会社員を続けている限り避けては通れないもの…それは異動
どれくらいの頻度で異動があるかは、会社や職種などによっても違いますが、
何回経験してもドキドキしてしまうものではないでしょうか?
そして、新しい職場に早く馴染めるといいな~、早く慣れるといいな~なんて思うものではないでしょうか?
私は前職がそこそこ異動が多い職場だったので、それなりに異動の経験があります。
具体的には、10年間で4つの職場を経験。
問題なく馴染めることもありましたが、なかなか馴染めず苦労したこともありましたね…
その時の体験談も記事にしていますので、気になる方はこちらもどうぞ。
また、3か月に一度異動の可能性がある会社だったので、自分は異動しないけれども、誰か人が異動してくる…という経験もかなり豊富にしています。
そんな、自分の異動も他の人の異動も、頻繁に目の当たりにしていた私が
異動先の新しい職場に早く馴染むための方法6選
を考えてみました。
これから異動する~という方の参考になれば幸いです。
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①異動先に知り合いがいる場合、個人の連絡先を知っているような仲なら、事前に挨拶メール・LINEを送っておく。
まずは、異動の辞令が出てから~実際に異動する前に出来ることになりますが、
異動先にある程度仲の良い知り合いがいる場合、異動前に軽い挨拶メール・LINEを送っておくと良いです。
具体的には、
・以前一緒に働いたことがある人
・研修などが一緒だったことがあり仲良くしている同期
・社内行事等で交流ある人
などですね。
連絡手段は、社内メールや社内システムを活用したメッセ―ジなどではなく、
プライベートで使用しているメール、LINEがベストです。
言葉を変えると、社内システムを使わなくても連絡取り合える距離感の人に連絡しておく、ということですね。
挨拶という名の根回しをしておけば、異動前の気分的にもかなり楽になりますし、
挨拶のついでに、新しい職場がどんな様子か聞いておくことも出来ます。
どんな様子なのかがわかれば、少しは心の準備も出来ますし、
実際に異動した際にも、事前情報を元に動くことが出来るので、馴染みやすくなるということです。
②異動先に『知り合いの知り合い』がいるか、出来る限りリサーチしておく
①では異動先の知人にあらかじめ連絡をしておくという話でしたが、
そう都合良く、異動先に知り合いがいるとは限りません。
しかし、そんな場合でも『知り合いの知り合い』がいることはあります。
『知り合いの知り合い』がいないか、今いる職場の人に聞いておく、これも意外とやっておくと良いです。
そうすると、どんなことが起きるか…
異動先に知り合いがいるという人が、その新しい職場の知り合いにあらかじめ声をかけておいてくれることがあるんですよね。
うちの職場からそっちに今度●●さんっていう人がいくよ~
みたいな。
そうすると、いざ自分が異動した際、その新しい職場にいる知り合いの知り合いが声をかけてくれたりする、なんていうことがあるんですよね。
●●さん、Aさん(前の職場の同僚)から話聞いてるよ~、よろしくね。
みたいな。
直接知っている人ではないとはいえ、そんな風に声をかけてもらえたら、少しは馴染みやすくなりますよね。
ちなみに、これは実体験です。
…というか、前いた会社は異動が多かったので、こういうことが本当に多かったです。
みんな異動になるたびに、「次、○○支店なんだけどさ、誰か知ってる人いる?」って聞かれてたし、自分も聞いてたな~って思います(笑)
会社にもよるかと思いますが、異動が多い会社においては特に使えるワザではないかなと思います。
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③前の職場の常識は一旦忘れる。
同じ会社でも、部署や職場が変わるだけで、様々な面で大きな違いがあることは多いです。
仕事の進め方、職場の雰囲気、身の振り方etc…
そのため、前の職場で当たり前だと思っていたこと=前の職場での常識、は新しい職場では通用しないということが多々あります。
ということで、前の職場での常識は一旦忘れましょう!
もっと詳しく言うと、
前の職場での常識を念頭に起きつつも、この職場ではその常識は通用しない可能性があると考え、その都度確認しながら仕事をしたり、コミュニケーションを取るようにしていく、ということですね。
「郷に入れば郷に従え」ということわざがありますが、まさにその通り。
新しい職場は前の職場とは違う部分が多くあるはずだという意識でいるようにし、まずは新しい職場のやり方に従うようにしましょう。
とはいえ、新しい職場のやり方やあり方に強烈に疑問と違和感を感じる場合もあるでしょう。
実際に私も
えー、なんでこんなやり方してるの?効率悪くない?
