山口達也さんの事件でTOKIOを見ていて、ジャニーズのグループについて思うこと。

★雑記
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先日、TOKIOの山口達也さんが強制わいせつ罪で書類送検されました。

司会者としても、アイドルとしても、第一線で活躍されている人の突然の不祥事。

私は、特に山口達也さんのことが好き!という訳ではありませんが、ボンビーガールはいつも見てるし、ZIP!もたまに見るし、鉄腕DASHも昔は見てたし(最近はあまり見てないけど)、なかなか衝撃的でした。

 

背景がよくわからない部分もありますが、事件の話をTVで見聞きする限り、100%山口達也さんが悪い!

そう思います。

(一部、被害者の女子高生にも非がある…という意見もありますが、私はそうは思いません)

 

でも、その一方で全然違うことも考えていました。

それは、何十年も同じグループで活動し続けるってどういうことなんだろう?ということ。

山口達也さんの事件を受けて、TOKIOのメンバーがテレビで謝罪したり、コメントを発表したりしているのを見て、改めてグループって何なんだろうな~と思ったからなのでした。

 

事件の本質とあまり関係ないので、このあたりのことが語られることはあまりないと思うのですが、いろいろ思うことがあったので、ちょっと書いてみたいと思います。

 

 

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何十年も同じメンバーで仕事続けるって…芸能人以外はあまりない特殊な事例。

以前、こんな記事も書きましたが…

ジャニーズアイドルの『異分野参入戦略』は、今後の日本人の働き方に通じるものがあると思った話。

昨今、ジャニーズのアイドル達の賞味期限はものすごく長くなっています。

80年代頃~90年代前半頃までは、アイドルとして活動出来るのはせいぜい20代のうちだけ。

30代以降になると(もしくはもっと早いうちに)、人気がなくなるなり、解散するなりして、アイドル人生は終わりを告げるのが一般的でした。

 

しかし、90年代後半以降~現在では、30代はおろか40代になっても現役アイドルとして活動するのが当たり前に。

その筆頭が、2016年に惜しまれつつ解散したSMAPや、今回騒動になっている山口達也さんが所属するTOKIOな訳です。

 

いずれも10代でグループを結成、CDデビューを果たした後に、何十年にもわたりアイドルグループとして現役で活動を継続。

人気があるから、若い=アイドルという定義が崩れつつあるから、など、長年にわたってグループが存続した理由はいろいろあると思いますが、本当にすごいことだと思います。

 

…と同時に、こんなにも長く、同じメンバーで一緒に仕事をし続けるのって、かなり特殊なことだよなとも思います。

一般人ではあまりない例ですよね。

一定以上の規模の会社にいたら異動がありますし、異動があまりない会社や小規模な会社の場合でも5,6人の固定メンバーで何十年も仕事をし続ける、なんてあまりないと思います。

芸能人であれば、お笑いコンビや音楽グループなど、長い間同じメンバーで活動し続けるということはあると思いますが…

それでも、全盛期に比べれば個々での活動が増えるということが一般的で、TOKIOのように今でもメンバー全員の仕事が定期的にあるグループって、芸能界全体でもあまり多くはないんじゃないかなと思います。

(ジャニーズのグループだと、嵐なんかはTOKIO以上にグループ活動も多いけど)

 

グループのメンバーは一心同体?何かあったら連帯責任?

今回の山口達也さんの事件を見ていて、個人的に気になるなーと思うところがいくつかありました。

・事件発覚の翌日、国分太一さんがTBSの朝の情報番組『ビビット』の中で、事件について謝罪。(山口さん本人の会見よりも前)

・山口さん以外のメンバー4人が、それぞれに謝罪コメントを発表。

・城島茂さんも、MCを務める『週刊ニュースリーダー』の中で、事件について謝罪。

・山口さんが会見の中で「TOKIOに戻れるものなら戻りたい」といった趣旨の発言をしたことに対して、国分太一さん、城島茂さんが批判。

・近日中に、山口さん以外のメンバー4人が会見を開く予定。

 

全て同じグループのメンバーだから…ということでの行動だと思うのですが、率直な感想として思ったのは、そこまでメンバーが責任を取らなきゃいけないの?ということでした。

