く語るのも有効
ということですね。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
読んで頂いてありがとうございました。
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コメント
こんにちは。
ランキングから来ましたミラです。
心の準備をしていくと違いますね。
参考になりました。
ミラさん>
コメントありがとうございます。
そうですね、心の準備は一番大事だと思います。
あー、こういうパターンか!って思えれば、対応出来る可能性が高まると思います。