なんでこんな個人主義なの?前の職場はもっと助け合って仕事してたのに…
こんなことやってOKなの?こんなの許されるの?働きづらくない?
などなど、「前の職場と比べて変だよ!」「こんな風にしない方が良いのに…」と感じることは数多くありました。
これは一度でも異動の経験がある人であれば、よくわかって頂けるのではないでしょうか。
でも、そんな時に、
××なんて変じゃないですか?前いた職場は〇〇でしたよ!
などと、前の職場の常識を振りかざすような発言や行動は絶対にダメです。
違和感を感じたとしても最初は黙っておくのがベストです。
伝えるのは環境や仕事に少し慣れてきてから。
それも角が立たないようにソフトに伝えるの方が良いです。
なお、管理職などその部署を取り仕切るリーダー的な立場の人の場合もこれは同様です。
部下の立場から常々思っていたことですが、
着任早々
前の部署は○○だったんだよ。
なんでここの部署は××なの? 〇〇に変えよう。
という人結構多いですが、やめた方が良いです。
そのやり方だと、職場からの反感をかう確率が高いので。
まぁ、逆に自分の権威を振りかざしたい時には効果的なのかもしれないですけどね(^^;)
④フリートークが出来そうな場面には積極的に参加。少しでも多くの人と話し、雰囲気だけでもつかむ。
早く職場に馴染むために必要なのは、なんだかんだ言ってもやはり、コミュニケーションを取ることです。
ですので、フリートークが出来そうな場面には積極的に参加するようにしましょう。
具体的には、
・お昼休憩の時間
・出勤、退勤の際ロッカールームにいる時間
・飲み会
などが挙げられるかと思います。
お昼ご飯に関しては、
・食堂で食べる
・ロッカーや休憩室で食べる
・デスクで食べる
・数人で連れ立って外へ食べにいく
・個々に外へ食べにいく
など、職場によって様々ですが、皆の動きに合わせつつ、極力誰かとコミュニケーションを取れる選択肢を選ぶのがベストです。
最初だけでも…ね。
これは、出勤・退勤の際のロッカールームも同様。
着替えながらの世間話、可能な限り出来ると良いです。
(そもそもロッカーで着替えるなどということをしない会社も多いかもしれませんが…)
また、仕事外にはなりますが、飲み会に関しても適度に参加するようにした方が良いです。
(飲み会があまり好きではない人の場合は参加し過ぎても飲み会好きな人と思われてしまうので、調節が必要ですが)
…というか、より濃密なコミュニケーションを取れるのはやはり飲み会だと思います。
そもそも、職場に馴染めない…と悩むような人は、人とのコミュニケーションに自信がないタイプなので、大変ではあるかもしれませんが、最初が肝心。
コミュニケーションを取ることそのもの以上に、その輪の中に入ろうとする姿勢が大事です。
輪の中に入ろうとする姿勢を見せるべし!ということです。
⑤最初のうちは本音は言わない。
④でコミュニケーションを取ることの重要性について書きましたが、注意しなければいけないポイントが1つあります。
それがこれ、
本音は言わないこと。
馴染むまでは、本音は言わず、当たり障りのないコミュニケーションに留めておくことがとても重要です。
職場にある程度馴染むまでは、話している相手がどんな人なのか(どんな性格の人か、職場の中での立ち位置など)ということはよくわかりません。
そんな相手に自分が思っていることを無防備に話すのはすごく危険です。
本音というのはどうしてもネガティブなことが含まれてしまいますしね。
これは、以前同じ職場に異動してきた後輩の話なのですが、
この職場、みんな優しいし、やりやすいので、異動して良かったです。
前の職場はやり辛かったんですよ~…
(以下、前の職場の悪口)
などと話したところ、実はその話していた人の知り合いがその後輩の前の職場にいて、裏では大惨事…
なんていうことがあったんですよね。
一見すると、新しい職場の人に悪く取られないと思われる話でも、どんな人物かも、どこでどうつながっているかもわからないので、ある程度馴染むまでは本音は言わずにいるのがベストです。
⑥慣れない環境でも、出来るだけ堂々としている。
誰でも、新しい環境に飛び込む時には、多かれ少なかれ不安や緊張を抱えてしまうものですが…
どんな状況であっても出来るだけ堂々としていましょう。
・知っている人が全くいない部署へ異動になる
・全く畑違いの部署に異動になり、イチから仕事を覚え直さなければいけない