自身がMCを務める番組の中で事件について謝罪する、というのはわからなくもないですが、TOKIOとしての仕事の中で起きたことではないので、責任があるか?と言ったら正直疑問です。

いくら同じグループのメンバーだからって、プライベートでの行動についてまで責任を負うことはないし、そもそも責任を負うのは無理な気が…

 

また、謝罪コメントだけでなく、改めて会見を開くというのもすごいなと思ってしまいました。

今後、山口さん抜きの4人でTOKIOとして活動していくから…ということもあるとは思いますが、そこまでしなくても良いんじゃないかという気がするのです。

 

だって、これ、一般人で考えたら、会社で一緒に働いている人が悪いことしたら同僚である自分にも責任がある、みたいな話ですよ。

もしくは、昔からの大親友や仲間が罪を犯したら自分にも責任がある、みたいな話ですよ。

家族だったらともかく…

いや、親などであっても成人している場合はどこまで責任があるの?という議論になることすらあります。

そう考えると、今回の事件も、普通に考えたら、TOKIOの他のメンバーがそこまでしなくても良いような気がするのです。

 

でも、TOKIOのメンバーは、「連帯責任」だと考えているようです。

「連帯責任」という言葉、「連帯責任を負わされる」とか「連帯して責任を負わざるを得ない」とか、他からの圧力もあって責任を負うみたいなイメージが強かったんだけど…

TOKIOの他のメンバーの場合は、自ら責任を負いにいってる感じがします。

 

それは長年現役で存続し続けるグループならではの考えであり、そういう考えだからこそ、長年存続してこられたのかなーと、そんなことを改めて思ってしまいました。

客観的に見て責任がある・なし、とかではなく。

一心同体っていうことなんじゃないかな?と思ったのでした。

 

 

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良い時も悪い時も共にあるのが「グループ」なのかも。それは夫婦にも似てる。

ここまで考えて、グループって夫婦とちょっと似てるのかも、と思いました。

健やかなる時も、病める時も…ではないですが、

良いことも悪いことも享受し合うのが「グループ」なのかもしれないと思います。

(勿論、全てのグループが当てはまる訳ではないかもしれませんが)

 

 

また、グループがあることは、山口さんにとっては幸運なことなんじゃないかなと、個人的には思います。

勿論、彼のしたことは絶対的に許されることではありませんし、擁護する余地はありません。

ですが、今後考えるべきは、どう罪をつぐなっていくか、どう更生していくか、だと思うのです。

それを考える上では、所属しているグループがあって連帯責任を負ってくれるメンバーがいることはとても大きいんじゃないかなと思うのです。

犯した罪は罪ですが、1人の人間である以上、更生するためにも、支えてくれる人の存在も絶対に必要だと思うから。

お酒を飲んで…ということなので、その辺の問題も解決しなきゃでしょうしね。

 

まとめ

なんだかツラツラとまとまらない文章でいろいろ書きましたが、今回の事件でTOKIOを見ていて、グループについて思ったことを書いてみました。

有事の時には連帯責任取る覚悟をお互いに持っているからこそ、グループが長く続いてきたんだろうなと思った、ということです。

 

山口さんの芸能界復帰については、私はあまり考えない方が良いかも…と個人的には思ってしまうのですが、TOKIOの他のメンバーに関してはすごく応援したいと思っています。

読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

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コメント

  1. あやぞぅさん、こんばんは。
    自分も同じ面々でグループとして何十年も付き合い合って活動し続ける事は凄い事だと思います。ブログを読んでTOKIOのメンバーは1人1人が責任感が強い人柄だと感じました。「連帯責任は無責任」という慣用句があるように気を許し合える仲でなければ問題を起こしたたった一人のために責任を負う事自体馬鹿らしく関わった自分が情けないと思う事がありますね。

    • あやぞぅ より:

      しゃんしゃんさん>
      コメントありがとうございます。
      連帯責任は無責任という言葉、初めて聞きました。
      私自身は連帯責任って言葉自体はあまり好きではないし、今回のような件なら本来他のメンバーに責任はないと思うんですが、付き合いの長いグループだからこそなのかなーと思ったりしました。
      そういう仲間がいること自体、すごいですよね。
      TOKIOの残った4人は心から応援したいなって思ってます。

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