・異動と同時に、より責任あるポジションに就くことになってしまった
などといった状況の場合、より不安や緊張を感じてしまうかもしれませんが、
そんな時でも、堂々とした態度でいることは本当に大事です。
これは私自身の経験(自分の異動&自分以外の人が異動してきた経験)に基づく考えですが、
堂々としている人は職場に馴染むのが早いと感じます。
ま、私自身は、この記事にも書いた通り、なかなか堂々としていられなくて失敗したこともありましたけどね~…
私の失敗からの教訓でもありますね。
まとめ
以上、異動先の新しい職場に早く馴染むための方法6選でした。
会社員生活に異動はつきものですが、少しでも誰かの役に立つ記事になっていれば幸いです。
読んで頂いてありがとうございました。
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コメント
こんばんは
ブログランキングからの訪問です。
新しい環境になれるのは大変ですよね。
堂々とするって大事ですね。
ありがとうございました。
さちりんさん>
コメントありがとうございます。
新しい環境に慣れるのはなかなか大変ですよね。
堂々とするって意識しなくても普通に出来る人もいると思うのですが、私は緊張や不安が出てしまってなかなか出来ないので、入れてみました。
何かの参考にでもなれば幸いです。
あやぞぅさん
はじめまして。いつもブログ楽しみにしてます。
私も銀行員でいつもやめたいと思っている4年目です。金銭的な問題で現職中ですが転職活動し、内定をもらったんですが
条件的には自分の最低条件を満たしてますし
今の会社から逃げたいので、もう入社しようと思ってるのですが
もう正直働くのが怖いです。
また今の彼氏が同じ銀行の社員で社内恋愛なので正直会社をやめたくないのですが、もう限界です。
生きていくのが辛いです
あやぞぅさんは10年も耐えててすごいと思いました。
生きるのに疲れたとき、あやぞぅさんはどうやって乗りきってますか?
もしよろしければ教えてください。
長文すみません。
みんみんさん>
コメントありがとうございます。
ブログ読みに来て頂いてるとのことで、とても嬉しいです。
みんみんさんも銀行員なんですね。
転職活動をし、内定まで取っているんですね!
働きながらの転職活動、絶対大変なのに、ちゃんと結果も出していてすごいなーと思いました。
私は嫌だ嫌だと思いながら、なかなか行動に移せなかったですから…
10年勤めてすごいというより、私の場合は行動に移せなかっただけとも言える感じです(^^;)
銀行で働くのは限界…働くのも正直怖い…っていう感じなんですね。
銀行でいろいろあったから働くこと自体が怖くなっちゃってる感じですかね…
生きるのに疲れた時、私は
・1日の中で必要最低限のことが出来たらヨシとする
・自分の理想の人生を思い浮かべる
で乗り切っていたような気がします。
極力頑張らず、脳内は出来るだけ楽しいことを考える…みたいな。
本当に疲れきってる時はなかなか難しいかもしれませんが。
今辛い状況なんだろうなと思いますが、良い決断が出来て、良い方向に向かうことを陰ながら応援しております。
このブログ、いろいろなジャンルの記事を書いていますが、転職関連のことや銀行員時代のことなども今後まだまだ書くつもりですので、
また読みに来て頂けたら幸いです。
何かあれば、またコメントも、お待ちしています^^
こんばんは。
ブログランキングから来ました。
僕は、異動することはありませんが、
子供や知り合いが異動する時があれば、
アドバイスをしてあげたいと思います。
勉強になりました。
nutsさん>
コメントありがとうございます。
異動のない環境なんですね!
でも、どなたかのお役に立てば幸いです。
こんにちは。
ランキングから来ました。
私も異動のある職場で働いたことがあります。
異動先の新しい職場に早く馴染むための方法6選は正しいと思います。
あの当時知っておけばよかったと思う内容です。
もし今度異動あるときには活用させてもらいます。
イースさん>
コメントありがとうございます。
イースさんも異動のある職場だったんですね。
異動のたびにいつも馴染めるかな…と不安になっていた、その経験を元に書いた記事なのですが、正しいと言って頂けると嬉しいです。
異動って良い制度ではありますが、注意が必要な部分もあったりしますよね。